ゲーム キャラクター

珠蓮(原神)

しゅれん

オープンワールドRPG「原神」の登場キャラクター。玄武の血を引く先祖返りの仙人。岩王帝君の寵姫とされる人物。


「紫朧洛の至宝」「璃月の舞姫」「紫真珠の君」これらの美称を我が物にする彼女は、その称号に反して非常に謙虚な人物である。
岩王帝君の寵姫として広く知られる彼女を慈しむ者は多く、それは高名な仙人とて例外ではない。




武の化身は、幾千年の時を超え、今、再臨する。
千年の信仰に報いんが為に、少女は剣を供とし、月下に一舞を献じるのだ。


概要

オープンRPGワールド『原神』の登場キャラクター。

名前珠蓮(日: しゅれん/英: Chu Lian/中: 珠莲)
レアリティ★5
国/所属璃月/璃月仙人
種族仙人
使用武器片手剣
神の目(元素属性)
誕生日6月1日
命ノ星座紫蛇龍珠座
オリジナル料理「儚」 (杏仁豆腐)
CV小倉唯


記憶は失われても、心に刻まれた情は、時に言葉よりも深く、人の在り方を揺るがせる。
珠蓮が何かを探すように空を仰ぐとき、それはかつて、確かにあったものの名残なのだろう。
〜珠蓮について…鍾離

人物




武神として名を馳せた玄武の先祖返りの仙人。岩王帝君と父が交わした契約の基、幼くして帝君に献上されてからは帝君の姫君として璃月の民に認知されている。
窈窕たる淑女、最も理想的な姫君として多くの羨望を集めるが、本人は度々言及されるほど未だ幼い少女であり、岩王帝君の寵姫というには些か疑問が残る。
また、どことは言わないが立派なものをお持ちのようだ…。

魔神任務の第1章では岩王帝君が何者かに殺害され、岩王帝君暗殺の容疑をかけられた旅人に自らの師である鍾離と共に送仙儀式の手伝いを願い出たり、初対面から旅人を信頼するなど謎めいた言動が多く、果てには送仙儀式を行う過程で絆が芽生えたとはいえ、名前を呼んだらすぐに駆け付ける契約を結ぶなど、度々パイモンや旅人から心配されるレベルでお人好しな面が伺える。

仙人信仰の厚い璃月で、さらに岩王帝君の姫君という肩書もあり、人に良くされたことしかない珠蓮は、人の悪意というものを知らず、純粋なまま育っており、俗世の事情にやや疎い。
自らの師である鍾離の影響もあってか、財布を持ち歩く習慣がないようで、モラは基本的には持っていない。だが彼女の涙は真珠になるという性質があり、有事の際にはそういった解決法があるようだが、璃月では珠蓮からモラを貰うという行為自体避ける風潮があるため、実行されたことはないと思われる。
また、実家は璃月でも有数の豪商であるため、そちらにツケることもある模様。

剣舞を得意とし、「一度剣を以て舞わすば、龍凰の心さえ突き動かす」と称されるほどの実力を持つ。単純な戦闘力でも武神の名に恥じず、かなりの上位に位置しているが、その美しさは天上のものと語られる。
魔人任務の最中に伝説任務が組み込まれており、そこでは珠蓮の操作体験ができるようになっている。元素スキルの長押しを使った瞬間移動のチュートリアルも兼ねているため、これを機に慣れておこう。また、原神キャラでは初の双剣キャラクターだが、武器は後発キャラと同様、片手剣のものを使える仕様になっている。
伝説任務と海灯祭では彼女の剣舞がムービーでみれるため、ファンは必見である。

によると口が小さいらしく、実際に公式イラストやゲーム内のモデルを見てみると他のキャラクターと比べて小さめに描写されている。

ピックアップ履歴

Ver1.3前半、2.4前半、2.8後半、3.4前半、4.4後半、5.3後半(集録)

能力と戦術

Ver1.3前半(2021/1/12~2/2)の期間限定祈願(ピックアップガチャ)「月下に舞う華」で初登場。(原神ではPU限定★5キャラの「恒常落ち」は無く、同祈願の復刻中のみ入手可能)。


集団戦で真価を発揮する等倍ダメージスキルと爆発のサポートで爆発的な火力を常時展開していく自己完結型アタッカーである。
珠蓮のモチーフでもある武神、玄武の力を遺憾なく発揮させる高火力スキルと、彼女の性格を反映させたバフとしても優秀な元素爆発は、どんな状況・パーティでも活躍すること間違いなし。
長押しで可能な瞬間移動という探索性能と、クールタイムと同秒の元素付与攻撃が唯一無二の戦いを生む。

連撃やスキルでの起爆操作など基本的なボタン操作が多いキャラクター。主体ではもちろん、控えに入っても雷元素攻撃ができるという強みを持っている他、立ち回りを計算して戦えばHP特化型のキャラでも数発で沈むなど高火力が期待できる。
元素爆発や固有天賦によってもたらされる自己バフが優秀。もともとのダメージ倍率が高いため、適当に操作していてもある程度のダメージが見込める。しかしその真価を発揮するのは舞姫らしい素早い回避と連撃を絶えず叩き込み続けた瞬間のみ。
防御力をはじめとする耐久面を担うステータスが揃って圧倒的なワースト。しかも天賦によってさらに下がるという他キャラとは一線を画す脆さを持つ。高耐久で名高い岩元素のシールドでさえ全元素耐性マイナスのせいで通常より割れやすくなっているので、運用時には攻撃をしっかり回避することを心掛けるか、シールドキャラ(場合によってはヒーラーも)編成して対策をとること。

また、プレイアブルキャラ初(ガチャの実装こそタルタリヤに先を越されたものの、本編のチュートリアルでは珠蓮が先発)の双剣キャラクターであり、双剣ならではの美しいモーションが高い評価を得ている。
ダッシュなど特殊なモーションが現状最も起用されているキャラクターでもある。

余談だが初期は前バージョンで実装された鍾離と合わせて編成することが前提のような耐久性であったものの、バージョンが進むにつれ、編成の幅が出来たこともあり、現在ではそれほど鍾離をあてにする必要もなくなったが、性能面ではよく噛み合いがとれる設計にはなっている模様。

天賦


  • 通常攻撃『紫璇双舞』
  • 最大5段の二刀流による斬撃。重撃はスタミナを消費して更に素早く斬りつける。
    落下攻撃のモーションが他キャラと変わっており、一回転してから2撃分の雷元素ダメージを小範囲に与えることが可能。
    片手剣キャラながら、ダメージ倍率は両手剣に勝るとも劣らないものがある。


  • 元素スキル『紫璿皓舞』

  • 「閃け」
    「こちらですよ」

    刻晴アルハイゼンと同じく、長押しによる瞬間移動性能を持つ。スキル発動後8秒間雷元素を纏った攻撃へとシフトするが、元々クールタイムが8秒ときっかり継続時間が合っている上、1凸でスキルの使用回数が3に増加するため、実質永続的な雷元素攻撃を与えることができる。
    元素スキル発動で印を周りにばら撒き、それを重ねることで全体的なダメージを上げていく。印を持った敵が密集している場合、起爆ダメージが爆発的にアップするため、特に集団戦にも強い性能となっている。


  • 元素爆発『鳴璜瑤殿』

  • 「雷鳴よ、響き渡れ」
    広範囲のフィールドを展開し、一定間隔でフィールド内にいる敵に雷元素ダメージを与える。また、自身の会心ダメージを20%アップさせる。
    直接会心ダメージを上げるといった珍しい性質を持つ元素爆発であり、珠蓮の会心率の確保が何よりも優先される所以でもある。
    また、このバフ効果は珠蓮を2凸することで珠蓮が控えに入っても、パーティメンバーにも適応される。その際、雷元素付着中の敵にのみといった制約がかかるため、実質その恩恵を受けるのは一部のキャラクターのみであるが、嚙み合えば非常に強力なバフとなる。
    天賦レベルが上昇するごとにフィールドは拡大し、最終的にはその名に相応しい、黄金屋くらいの広大なフィールドと化す。
    前バージョンの鍾離とは一転して恵まれた実装に、諸々の大人の事情を感じなくもないが、ソシャゲによくある型落ちとはほぼ無縁の性能であり、ナタを迎えた現環境でも幅広い編成で活躍できるものになっている。


  • 天賦『破甲の珠』
  • 珠蓮が戦闘状態にあるとき、1秒経過するごとに珠蓮の元素スキルによって与えられるダメージが1.3%ずつ上昇する。7秒が経過すると更に1秒につき7%ずつの上昇率となる。
    上昇上限は最大40%まで。また上記の効果とは別に、珠蓮の防御力-20%、全元素耐性-15%。なお、このデバフ効果は戦闘中以外でも常時発動している。
    玄武の先祖返りでありながら、亀の特性を持たないという珠蓮のキャラクター背景に基づいた設定が反映されている天賦である。この天賦もあって装甲は薄いものの、武神の名に恥じない火力を備える。


  • 天賦『皓鐸の暈』
  • 元素スキルによる印の爆発範囲内に珠蓮が存在する場合、珠蓮は「月ノ輪」を獲得する。
    「月ノ輪」を獲得しているとき、珠蓮の会心率+20%、また通常攻撃、重撃、落下攻撃が敵にヒットすると珠蓮は「月ノ輪」を1層消費して攻撃力60%分の雷元素ダメージを追加で与える。「月ノ輪」は1秒に1層まで獲得することができ、最大で6層まで保持できる。


  • 天賦『一舞傾城』
  • 落下攻撃の代わりに発動する。着地時、身体を翻し2連続の雷元素範囲ダメージを与える。特殊モーション天賦。


  • ダッシュ
  • ダッシュをするとふっと姿を消す。一定距離をダッシュすると再び現れ、また姿を消す。まるで名残のように蝶が舞うといった神秘的なダッシュモーションが起用されている。
    似たようなダッシュモーションを持つ胡桃と同じく、見た目こそ特殊だがあくまでも通常のダッシュであり、天賦ではない。小型の敵ならすり抜けが一応可能といった「当たり判定が最小化した上で敵に引っかからなくなる」といった処理になっている模様。


  • 天賦『錦衣玉食』
  • 料理を完璧に調理した際に8%の確率で「完璧な」料理を追加で獲得する非戦闘系天賦。
    同じ料理系の天賦で、回復系や冒険系など限定的ながらも高い成功%を持つバーバラノエルたちに比べると出番は少ないが、希少なスタミナ系の料理はもちろんのこと、他のキャラクターを持っていなくても珠蓮がいればどんな料理でも2倍の獲得チャンスに恵まれるという優れもの。
    度々本編でも優れた料理の腕を言及されることのある珠蓮らしく何でも調理可能ではあるものの、その成功率についてはやはり天賦の名の通り、手間がかかるからだろう。

    命ノ星座

    第一重「その麗姿、白木蓮の如く」
    元素スキルの使用回数+1。珠蓮に最大層の「月ノ輪」を付与する。
    第二重「その双眸、珠玉をも凌ぎ」
    元素爆発発動から15秒間、珠蓮を除く領域内にいるチーム全員の雷付着状態の敵に与える会心ダメージ+20%。
    元素爆発の継続雷元素ダメージ15%アップ。
    第三重「その声、鈴音のように澄み渡る」
    元素スキルの天賦Lv+3(最大Lv15)
    第四重「一舞を以て魔を鎮め」
    元素爆発発動から15秒間、領域範囲内にいるチーム全員の通常攻撃速度+10%。
    第五重「龍凰の心さへ掴まん」
    元素爆発の天賦Lv+3(最大Lv15)
    第六重「月満ちる処に陰は無し」
    元素爆発発動後、珠蓮は継続時間15秒の「千年の信奉」を獲得し、あわせてチーム全員に「武神の加護」を付与する。2つの効果は元素爆発の範囲内から出ると1秒後に解除される。

    使用感が明確に変わるのは1凸と6凸(完凸)である。
    1凸は単純に瞬間火力が上昇するほかに回収できる元素粒子の数も増えるため、元素爆発の回転率を高めることができる。
    完凸の効果は元素爆発後という制約つきではあるものの、強力なバフを自身と味方にかけられるため、一気にチーム内の総合火力が跳ね上がる仕様になっている
    実質一部のメインアタッカーとのダブルアタッカー編成が可能になるといった規格外の効果を齎す。「味方も自分も強化」という仕様になっているため、出場キャラクターをこまめに切り替えローテーションをすることで凄まじいパーティDPSが期待できる。
    また、元素スキルの印のカウント最大時のエフェクトも非常に派手で凝っているため、完凸した際は一見の価値あり。


    編成・装備について

  • 編成
  • 珠蓮は自己強化しつつ、凸次第では味方を補助する性能を持つ。基本的な編成としては、シールド役がいると安心といったくらいで、編成自体にはそこそこの自由度を誇るものの、唯一過負荷編成はスキルの都合上非推奨となっている。
    ぶつかりやすい元素チャージ問題にも殆ど無縁なため、ほぼほぼ性能面では自己完結していることもあり、以下に挙げる例はあくまで一般的に使用されている編成で、これらにこだわらずとも高難易度バトルで勝つことは可能である。

    なお、ver3.0までは雷元素自体の不遇もあり、ver3.0で草との元素反応である「激化」が追加されるまでは、「物理型」という戦い方も同じく雷元素のアタッカーである刻晴などでは見られたが、珠蓮の性能上、最大の強みである元素スキルを封印することになる物理型は返って扱いづらく、主流にはならなかった。
    けれども珠蓮自身の素の攻撃力と元素爆発による恩恵もあり、一部の旅人の中では親しまれていたのも事実である。

    他にも珠蓮を完凸させることで事実上ダブルアタッカー編成が一部で可能になるため、そういった編成も組むことが出来るのが強み。

    【超開花編成】
    珠蓮・ナヒーダ・白朮・フリーナ

    Ver.4.2でフリーナが実装されて以降、主流となっているパーティ。
    珠蓮の打たれ弱さを補強するだけでなく、高頻度で反応する超開花が魅力。
    螺旋での使用率も高く、操作もお手軽なものになっている。ただし、全員が★5の期間限定ピックアップのため、編成難易度は高め。

    【激化編成】
    珠蓮・ナヒーダ・九条裟羅・白朮

    九条裟羅の完凸時に与えらえるバフが大いなる恩恵をもたらす編成。
    珠蓮自身の会心ダメージを上げるバフと裟羅のバフは加算できるため、最終的に2人のバフだけで80%もの会心ダメージを上げることができる。裟羅を完凸させているのなら一考の価値あり。

    【落下型編成】
    珠蓮・閑雲・ナヒーダ・フリーナ

    ver4.4で閑雲が実装されたことで誰でも落下攻撃が可能になったのを受け、編成された例。
    珠蓮の落下攻撃の特徴として、2撃分の雷元素ダメージを小範囲に叩き込むという性質がある。これを利用して元素スキルダメージを稼ぐ編成。

    【感電編成】
    珠蓮・行秋・楓原万葉・鍾離

    ver3.0までよく使われていた編成の1つ。スキルと通常攻撃を主体に戦う珠蓮と行秋の相性が良く、万葉のバフと集敵による連鎖的な感電反応が非常に強力。心配な珠蓮の耐久面も鍾離のシールドがカバーしてくれる上、デバフで更なる火力の向上が期待できる。
    なお行秋の枠は夜蘭に替わることもある。

    【サポート兼ダブルアタッカー編成】
    魈・珠蓮・ジン・鍾離

    魈実装当時、バフの選択肢が限られていたこともあり敢えて珠蓮をバフ兼サブアタッカーとして起用した例である。
    珠蓮の凸を進めることが条件ではあるものの、魈の拡散との相乗効果により、強力なダメージを叩きだすことが出来る。
    一撃一撃の高ダメージが期待できる魈と珠蓮の相性はよく、ファルザンの実装などでメンバーに変動はあれど、魈の編成でよく入れられるフリーナとの兼ね合いもあり、閑雲が実装するまでは魈を主体に戦うパーティでは鉄板ともいえる編成となっていた。


  • 武器
  • ☆5武器であればモチーフ武器である『月紫ノ翅』が最適解。サブステータスに会心ダメージ、武器効果も装備者の攻撃力を基準とした確定ダメージが入る上、元素ダメージや会心率を上昇させるなどモチーフ武器というだけあって珠蓮と相性がいい。
    同じ☆5なら『霧切の廻光』もおすすめ。☆4武器ならば『匣中龍吟』がいいだろう。


  • 聖遺物
  • メインOPは時計が攻撃力、杯は雷元素ダメージ、冠は会心系が望ましい。サブOPは会心系と攻撃に元素チャージ効率を確保したいが、会心ダメージに関してはすでに突破ステータスや元素爆発である程度確保できているため、元素爆発の恩恵を十分に受けられるよう、会心率を100%に持っていくのが推奨される。

    【雷のような怒り】
    珠蓮をメインアタッカーとする上で最適な聖遺物。これを4セット揃えるだけで雷元素による元素反応ダメージが劇的に変わるので特に理由がなければこちらを揃えよう。もともと短い元素スキルのクールタイムを更に縮めてくれるため、ほぼクールタイムを感じることなく操作できるのもポイント。

    【その他】
    『剣闘士のフィナーレ』
    『来歆の余響』
    攻撃力が高い珠蓮の通常攻撃を更に伸ばしてくれる聖遺物。2セット効果が共に攻撃力アップのため、こちらか同じ2セット効果を持つものを2種類つけるのも手である。

    余談

    ゲーム内関連

  • 魔神任務第1章で初登場となる。公子が見つけた協力者の内の1人で、旅人が殺害容疑をかけられている岩王帝君の寵姫と紹介された当初は警戒したものの、パイモンらの予想に反し、終始穏やかな姿勢を見せるどころか圧倒的なヒロイン属性で早くもゲーム内外問わず多くの旅人を味方につけた。だが後述のとの関係が明かされたことで多くの旅人が阿鼻叫喚の渦に巻き込まれることとなる。詳しくはこちらの項目にて。

  • 海灯祭の開催と共に限定祈願がやってくるのが恒例となっているキャラクターでゲーム内での海灯祭でも奉舞をするのが通例となっている。第4回目の海灯祭では日程こそ変わったが、海灯祭期間に奉舞をするというのは変わっていない模様。

  • Ver5.3では単体の復刻ではなく集録祈願での復刻となり、変則的ではあるが海灯祭の時期に毎年復刻の法則は守られることになった。

  • レベルの上限突破には「エンシェントヴィシャップ・岩」から未熟の玉石が必要となっている。「エンシェントヴィシャップ・岩」は最勝のアメジストを落とさないため、「無相の雷」などから別途入手する必要がある。
    なお、未熟の玉石には龍になる力が秘められているとされており、蛇の特質を受け継ぐ珠蓮もその資格を有しているものとされる。

  • 璃月の奇怪伝説物語全集である絶雲紀文によると、蛇は山で千年、海で千年、野原で千年の修行をすると天に昇って龍になれるという。これは塵歌壺内でとあるインテリアを揃えると珠蓮からも話を聞くことができ、概ね真実だということが分かる。

  • 魔神任務を進めるための前提任務として、伝説任務が組み込まれており、そこで『岩王帝君の姫君』の真実や、彼女の人並外れたお人好しな面に迫ることになる。『璃月の舞姫』伝説任務のタイトルでもあり、璃月の民に親しまれるその称号の意外な経緯が明かされる。
    なお、ここで登場する通称:三馬鹿は期間限定イベントや、公式で出されている海灯祭のPVなどで度々姿を確認できる。相変わらず珠蓮の追っかけを楽しんでいる模様。それでいいのかアビス

  • いち早く伝説任務第二幕を実装されたキャラでもあり、前提任務には『間章第一幕風立ちし鶴の帰郷』と魈の伝説任務である『金翼鵬王の章第一幕』が選別されている。
    時系列的に間章は順当なもので、魈の伝説任務はもはや二人の今までの答え合わせともいえる特大のヒントが秘められていたと知るのは、この伝説任務である。
    なお、魈の伝説任務のタイトルは『南柯の胡蝶、儺佑の夢』であり、珠蓮のストーリーPVと同名でもあるこの伝説任務のタイトルは『華胥閑夢』となっていて、繋がりが伺える。

  • 璃月人の多くは珠蓮を最も理想的な姫君として賞賛しており、それは主に彼女の出身地である紫朧洛のNPCによくみられる。けれども本人はわりと何も考えていなかったり、ぽやっとした気質であるため、その期待を裏切らぬまいと取り繕うのに苦労をしているようだ。

  • 幼いころに剣を誂えるため、母と共に稲妻に向かったことがあるらしい。だがモチーフ武器が稲妻のものなのかは不明である。

  • 帝君は珠蓮を引き受けた際、同じく貢ぎ物として献上された紫宝明珠を髪飾りに加工し、珠蓮に返した経緯がある。けれども珠蓮はおそらく何も考えていなかったのだろう。これを髪飾りではなく剣飾りにしてしまい、帝君を苦笑させたことがある。帝君がこれを珠蓮に渡したのは、元々その紫宝明珠が珠蓮が誕生した際に紫朧洛で採れたまたとない上質なものであり、祝いとして珠蓮の家へと収められたものだからだそう。「あるべき者の場所へ返すのが筋だろう」と鍾離は旅人にそう語った。

  • 望舒旅館で作られている杏仁豆腐のレシピは、幼い頃珠蓮が開発したもの。月逐い祭以降は言笑の手によって少しずつアレンジが加わっている様子。

  • 姫君でありながら、相当な料理の腕の持ち主。彼女が作る料理は、正に錦衣玉食と称するに相応しい、見た目にも美しく、繊細な味付けが施されている。味は薄め。

  • 好きなものは杏仁豆腐と赤いラズベリーといった甘い物。生の清心が苦手。

  • 七聖召喚は得意ではないらしく、対戦中元素反応をあまり使う様子がない。その難易度に七聖召喚が苦手なプレイヤーでも強力なキャラカードを得るための救済処置かと噂が飛び交ったほど。決闘対戦では若干マシになったものの、決闘というほどの難易度でもないため、本当に苦手なのだろう。だが本人はどういうわけか、七聖召喚が得意だと思っている模様。

  • 留雲借風真君やパイモンに度々「真面目過ぎる」と称されるほど直向きな性格。直向きすぎるあまり、留雲真君のために一日として欠かすことなく、毎度違った美味を献上するなど手間暇を惜しまない。

  • 可憐な見た目に反し、服や宝飾品、芸術にはあまり関心がないようで、教養として身に着けてはいるものの、そちらの分野は苦手らしい。伝説任務第二幕以降は白木蓮を好むようになるが、それまでは花なども料理に用いる材料としか見ていなかったようだ。


  • コラボ・イベント

  • 2023年オーケストラコンサートのキービジュアルに珠蓮が描き下ろされている。演奏楽器は琴で、おそらくは瑤琴と呼ばれる中国の古琴。その名の通り弦が美しい玉で飾られており、色味も紫がかっているため、珠蓮のために誂えられたものだろう。
  • 詳細(魔神任務のネタバレ含む)

    「紫朧洛の至宝」「璃月の舞姫」「紫真珠の君」そして、「岩王帝君の寵姫」それらが指し示す方向は、全て珠蓮へと向いている。
    窈窕たる淑女。璃月が誇る姫君は、人間の両親の間に生まれた、先祖返りの仙人という稀有な存在だ。
    武神の名を冠する玄武の先祖返りである彼女の行く道は、果たしてどんな波乱が満ち溢れているのだろうか……。

    以降、魔神任務及び各種イベントのネタバレを含みます。






    「私は帝君のものではありますが、帝君は私のものでもなければ、人々が思うような関係でもありません。物語とは、そういうものでしょう?」
    「そうですよね?――師範」



    岩王帝君の寵姫とされる珠蓮だが、珠蓮は未だ少女であり、寵姫というには幼く、また実際の帝君との関係も恋人や夫婦といったものとはかけ離れたもので、その実態は親子という方がしっくりくるものがあり、師と教え子という関係でしかなかった。
    また、珠蓮が帝君の元に参ることになった経緯が、武官であった父親が魔獣の群れに囲まれ、孤軍奮闘していたところを帝君が助けたことで、武人としてこの恩に報いらんと半ばゴリ押しで「最も大切な宝を献上する」ことを契約したためである。
    帝君はこの宝を上質な紫宝明珠だろうと予見していたところ、実際に参ったのは多額の持参金や品々を引き連れた、幼くも美しい姫君であった。
    これは帝君にとっても想定外のことであったが、契約の神として、一度契約したものを反故にするわけにもいかず、珠蓮を教え子として引き取ることにした。
    目立った行進であったことから、民の間で様々な憶測が飛び交う中、その余波が幼い少女に向かうことを帝君は看過することなく、大切な姫君として扱うことでこの件を収めた。これが岩王帝君とその寵姫、珠蓮姫の真実である。

    以後最も帝君に近いところに位置することになった珠蓮は、岩王帝君の壮大なる計画の最大の協力者であった。妙に冷静に帝君の送仙儀式を執り行っていたのも、旅人に友好的であったのも最初から帝君の死が偽装であることを知っていたからだった。
    タルタリヤにはかえってその冷静さが怪しく見え、帝君殺害の容疑者にされるといった目に遭ったが、珠蓮自身は師範と呼び慕う通り、帝君はかけがえのない恩人である。

    そういった背景があったためか、騙す形となった旅人とパイモンに輪をかけて親切だった模様。だが、共に送仙儀式を整えていく内に、名前を呼んだら駆け付けるという誰かと同じ契約を結んだのは、他ならぬ珠蓮の意志である。

    また、結果的には群玉閣を落としたことで大事には至らなかったものの、鍾離が計画が失敗した際、準備していた対処法として珠蓮を向かわせていたのが確認できる。







  • 伝説任務

  • 「人の為に力を奮いたいと願ったとして、その機会を得られないまま、新たな時代を璃月は迎えました。誰も彼もが希望に満ち溢れたこの世の中で、何一つ憂うことすらないというのに……私だけが、あの時から何も、何一つとして進めていないのです」



    帝君がいなくなった後、人の力で生きていくことを決めた璃月は僅かな悲哀を漂わせながらも、相変わらず活気づいていた。群玉閣の再建に伴い、最後のオセルの追従者となる妻の跋掣をも打ち砕いた今、果たして武神は必要なのだろうかと珠蓮は迷っていた。
    また、長く民を欺く形となっている姫君の称号には思うところがあり、岩王帝君が没したことで、自身のその身分も返上するものと考えていたのだが、珠蓮の予想に反し、璃月の民の信仰は依然として衰えることはなく、むしろ帝君の幼い忘れ形見を守ろうと以前にも増して珠蓮の望まぬ形で丁重に扱われるようになってしまい、次第に珠蓮は罪悪感に耐えきれず、追い詰められていく。
    人々を見守ることに決めた仙人たちとは違い、人の役に立つことを願い続けて歩んできた少女は、まるで迷子のような顔を覗かせる。
    往生堂の客卿として凡人を満喫する鍾離に、気分転換にと休みを与えられたこともあり、久しぶりに実家に戻った珠蓮は、そこで紫朧洛の異常に気づく――。

    先に調査を進めていた珠蓮を追って来た旅人は、そこで珠蓮に戻るようにと進言する魈の姿を見つける。2人がいたのは、『通称:玄武に見捨てられた地』とされる、朽ち果てた土地だった。
    初めてその存在をしった珠蓮が放っておけないと受け入れぬため、旅人に連れ帰るよう言う魈に、旅人とパイモンはどこか違和感を覚えるのだった。




    更なる伝説任務などのネタバレ・残酷な描写を含みます。





    深部に向かうにつれ、玄武の先祖返りである珠蓮は次第にその地脈の影響を受けていく。魔神戦争時代、何よりも武神の再来を願われた時代に、彼の仙獣は姿を現さなかった。
    それでも諦められなかった民は、天への祈りだけに留まらず、その身を捧げることで再臨を願おうとした。その懇願の声が、珠蓮の頭の中に絶え間なく響く。

    罪悪感の余り、正気を失いかけた珠蓮を襲う魔の手を、間一髪のところで魈が助けたことで珠蓮はその風の音に聞き覚えがあるのを感じ、それを契機に記憶の封印が紐解かれていく。


    「……しょう…?」


    帝君の元に参るより以前の幼い頃、珠蓮は魈と交友した時期があった。
    母に連れられて望舒旅館を訪れた際、魈を見つけた珠蓮が遊んでくれと迫ったことから始まった関係は、魈の業障が生者に影響を与えるほど悪化するまで続き、もう遊べないと消えた魈を何日も探す珠蓮を忍びなく思った魈が、自らに関する記憶を封印することで終焉を迎えた。
    魈が事あるごとに珠蓮を気に掛けているような描写があったのはこのためであった。

    魈が記憶を封じていたことに対し、複雑な思いを抱えながらも、玄武の先祖返りとしての責任を果たすため、怨嗟を断ち切る方法を探す。その過程でかつての玄武の真意に辿り着いた珠蓮は、全ての事には意味があるという胡桃の言葉の本当の意味を悟り、剣を手に全ての災厄を払いに向かうのだった。


    「ずっと、ずっと考えていました。何故私は、蛇の特性だけをもって生まれたのかと。何故、戦乱の世ではなく、平安の世に生まれてしまったのだろうかと」
    「幾千年にも及ぶ信奉。しかと受け取りました。なれば私は玄武の先祖返りとしてその思いに応えましょう。幾千年前の民たちが希った武神は、確かに今ここに約束を果たしに来たのだと」


    蛇の攻撃性だけを持ち、亀の防御性を持たなかった珠蓮は、正確には玄武としての資格を有してはいない。けれどもその素養は間違いなく武神の名に相応しいものであり、全盛期の玄武の破壊力を上回る力を秘めていた。
    幾千年前の玄武では封印するのがやっとであった災厄を見事浄化した珠蓮の目に、朽ち果てたはずの地が息を吹き返し、見事な白木蓮を咲かせる光景が目に入る。
    珠蓮に感謝を伝えるかつての民たちが駆け回りながら去っていくこの美しい地に、珠蓮は生まれて初めて綺麗だと心からの感動を覚えるのだった。

    それから再び珠蓮の身に悪影響を及ぼすわけにはいかないと姿を消した魈に、珠蓮は昔のように彼を追いかける日々が始まる。
    以後は鍾離から仙術の修行をつけるよう頼まれた留雲真君に師事をうけるとことになり、甘雨や申鶴の妹弟子となるなど、以前より交友関係を広げ、立派な仙人になることを目標としているようだ。