「あれ、今日は一人なのかい?」
「承太郎さっき女子に呼び出されていっちゃった」
「ああ・・・なるほどね。相変わらず人気だなあ」
「花京院くんもこないだ下級生に呼び出されてなかった?」
「そんなこともあったな」
「うわ冷た!その言い方は断った感じだな」
「全く知らない子だったし・・・」

「安心したあ〜」
「え?」
「私花京院くんのこと好きだからいつか告白しようと思ってるんだけどなかなか言えなくてさあ」
「待て待て待て」
「言えずにこのまま卒業しちゃって、気が付いた時には花京院くんの横に全く知らない女の子とか居たら泣いちゃうもん」
「なまえ、僕の声ちゃんと聞こえてる?」
「あ〜タイミング掴めないなあ」
「いやもう言ってるし」
「じゃあ付き合ってくださいよおせんぱ〜い」
「同学年でしょ。・・・・いいけど。」
「・・・・・・・・・いいの!!!??」
「声でかいな」
「心臓出そう・・・顔熱くなってきた」
「今更照れるのか・・・」


花京院