白紙

           

3/3

・わかっているのに! ☆勝ち
赤月「試合には勝てたけど…これじゃ、ダメだ。こんなの、私のテニスじゃない。」
☆負け
赤月「自分のテニスが、全然できなかった…。これじゃ、負けて当然だよね。」
☆越前リョーマ「あれでテニスをやっているつもりなの?…まだまだだね。」
赤月「どうして?練習だってちゃんとやってるのに…。」
リョーマ「へぇ…あの程度の練習で、ちゃんとやってるつもりなんだ?」
赤月「……。」
リョーマ「自分で満足のいくテニスができてないってことは、練習が不充分だってことじゃない?」」
    「できるようになるまでやらなきゃ、練習したうちには入らないよね。」
赤月「ああ、もう!!」
リョーマ「なに?」
赤月「もう、うるさいなぁ!私のことは、ほっといてよ!」

赤月(こうして、今日の練習試合は終わった。)
  (怠けてる訳じゃないのに!わかってるのに!)
  (リョーマ君のバカーッ!!)
☆乾 赤月(自分のテニスが、全然できなかった…。これじゃ、負けて当然だよね。)
・パートナー時
乾 「負けたこと以上に問題のある試合だったな。」
  「どうやら、いまのお前は自分のテニスを見失っているようだ。」
・非パートナー時
乾 「正直なところ、あまり誉められた内容ではなかったな。」
  「負けたことが問題という訳ではない。改善すべきは…。」

赤月「わかってますよ、私だって!だから悩んでるのに…。」
  「自分のテニスを持ってる乾先輩には私の気持ちなんて、わかるはずないんです!」
  「もう、ほっといてください!」
乾 「おい、赤月…!?」
赤月(怠けてるわけじゃないのに!わかってるのに!)
  (乾先輩のバカーッ!!)
☆裕太 赤月「自分のテニスが、全然できなかった…。これじゃ、負けて当然だよね。」
  (なんで練習どおりの力を出せないのよ、私!怠けてた訳じゃないのに!)
  「あ、不二さん…。」
・パートナー時
裕太「おい、どうした?ずっとチグハグだったじゃねぇか。お前らしくねぇテニスだったぜ。」
・非パートナー時
裕太「どうした?今日は、なんかお前らしくねぇテニスだったな。」

裕太「お前は度胸が武器なんだから、思いきってガンガン打って出れば、それでいいんだ。」
  「お前の持ち味を、もっと出せよ。スタミナだって充分あったはずだぜ。」
赤月「私らしくないテニスだったなんて言われなくたって、わかってるのに!」
  「どうして、そんなこと言うんですか?そんなこと、私が一番わかってます!」
裕太「勝っても負けても、自分のテニスができなきゃ、しょうがねぇだろ!?いつもの元気を出せって。」
  「俺が自主トレ、付き合ってやるからさ。…一緒に頑張ろうぜ。」
赤月「頑張れ、頑張れってったって、私は限界まで頑張ってます!これ以上どうしろって言うんです!?」
裕太「おい、巴、なにテンパってんだよ!?」
赤月「もう、ほっといてください!」
裕太「待てよ、巴!」
赤月(これ以上、頑張るなんて無理だよ!自分のテニスがわかんないよ!!)
☆跡部 跡部「試合、観せてもらったぜ。勝つには勝ったみたいだが、くだらないテニスだったな。」
赤月(どうして?練習だって怠けてなんかないし真剣にやってるのに…。)
跡部「どうした?」
  「巴は、こんなくだらねぇところでつまづくような人間じゃねぇだろう?」
  「それとも、俺様の眼力が鈍ったということか?」
赤月「もう、いいです!」
跡部「なに?」
赤月「私のことは、ほっといてください!!」

赤月(どうして、できないんだろ…?練習だって怠けてなんかいないし、真剣にやってるってのに…。)

・俺に出来る事は…
試合後に話しかけてきたキャラが登場
赤月(うーん…。なんかモヤモヤするし、散歩でもしよっかな。)

赤月(…なんだろう?どこかから、話し声が聞こえるような…。)
☆越前 赤月(えっ!?リョーマ君と、桃城先輩!?)
桃城「…お前、いま、赤月のスタイルを真似して打ってただろ?」
リョーマ「…まぁ、そうっスね。桃先輩、なんか気付いたこと、ないっスか?」
桃城「ほぉ〜、なるほど。アドバイスしてやるために、真似てプレイしてみたってか。」
  「越前も、スミに置けねえな。置けねえよ。」
リョーマ「…そんなんじゃないっス。茶化すの、やめてもらえます?」
桃城「ま、あいつにとっちゃ、初めてのスランプだからな。しっかり支えてやれよ。」
赤月(あっ、こっちへ来る!隠れなきゃ!!)
  (……。)
  (でも…リョーマ君が、そこまで私のこと、気にかけてくれるなんて…。)
  (でも…私はその期待に応えることができるのかな?)
  (…とりあえず、部屋に戻ろう。)
☆乾 赤月(…あれ、誰かいる。)
  (乾先輩だ…。)

乾 「…どこかに見落としがあるかもしれない。もう一度、計算してみよう。」
赤月(深刻な顔でパソコンに向かってる。)
  (気になるなぁ、ちょっとだけ近づいてみよう。)
  (そうっと、そうっと…。)
乾 「…あいつの潜在能力はこんなものじゃない。ミクスドで頂点も夢じゃない。」
赤月(あいつって…もしかして私のこと!?)
乾 「本当なら、もっとやれるはずだ。そのあいつに有効なアドバイスができないのは俺の責任だ。」
  「データにミスがあるとしか…。」
  「ダメだ!もう一度最初からだ。」
赤月(乾先輩…。私のこと、そこまで…!)
  (でも…それに応える事がいまの私にできるの?)
  (……。)
  (…とりあえず、見つかっちゃう前に戻ろう。)
☆裕太 赤月(…どうしよう、どうすればこの状態から抜けだせるんだろう。)
  (走って来ようかな。走って走って、頭カラッポにすればなにか思いついたりして…。)

赤月「はあっ、はあっ…。ふ〜〜〜…。」
  (あ…インドアテニス場の前に誰かいる…。会いたくないな。このまま、Uターンして…。)
???「…それで、俺の言い方が悪くて、アイツに伝わらなくて…。なぁ、兄貴なら、どう言ってた?」
赤月(不二さん!それに、不二先輩!)
不二「ボクなら…一緒に打ち合おうか、って誘うかな。練習じゃなくて、楽しむテニスをしよう、ってね。」
  「試合も含めて、テニスは楽しいんだってことを思い出せば、きっと彼女も自分のテニスを取り戻せるよ。」
  「クスッ…。裕太がボクに相談してくれるなんて、兄貴らしいことができて、うれしいよ。」
裕太「兄貴は…俺とはタイプの違うプレイヤーだからな…。それだけだからなっ!」
赤月(不二さん…。昼間のこと、そんなに気にしてくれてたんだ。)
  (誰よりも頼りたくないはずの、目標でライバルの、不二先輩に相談してまで…。)
  (すごく、ありがたいけど、私…。どうすれば、期待に応えられるのかわからないよ…。)
  (…とにかく、ここにいたらふたりに気づかれちゃう…。部屋に戻ろう…。)
☆跡部 赤月(…なんだろう?どっかから、話し声が聞こえるような…。)

赤月(えっ!?跡部さんと、手塚先輩!?)
跡部「…あいつはあの程度のレベルで終わるような選手じゃない。お前もそう思うだろう、手塚よ?」
手塚「…ああ、同感だ。だが、わからんな…なぜお前がそこまであいつを気にかける?」
跡部「フン…俺は、強い選手に興味がある、それだけだ。」
  「それがたとえ、他校の女子であろうとな。」
手塚「そうか…今までと異なる指導は、飛躍のきっかけになるかもしれん。よろしく頼む。」
跡部「…人の上に立つ者としても俺の方が上だということを、お前に教えてやるよ。」
赤月(……。)
  (あいつって、もしかして私のこと?)
  (跡部さんが、そこまで私のこと、気にかけてくれてるなんて…。)
  (でも…私はその期待に、本当に応える事ができるの?)
  (…とりあえず、部屋に戻ろう。)

3/4


・スランプ
試合結果が勝ち
赤月(勝つには勝ったけど…全然、ダメだよ。)
  (パートナーに頼りきりの情けないテニスだった…。悔しい…。)
試合結果が負け
赤月(また、負けた…。どうして、どうして勝てないの!?どうして結果が出ないの!)
  (こんな思いをするならテニスなんて、テニスなんてっ!)
  (…ダメだよ、やっぱり、私はテニスが好きなんだ。)

赤月(この思いを練習にぶつけよう!私に出来ることはやっぱり、それしかないんだ!)
  (ひたすら練習に打ち込めば、きっと、なにかつかめるよね。)
☆菊丸 赤月「よし、今なら誰もいないから、思いっきりやれるぞ!」
  「私のテニスへの情熱、テニスが好きだって心、全部、ぶつけてやるんだ!」
赤月「ダメだ。動きが、重い…。こんなんじゃ、まだまだ…。」
菊丸「ダメだろ、そんなに筋肉イジメちゃ!?」
赤月「菊丸先輩!?」
菊丸「ハードな練習のあとなんだから、そんな無茶な練習しちゃ、ダメだって。」
  「乾あたりに見つかったら、怒られて、ヘンなモン飲まされるぞ!」
赤月「そ、それは…。で、でも、練習しないと…いても立ってもいられないんです!」
菊丸「しょうがないにゃ〜。じゃ、俺が付き合ってやるか!」
  「もっちろん。かわいい後輩のためだもんな。一肌でも二肌でも脱いじゃうよん。」
赤月「す、すみません。私なんかのために。」
菊丸「気にすんなって!」
  「巴のためなら、なんだってしてやるからさ。乾のドリンクを飲む以外なら。」
  「練習くらい、いつだって付き合ってやるよ。」
赤月「……。」
菊丸「だから…なんか悩みがあったら、1人で抱え込まないで、相談しろよな?」
赤月「菊丸先輩…。は、はい!ありがとうございます!」
菊丸「んじゃ、練習始めるよん。」
赤月「はい!」

赤月(このあと、菊丸先輩に練習の相手をしてもらった。)
  (ハードな練習ではなかったけど、スランプを抜け出すための、ヒントをつかめた気がする。)
  (気分も落ち着いたみたいだし、明日からのテニスは期待出来そう。菊丸先輩には感謝だよね。)
☆乾 赤月「よし、今なら誰もいないから、思いっきりやれるぞ!」
  「私のテニスへの情熱、テニスが好きだって心、全部、ぶつけてやるんだ!」
乾 「お前というヤツは…。」
  「本当に、よくも悪くも思い込んだら前しか見えなくなる性格だな。」
赤月「乾先輩!?どうしてここに!」
乾 「お前の取る行動は簡単に想像がつく。」
赤月「…私って、そんなに単純ですか?」
乾 「ああ。過ぎるくらいにな。今のお前の思っていることも容易に想像出来る。」
  「誰も自分を理解してくれない。誰も助けてくれないと思ってるだろう?」
赤月「!?」
乾 「少しくらい頼りにしてくれてもいいと思うが?俺はずっとお前を見ているんだぞ。」
  「好調時の正確なフォーム、不調時の反応の鈍さ…。」
  「お前のすべてが俺の頭の中に入ってる。」
赤月「先輩…よろしくお願いします!」

赤月(このあと、乾先輩に練習の相手をしてもらった。)
  (練習量は多くなかったけど、色々アドバイスもしてもらって気分もだいぶ落ち着いたみたい。)
  (これで、明日からはもっといいテニスが出来そう。これも乾先輩のおかげだね。)
☆裕太 赤月「…はぁ、はぁ。(あと5キロ走ろう。それが終わったら、壁打ちだ!)」
???「巴。もうやめろ!充分走っただろ!?このまま続けたら、身体、壊すぞ!」
赤月「不二さん…。いいえ、まだやります!私は努力するしかないんです!」
裕太「…今更ガムシャラに練習したって、どうなるもんでもねぇだろ!?」
  「お前、毎日の練習はそれなりに出来てんだから、もう休め。身体が悲鳴上げるぞ!」
赤月「でも…。」
裕太「…そうだ、ちょっと来いよ。」
赤月「え?あ、あの…不二さん?」

赤月「ふう…。風が気持ちいい。だいぶ暖かくなって来ましたね。」
裕太「ああ。こうやって風に当たってれば、煮つまった頭も冷えるだろ。」
赤月「そんなに…。煮つまってないですよ…。」
裕太「じゃあ、さっきの無茶な練習はなんなんだよ!」
赤月「あ、あれは…その…。」

→(クールダウンしてたことにしよう!)
赤月「そう!クールダウンしてたんです。」
裕太「バレバレのウソつくなよ。」
赤月「…すみません。」
→(やっぱり煮詰まってたのかも…。)
赤月「…すみません。不二さんの言うとおりです。」

裕太「身体を休めて筋肉の疲れを取るのも本番で全力を出すためには不可欠だろ?」
赤月「本番…試合で全力、ですか…。それが出せないから苦労してるんですけど。」
裕太「俺が協力してやるよ。ひとりで努力するより、少しはマシだと思うぜ。…どうかな?」
赤月「…そうですね。その方が、絶対よさそうです。」
  「今日はもう休みます。あの…明日からは協力、お願いします!」
裕太「ああ、任せろよ。ふたりでやれば、きっと満足のいく結果が出せると思う。」
赤月「はいっ!よろしくお願いします!」

赤月(不二さんの協力の申し出に、私はひとりじゃないってわかったよ。…よし、明日から再出発だ!)
  (不二さんとなら、いい結果を出せそうな気がするよ!よーっし、最後まで頑張るぞ!!)
☆向日 赤月「よーっし!まずは砂浜の走り込み、気合い入れて行くぞーっ!」
向日「おい、待った。」
赤月「む、向日さん!…どうしてここに?」
向日「あ…う、海を見に来たんだよ。まだ泳ぐには寒いな〜。」
赤月「はあ…そうなんですか。」
  「あの、私、いまから練習するので下がっててもらえませんか?」
向日「あーっ、もう!お前って本当に周りが見えてねぇんだな!」
赤月「え?」
向日「ひとりで突っ走ってばっかで、見ててイラつくったらありゃしねぇ!」
赤月「な、なんのことなんですか?私は真剣なんですよ!」
向日「だからっ!ひとりじゃねぇんだよ、巴は!」
  「…今だって、本当は様子がおかしかったからつけて来たんだよ、俺。」
赤月「つけて来たって…。なんで、そんなことを?」
向日「お前が頑張ってるのは、他の誰が見てなくたって、俺だけはずっと見てたつもりだ。」
  「…でもよ、これからはふたりで頑張らねーか?」
赤月「ふたりで…ですか?」
向日「で、どうなんだよ、巴は?俺が邪魔だってんならハッキリ言ってくれよ。」
赤月「そんな…邪魔だなんてコト、ありません!私こそ、よろしくお願いします!」

赤月(このあと、向日さんに練習の相手をしてもらった。)
  (向日さんから色々アドバイスをしてもらったおかげで、気分の方もだいぶ落ち着いたみたい。)
  (これで、明日からはもっといいテニスが出来そう。向日さんには感謝しなくちゃ!)
☆鳳 赤月「よーっし!まずは砂浜の走り込み、気合い入れて行くぞーっ!」
  「…って!うわわっ!」
  「いたたた…。足がもつれちゃったよ〜。」
???「だ、大丈夫かい?」
赤月(へっ?誰かいたの?)
鳳 「合宿の練習のあとじゃ、足が動かなくても当然だよ。」
赤月「お、鳳さん!?どうしてここに!」
鳳 「ゴメン、ずっと、あとをつけてたんだ。様子がおかしかったから…。」
赤月「あ…。バレてたんですか。」
鳳 「キミのことをずっと見てたから、ほっといたら大変なことになるってすぐにわかったんだ。」
赤月「ずっと…?それは、どういうことですか?」
鳳 「キミはひとりなんかじゃない。…俺は見ていたよ。キミが苦しんでいるところ、全部。」
  「そして、そんなキミの力になりたいって思った。」
  「ふたりで今の状態を乗り越えて行くってのはどう?」
赤月「ふたりで?鳳さんと私で…ですか?」
鳳 「キミからすれば、俺の自己満足に過ぎないのかもしれないけど…ダメかな?」
赤月「そんな…そんなことありません!よろしくお願いします!」

赤月(このあと、鳳さんに練習の相手をしてもらった。)
  (練習量は多くなかったけど、色々アドバイスもしてもらって気分の方はだいぶ落ち着いた。)
  (これで、明日からはもっといいテニスが出来そう。…鳳さんのおかげだね。)

・現状打破
落ちこぼれ、ムラっ気、サボリルートも共通
赤月(昨日から色々考えたけど…。)
  (今の私にとって一番の敵は自分を甘やかしちゃうことだよね。)
  「それをなくすためには自分に厳しくして…。」
  「必死になって練習するしかないよね。」
  「よーっし、午後の練習はサボ、じゃなくって、お休みさせてもらって…。」
  「自主練習で特訓だ!」
☆菊丸 菊丸「はーい!さんせーい!!」
赤月「英二先輩!?聞いてたんですか。」
菊丸「午後の練習で見かけなかったから、探しに来たんだよん。」
  「またなにか、ヘンなことしてたら困っちゃうしさ。」
赤月「そ、それはもう、言わないでくださいよ。イヤだなぁ。」
菊丸「んで、どうするの?特訓するなら、俺も付き合っちゃうよん!」
赤月「えっ?それじゃ、英二先輩も練習に参加出来ませんよ?」
菊丸「いいって、いいって!こっちの方が楽しそうだし、遠慮することないじゃん。」
赤月「そうですか?それじゃあ、お言葉に甘えて。」
菊丸「お言葉に甘えるのはいいけど、特訓は甘くないぞ〜。厳しく行くから、覚悟しろよ!」
赤月「はいっ!」
菊丸「いいかぁ、俺の掛け声に合わせて操作を行ってくれよ。」
赤月「はいっ!」
(操作説明)
菊丸「よぉーっし、それじゃあ、始めるよん。」

赤月(な、なんだか力が…みなぎってくる!?なんなの、この不思議な力は!?)
  (もしかして…これが私の…本当の力!?)
  (こうして私は、特殊技能『○○』を身につけた!)
  (これも、英二先輩のおかげだよね。感謝しなくっちゃ!)
菊丸「なかなかいい動きだったよん。あれなら、バッチリだぞ。」
赤月「はい。英二先輩、ありがとうございました!」
菊丸「ん?ちょい待ち。」
赤月「はい、なんでしょう?」
菊丸「…ボールが当たったときか?顔、ちょびっと血が出てるぞ。」
赤月「ん?あ、ホントだ。でも、大丈夫ですよ、これくらい。」
菊丸「ダメだって。そっからバイキンが入って、メチャクチャ腫れても知らないぞ。」
赤月「う〜ん、それはイヤですね。」
菊丸「だろ?ちょっと見してみ。」
  「とりあえず、バンソウコウ貼ってやるからさ。」
赤月「え?あ、はい。」
菊丸「じっとしてろよ〜。…これでよし!」
  「菊丸印の魔法のバンソウコウだから傷なんてすぐに治っちゃうよん。」
赤月「そうですよね!ありがとうございます。」
菊丸「顔にバンソウコウで、俺とおそろいだしな!」
赤月(そ、そうだ…。なんだか、照れてゃうな。)
菊丸「んじゃ、そろそろ帰ろうか?まだ、練習時間には間に合う時間だしさ。」
赤月「そうですね。」
菊丸「特訓の成果、見せてくれよな!」
赤月「はいっ!」
菊丸「おっ、いい返事!巴のプレイ、楽しみにしてるよん。」
☆乾 乾 「なるほど。悪くない考えだ。」
赤月「わあっ!?い、乾先輩?聞いてたんですか。」
乾 「練習に来ないから捜しに来たんだ。まだ悩んでいるじゃないかと思ってな。」
  「それで、どうするんだ?ここで自主練習する気なら、手伝うが…。」
赤月「えっ?それじゃ、乾先輩も午後の練習に参加出来ませんよ?」
乾 「気にするな。お前との時間はなにより貴重なデータ収集の場だ。」
赤月「そういうことなら…じゃあ、お願いします!」
乾 「よし。もう一度、基本からお前のテニスを見直そう!」
赤月「はいっ!」

赤月「ハァ、ハァ、ハァ…。」
乾 「どうした?足が止まっているぞ!」
赤月「まだまだぁっ!次、お願いします!」
乾 「行くぞ!」
  「…しまった!(こんなときにコントロール・ミスするとは!)」
(スチル)
赤月「絶対に、諦めない!!」
(スチル)
赤月「なんのっ!…てぇーいっ!」

赤月「あ、あれ?」
  (い、いま…なにが起こったの!?)
  (乾先輩が打ったボールが止まって見えたよ!?)
乾 「…すごい瞬発力だな。俺が打ち損ねたボールにまで追いつくとは…。」
赤月「そ、そうでしたか?よく覚えてないんですけど。」
乾 「そうか!無意識に出た力…。」
  「それこそがお前の本当の力なんじゃないか?」
赤月「あっ!?そうかもしれないですね。」
  「乾先輩、いまの感覚を忘れないうちに続けましょう!」
乾 「ならば、その能力を完全な物にするための練習へ移行するとしよう。」
赤月「はいっ!レッスン2ーっ!!」
乾 「いいか、俺の掛け声に合わせて操作を行なってくれ。」
赤月「はいっ!」
(操作説明)
乾 「では、始めようか。」

赤月(な、なんだか力が…みなぎってくる!?なんなの、この不思議な力は!?)
乾 「ついに、お前の中に眠っていた真の力が目覚めたようだな。」
赤月「これが私の…真の力!」
  (こうして私は、特殊技能『○○』を身につけた!)
  (これも、乾先輩のおかげだよね。感謝しなくっちゃ!)
  「乾先輩、ありがとうございました!」
乾 「…よく頑張ったな。」
  「この合宿でのお前の成長は俺の予想をはるかに超える物だ。脱帽だよ。」
赤月「それは乾先輩のおかげです。本当にありがとうございます。」
乾 「そうか?そう言ってもらえるのはうれしい物だな。」
赤月「でも、あとで私のデータ、ちゃんと書き換えといてくださいよ。」
  「こう、ババーッとノートからグラフの線がはみ出るくらい。」
乾 「そうだな。お前専用の、新しいノートが必要だな。」
赤月「あはっ、そうですね。じゃあ、今度プレゼントします!」
乾 「楽しみにしているよ。」
  「…そうだ、今からなら練習試合には間に合うんじゃないか?」
赤月「行きましょう!特訓の成果、見せちゃいますよ!」
☆裕太 裕太「ああ、そのとおりだ。」
赤月「裕太さん!?…聞いてたんですか。」
裕太「練習に姿がなかったからな。ちょっと心配になったんだ。」
  「…で、特訓やるってんのなら付き合うぜ?」
赤月「えっ?でもそれじゃ、裕太さんも合同練習に参加出来ませんよ?」
裕太「あのなぁ、巴の決意を聞いちまったんだぜ。ほっとける訳ねーだろ!」
赤月「すみません。…じゃあ、お願いします!」

裕太「よし、始めるぜ。もう一度、1からお前のテニスを見直そうぜ!」
赤月「はいっ!」
  「やっ!」
  「せいっ!」
  「…くうっ!!」
  「ハァ、ハァ、ハァ…。」
裕太「どうした!?足が止まってるぞ!」
赤月「くっ…。この程度で…諦めるもんかっ!次、お願いします!」
裕太「おうっ!」
  「あっ、悪ぃ!コントロール、ミスっちまった!」
赤月(あーあ…ボールが木の枝に引っ掛かっちゃった。)
  「次、お願いします!」
裕太「ああ、いまのでボールが切れた。とりあえず、ボールを集めようぜ。」
赤月「は〜い。」

赤月「じゃあ、最後にあの枝に引っ掛かったの、取って来ますね。」
裕太「ああ、あのボールか。アレは諦めようぜ。」
赤月「私の辞書に諦めるという文字はありませんよ!」
裕太「お、おいっ!」
  「危ねぇぞ。降りて来いって!」
赤月「大丈夫ですよ。田舎じゃよく登ってたんですから!」
  (…とは言え、ちょっと枝が細いかも。)
  (…よし、ボールは取った!じゃあ、降りようかな。…ん?)
  「…きゃあっ!(枝が折れた!)」
裕太「危ねぇっ!」
赤月「なんの、これしき!」
  「えっへん!10点満点ですよ!」
裕太「はあ〜〜〜…。心臓、止まるかと思ったぜ。」
赤月「また、心配掛けちゃいましたね。すみません…。」
裕太「それにしても、すげぇ身のこなしだな。お前にそんな才能があるなんてな。」
  「その身のこなしを、お前のテニスに組み入れてみたらどうだ?」
赤月「なるほど!やってみる価値はありますね!」
裕太「じゃあ、次のステップへ進もうぜ!」
赤月「はいっ!お願いします!!」
裕太「じゃあ、ここからの特訓は俺の声に合わせて捜査してくれ。」
赤月「はいっ!」
(操作説明)
裕太「じゃ、さっそく始めるぞ!」

赤月(な、なんだか力が…みなぎってくる!?なんなの、この不思議な力は!?)
裕太「やったな、巴!それがお前の本当の力なんだよ。」
赤月「これが私の…本当の力!」
  (こうして私は、特殊技能『○○』を身につけた!)
  (これも、裕太さんのおかげだよね。感謝しなくっちゃ!)
  「…裕太さん、ありがとうございました!」
  「ふう〜〜〜っ…。ほっとしたら、なんか…眠気が…。」

赤月「あれ?私、寝てました?」
裕太「はははっ。お前、寝顔けっこうかわいいじゃん。」
赤月「えっ!そ、そうですか?(ひえ〜、恥ずかしいよぉ。寝顔見られちゃったぁ!)」
裕太「赤ん坊みたいで。」
赤月「あ、ひっど〜い!そんなこと言うんですか?」
裕太「指は、しゃぶってなかったぜ。」
赤月「ほ、他に…なにやってました?」
裕太「教えねぇよ。こんな、楽しいもの、教えられるかよ。」
赤月「やだなぁ、もう。裕太さんのイジワル!」
裕太「いてて…わかった、わかった。教えてやるから、暴れんなよ。」
赤月「あっ…すみません。」
裕太「Jr.選抜大会優勝!…お前、寝言で言ってたぜ。」
赤月「ええっ!?そんな大胆な寝言、言ってたんですか、私!?」
裕太「いいんじゃねぇか。でっかい夢ほど挑戦しがいがあるだろ?…頑張れよ。」
赤月「え、えーっと…は、はいっ、頑張ります!」
裕太「そろそろ行こうぜ。練習試合が始まるぞ。」
赤月「あ、ホントだ。早く行かなくちゃ!」
裕太「特訓の成果、練習試合で見せてくれよな!」
赤月「はいっ、任せてください!」
☆向日 向日「ふーん、なるほどね。悪くねぇんじゃねーか?」
赤月「向日さん!?聞いてたんですか。」
向日「練習に出て来ねぇから探しに来たんだよ。」
  「マジで特訓やるってのなら付き合ってもいいぜ?」
赤月「えっ?でもそれじゃ、、向日さんも練習に参加出来ませんよ?」
向日「細かいことは気にすんなって。で、どうなんだよ?」
赤月「それじゃ、ぜひお願いします!」
向日「よし、そんじゃもう一度、1からお前のテニスを見直すぜ!」
赤月「はいっ!」

赤月「ハァ、ハァ、ハァ…。」
向日「どうしたよ!足が止まってるぞ!」
赤月「まだまだぁっ!次、お願いします!」
向日「行くぜっ!」
  「あっ、悪ぃ!とんでもねぇ方へ打っちまった。」
(スチル)
向日「…って、コラ、人の話を聞けよ!」
(スチル)
赤月「てぇーいっ!」

赤月「あ、あれ?」
  (い、いま…なにが起こったの!?)
  (向日さんが打ったボールが止まって見えたよ!?)
向日「…すげぇ瞬発力だぜ。あんな遠くに飛んだボールに追いつきやがった…。」
赤月「そ、そうでしたか?よく覚えてないんですけど。」
向日「そうか!無意識に出たお前の力…。それが本当の力なんじゃねぇか?」
赤月「あっ!?そうかもしれないですね。」
  「向日さん、いまの感覚を忘れないうちに続けましょう!」
向日「よし、じゃあ、次のステップへ移るぜ。」
赤月「はいっ!」
向日「じゃあ、俺の声に合わせて操作してくれ。」
赤月「はいっ!」
(操作説明)
向日「よし、始めるぞ!」

赤月(な、なんだか力が…みなぎってくる!?なんなの、この不思議な力は!?)
向日「それがお前の本当の力って訳か!すげぇじゃん、巴!」
赤月「これが私の…本当の力!」
  (こうして私は、特殊技能『○○』を身につけた!)
  (これも、向日さんのおかげだよね。感謝しなくっちゃ!)
  「向日さん、付き合ってくれてありがとうございました!」
中略(必殺技伝授イベ)
向日「…巴、よく頑張ったな。」
  「この合宿でのお前の成長、間近で見られて俺も成長した気分だ。」
赤月「これも向日さんのおかげです。本当にありがとうございます。」
向日「そうか?そう言ってもらえんのはやっぱり嬉しいぜ…。」
赤月「でも練習、休んじゃったし榊コーチに怒られちゃいますね。」
向日「そん時はそん時!一緒に怒られようぜ。」
赤月「あははっ、そうですね。」
向日「あっ、でもよ、練習試合には間に合うんじゃねぇか?」
赤月「そうですね。全力で走れば、ギリギリ間に合います!」
向日「よーし、じゃあ、急ごうぜ!特訓の成果、そこで見せてくれよ!」
赤月「はいっ!」
☆鳳 鳳 「その特訓、付き合うよ。」
赤月「えっ、鳳さん!?聞いてたんですか。」
鳳 「練習に姿が見えないから探しに来たんだ。」
  「またなにかあったのかもって心配だったし。」
  「でも、キミはしっかり自分なりに結論を出したんだね。」
赤月「はい。自分なりに考えました。」
鳳 「だったら…巴さんの手助けになりたいんだ。」
赤月「えっ?でもそれじゃ、鳳さんも練習に参加出来ませんよ?」
鳳 「かまわないよ。…どうかな?」
赤月「それじゃ、ぜひお願いします!」
鳳 「もう一度、キミのテニスを1から築き直す気でいこう!」
赤月「はいっ!」
鳳 「いいかい、俺の掛け声に合わせて操作を行なってくれ!」
(操作説明)
鳳 「じゃあ、始めよう。」

赤月(な、なんだか力が…みなぎってくる!?なんなの、この不思議な力は!?)
鳳 「それが君の中に眠っていた力なんだよ。…ついに目覚めたんだね。」
赤月「これが私の…力!」
  (こうして私は、特殊技能『○○』を身につけた!)
  (これも、鳳さんのおかげだよね。感謝しなくっちゃ!)
中略(必殺技伝授イベ)

赤月「ところで、あの…本当にすみませんでした。練習、休ませちゃって…。」
  「鳳さんには、なんて感謝…。」
  (あ、あれれっ?なんだか頭がクラクラする…。)
鳳 「あっ!」
  「大丈夫かい?よろけてたけど…。」
  「ゴメン、そんなに無理をさせちゃったかな?」
赤月「い、いえ。なんだか、ほっとして力が抜けちゃったみたいです。」
  「少し休めば平気です。」
鳳 「それなら、このまま少し休んでよ。…しっかり支えてるから。」
赤月「え、えーと…でも、寄り掛かっていたら重くないですか?」
鳳 「そんなことないよ。」
  「それよりも、少し反省してる。キミってこんなに小さかったんだなって。」
  「なのに、あんなに頑張って…。本当にお疲れさま、巴さん。」
  「そうだ。休んだら練習に戻ろうか。」
赤月「でも、もうすぐ夕方の練習、終わっちゃうんじゃないですか?」
鳳 「練習試合だけなら今からでも間に合うよ。」
  「特訓の成果、そこで試してみよう。」
赤月「はいっ!」
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