☆鳳
鳳 「あ、赤月さん。…こんばんは。」
赤月「あ、鳳さん。こんばんは。」
鳳 「ちょうどよかった。あのさ…今日のことなんだけど。」
「あれは適当に言ったんじゃないからね。なんでも相談してよ。」
赤月(鳳さん…。私のこと、本気で心配してくれてるんだろうな。)
→「バカにしてるんですか?」
赤月「私のことバカにしてるんですか?」
鳳 「えっ?…どうして、そんなことを言うんだよ。」
赤月「そんな風に慰められたってうれしくなんかありません!」
「やっぱり、私にはこの合宿について行くなんて無理なんです!」
鳳 「赤月さん!?」
→「ほっといてください!」
赤月「私のことはほっといてください!」
鳳 「えっ?…どうして、そんなことを言うんだよ。」
赤月「私なんて、なにをしたってどうせ変わりませんよ。」
「やっぱり、私にはこの合宿について行くなんて無理なんです!」
鳳 「赤月さん!?」
→「ありがとうございます。」
赤月「ありがとうございます。でも、今は…。」
鳳 「そっか。気が向いたらでいいから。いつでも相談してね。」
赤月(鳳さんはああ言ってくれるけど…。)
(でも、私には無理だよ。この合宿について行くなんて。)
(どうせ落ちこぼれなんだもん…。)