白紙

           

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夕方・試合後
・…私って何?
試合結果が勝ち
赤月「やったぁ!勝っちゃったもんね〜。」
  (…あれ?跡部さんたち、なにを話してるんだろ?)
跡部「なんだお前ら、そのザマは?10sやそこらの重りなんか、言い訳にはならねぇぞ、アーン?」
宍戸「…ああ。言い訳はしねぇ。」
鳳 「…はい。」
跡部「重りを外すのはあとだ。そのままグラウンド100周、行って来い。」
  「それでいまの試合、見なかったことにしてやる。」
赤月(10sの重りって…もしかして、いまの試合、重りをつけたままで!?)
  (それなのに、勝ったなんてはしゃいじゃって…私、なにやってるんだろ…。)
試合結果が負け
赤月「負けちゃった…。やっぱり私、選抜なんてレベルじゃないのかな…。」
試合を観ていたキャラに慰められる(練習内容で相手が変化?)
☆河村 河村「試合、観たよ。悪い内容じゃなかったんじゃないかな。」
赤月「河村先輩…。」
  「私は、やっぱり場違いです。みんな、レベルが違いますよ。」
河村「なに言ってるんだよ。お前だって青学テニス部の一員として活躍してきたじゃない。」
赤月「それはきっと、みんなの力です。」
  「むしろ、私は足を引っ張ってたんですよ。」
河村「そんな訳ないだろ?思い出してみなよ、大会のこと。」
赤月「……。」
河村「誰にだってスランプはあるよ。」
  「ただ、このままで終わっちゃいけないよ。練習で取り戻さなくちゃ。」
赤月「はい…。」
  (うう、慰めてもらってもますます惨めになるだけだよ。はぁ…。)
☆神尾 神尾「試合、観たぜ。落ち込むほどは、悪い内容じゃなかったんじゃねぇか?」
赤月「神尾さん…。」
  「私は、やっぱり場違いです。みんな、レベルが違いますよ。」
神尾「おいおい、なに言ってんだよ?」
  「オレたち不動峰に勝った青学テニス部のメンバーとも思えねぇ発言だな。」
赤月「それはきっと、みんなの力です。」
  「むしろ、私は足を引っ張ってたんですよ。」
神尾「そんなワケねぇだろ?思い出してみろよ、大会のこと。」
赤月「……。」
神尾「誰にだってリズムに乗れない時はあるぜ。」
  「そういうときは、無理に合わせるんじゃなくて、一拍置いた方がいいんだ。」
赤月「はい…。(わかるような、わからないような…。)」
  (でも、慰めてもらったら、ますます惨めになってきたような気がするよ…。)
☆鳳 鳳 「そんなに落ち込まないで、赤月さん。いい試合だったじゃないか。」
赤月「鳳さん…。」
  「私は、やっぱり場違いです。みんな、レベルが違いすぎますよ。」
鳳 「君だって全国優勝したチームの選手だよ?だから、ここに来たんじゃないか。」
赤月「それはきっと、他のみんなの力です。」
  「むしろ、私は足を引っ張ってたんですよ。」
鳳 「そんなことないさ。少なくとも、俺はそうは思わない。」
  「いまは少し、スランプなんじゃないかな。実力が出し切れてないだけだよ。」
赤月「……。」
鳳 「まだ合宿の期間はある。一緒に頑張ろう!」
赤月「はい…。」
  (うう、慰めてもらってもますます惨めになるだけだよ。はぁ…。)

・私には無理です
夜に散歩をすると試合後に話しかけてきたキャラが登場
赤月(うーん…なんか、食欲ないな。)
鳥取「どうしたの、そんなに残して。明日も練習があるんだから、少し無理してでも食べた方がいいよ。」
赤月「うん…でも、なんか食欲なくって。」
  「ありがとう、心配してくれて。でも、なんでもないから。」
  「…ちょっと、散歩して来るね。」

赤月「はぁ…。」
  (なんだかもう、ため息しか出て来ないよ…。)
☆神尾 神尾「よお、赤月。」
  「お前、自分のリズムのことで悩んでるみたいだったけど…。」
  「どうだ、調子の方は?」

赤月「は、はあ…。」


→「…リズム感ゼロなんです。」
赤月「私なんて…なにをしたってどうせ変わりませんよ。話すことなんて、ありません!」
  「…リズム感ゼロなんです。」
神尾「おいおい、なに言ってんだよ?」
  「オレたち不動峰に勝った青学テニス部のメンバーとも思えねぇ発言だな。」
赤月「…私は、青学の先輩たちやリョーマ君とは違うんです…。」
神尾「誰にだってリズムに乗れない時はあるぜ。」
赤月「だから…リズムに乗れないんじゃなくて、私にはそもそも、リズム感がないんです!」
→「ほっといてください!」
赤月「私のことはほっといてください!」
神尾「なんだ、その言い方はよ!」
  「あ、いや、大声出して悪りぃ。…話すこととか、ねーのか?」

赤月「この合宿について行くなんてやっぱり私なんかには無理なんです!」
神尾「お、おい!どうした、赤月!」

→「ありがとうございます。」
赤月「心配してくれてありがとうございます。…頑張ります。」
   「頑張りますから…きっと大丈夫ですよ。心配…しないでください。」
神尾「だったら、いいけどな。なんかあったら、俺に相談しろよ?」

赤月「はい…。」


赤月(神尾さんはああ言ってくれるけど…。)
  (でも、私には無理だよ。いくら努力したって。)
  (どうせ落ちこぼれなんだもん…。)
☆鳳 鳳 「あ、赤月さん。…こんばんは。」
赤月「あ、鳳さん。こんばんは。」
鳳 「ちょうどよかった。あのさ…今日のことなんだけど。」
  「あれは適当に言ったんじゃないからね。なんでも相談してよ。」

赤月(鳳さん…。私のこと、本気で心配してくれてるんだろうな。)


→「バカにしてるんですか?」
赤月「私のことバカにしてるんですか?」
鳳 「えっ?…どうして、そんなことを言うんだよ。」
赤月「そんな風に慰められたってうれしくなんかありません!」
  「やっぱり、私にはこの合宿について行くなんて無理なんです!」
鳳 「赤月さん!?」
→「ほっといてください!」
赤月「私のことはほっといてください!」
鳳 「えっ?…どうして、そんなことを言うんだよ。」
赤月「私なんて、なにをしたってどうせ変わりませんよ。」
  「やっぱり、私にはこの合宿について行くなんて無理なんです!」
鳳 「赤月さん!?」
→「ありがとうございます。」
赤月「ありがとうございます。でも、今は…。」

鳳 「そっか。気が向いたらでいいから。いつでも相談してね。」


赤月(鳳さんはああ言ってくれるけど…。)
  (でも、私には無理だよ。この合宿について行くなんて。)
  (どうせ落ちこぼれなんだもん…。)

3/4

夕方・試合後
・耐えられない
親愛度1位のキャラが登場
☆菊丸 赤月「はぁ…。(もう、やる気なんてなくなっちゃったよ。)」
  (なんで、あんなに必死になってテニスをやってたんだろう。)
  (あ〜あ。もう全部、どうでもいいや…。どうせもう、限界なんだし。)
菊丸「落ち込みさん、見ーっけ!」
赤月「菊丸先輩…。」
菊丸「なに落ち込んでんだよ!巴らしくない。」
赤月「で、でも…。練習しても、みんなに全然追いつかなくて…。」
  「いくら練習しても、みんなに置いて行かれるばっかりで…。」
菊丸「あったりまえだろ!」
赤月「……。」
菊丸「1年生のクセに、俺たちに追いつこうと思ってたんだ?」
  「残念でした〜。まだまだ、追いつかれてなんかやらないよん。」
  「ま、でも、追いつこう、っていう気持ちは大切かな。」
  「その気持ちを持って練習しなきゃ、意味ないもんな。」
赤月「菊丸先輩…。」
菊丸「目標になる先輩でいられるように俺も頑張っからさ。明日からまた、練習頑張れよ〜!」
赤月「は、はい!ありがとうございます、菊丸先輩!」

赤月(菊丸先輩…私のこと、励ましてくれたんだ。)
  (菊丸先輩の激励に応えるためにも、明日からまた、頑張らないとね!)
☆乾 赤月(負けちゃったよ…。やっぱり、もうダメなんだ。)
  (これ以上は強くなんかなれない。…ここが私の限界なんだ。)

赤月「はぁ…。(もう、やる気なんてなくなっちゃったよ。)」
  (なんで、あんなに必死になってテニスをやってたんだろう。)
  (あ〜あ。もう全部、どうでもいいや…。どうせもう、限界なんだし。)
乾 「そうやって自分自身に言い訳しているのか?」
赤月「乾先輩…。なんですか、言い訳って!?私は本当に…!」
乾 「図星を指されて怒るなんて、まだまだ子供だな。(やれやれ。)」
赤月「…いいです、もう。私は限界なんですから。」
乾 「それなら、今すぐコートから出てくれないか。」
赤月「えっ!?」
乾 「テニスは相手との戦いである以前に自分自身との戦いでもある。」
  「ここはそういう過酷な戦いに耐え抜く決意をもった者だけが足を踏み入れる場所だ。」
赤月「……。」
  (こんな怖い乾先輩、初めてかも…。)
  (どうして?なんで、そこまで言うの?)
乾 「本当に残念だ…。」
  「自らの才能に気付かないどころか挑戦の意志さえ持たないお前が。」
赤月(乾先輩…私のことをそこまで…。)
  「…ありがとうございます、乾先輩!」
  「大切なことを忘れかけてました。私は、やっぱりテニスが好きなんです。」
  「だから、限界だなんて考え込む前に…。」
  「それを更に越えて行かないといけませんよね!」
乾 「そうだ。やっとわかってくれたか。」
赤月「はい!気合、入れ直しましたから!」
  「明日からの私に、期待しててください!」

赤月(乾先輩…私のこと、励ましてくれたんだ。)
  (乾先輩の激励に応えるためにも、明日からまた、頑張らないとね!)
☆裕太 赤月(負けちゃったよ…。やっぱり、もうダメなんだ。)
  (これ以上は強くなんかなれない。…ここが私の限界なんだ。)

赤月(練習しても…もう無意味だよね。…なんか、やる気がしないよ。はあ…もう、いいや。)
???「おい、巴、いつまでぼーっと立ってるつもりだ?身体が冷えるぞ。」
赤月「不二さん…。別に身体を冷やしてもいいんです。これ以上やっても無駄ですから!」
  「これが私の限界!もう私にはこの先はないんです!」
裕太「…お前、バカだろ?なに悟ってんだよ。まだテニス始めて1年のクセして…!」
赤月「もう、ほっといてください。実力が足りないんだもの、こんなんじゃ大会に出たって…。」
裕太「ああ、負けるよな。そんな泣き言、言ってるようじゃ…どれだけ実力があっても勝てねぇよ。来い!」
赤月「え?あ、あの…不二さん?」

裕太「ここに並んでるプロテニスプレイヤーの自伝や伝記、お前一冊でも読んだことあるか?」
赤月「え?その…いま話題の人のはパラパラと。」
裕太「かなわねぇ相手がいたからってテニスをやめたヤツがひとりでもいたかよ?」
赤月「プロになった人が途中で諦めてる訳ないじゃないですか。」
  「諦めて他の道を選んだ人は、プロになった人の何倍いるか…。私はそっちなんです。」
裕太「俺は!身近にかなわねぇ相手がいたけど、テニスをやめようなんて思ったことは一度だってないぜ!」
赤月「…あっ!(そうだ…不二先輩の弟扱いされるのが嫌で転校したって。)」
  (それって、テニスを続けるための選択だったんだよね…。)
裕太「なんだよ、黙り込んじまって。言いたいことがあるなら、言えばいいだろ?」
赤月「私…恥ずかしい。やっぱり、バカです、タワケです!」
  「諦める方が楽だから、強くなろうと努力するより楽だから…逃げようとしていたんです。」
裕太「わかったみてぇだな。明日から、また頑張れよ。…期待してるからな。」
赤月「はいっ!期待しててください!頑張ります!」

赤月(不二さん…私のこと、励ましてくれたんだ。)
  (不二さんの激励に応えるためにも、明日からまた、頑張らないとね!)
☆向日 赤月(負けちゃったよ…。やっぱり、もうダメなんだ。)
  (これ以上は強くなんかなれない。…ここが私の限界なんだ。)

赤月(はぁ…。もう、やる気なくなっちゃったよ。)
  (なんで、あんなに必死になってテニスをやってたんだろう。)
  (あ〜あ。もう全部、どうでもいいや…。)
  (え?なんか、今、後ろで足音が…。)
  「ひゃあっ!」
  (ななな、なに!?急に向日さんが目の前に!)
  「む、向日さん!いま、私のこと飛び越えて来ませんでした!?」
向日「ああ、大成功だぜ!どうだ、俺のアクロバティック!」
赤月「ビックリしますよ!いきなり後ろからぴょーん、なんて!」
向日「…って、おい!お前、なんで泣くんだよ!?」
赤月「え?」
  「…あ、本当だ。ビックリして涙が出ちゃったみたいです。」
向日「それってさ、本当は泣きたかったから、じゃねぇのか?」
赤月「…そんなことないですよ。」
向日「いや、そうだね。だって、さっきのお前、魂の抜けたみたいな顔してたぜ。」
赤月「……。」
向日「なに、考えてたんだよ?言ってみそ。」
赤月「…私のテニスの実力はもうここが限界だし…。」
  「だから、ここにいる意味もないし、なにもかも、どうでもいいやって。」
向日「どうでもいいんならお前、なんで涙なんか出るんだよ?」
赤月「そ、それは…。」
向日「それに、俺の話になんて、付き合う必要ねぇだろ?…本当は悩みを誰かに言いたかったんじゃねぇか?」
赤月「そ、そんなコトないですよ!」
向日「いーや、あるね!」
赤月「ないったら、ないです!」
向日「あるったら、あるんだよ!この強情っぱり!」
赤月「ないったら、ないったら、ないですってば!」
向日「……。」
赤月「……。」
向日「……。」
赤月「…ぷぷっ!」
  「あははっ…。な、なんで私たち睨み合ってるんですか?」
向日「くそくそ!笑ってんじゃねぇ!」
赤月「あははっ、ご、ごめんなさい、なんか止まんないんです〜…。」
  「向日さん、ありがとうございます。思いっ切り笑ったら、なんだかスッキリしました。」
  「限界だなんて考え込む前に、それを越えて行こうって考えるべきだったんですよね!」
向日「そうそう!よし、あんだけ笑ったおかげで元気になったみたいだな。」
赤月「はい!明日からの私に、期待しててください!」

赤月(向日さんとのやり取りで、気分が落ち着いたみたい!)
  (さぁ、気分一新、明日からまた頑張らないとね!)
☆鳳 赤月(負けちゃったよ…。やっぱり、もうダメなんだ。)
  (これ以上は強くなんかなれない。…ここが私の限界なんだ。)

赤月「はぁ…。もう、やる気なんて、なくなっちゃったよ。」
  「なんで、あんなに必死になってテニスをやってたんだろう。」
  「あ〜あ。もう全部、どうでもいいや…。」
鳳 「……。」
赤月「…あれ?鳳さんですか。私になにか用ですか?」
鳳 「ちょっとキミと練習でもと思って。…ほら、ボール。」
赤月「…っと。」
  (思わず受け取っちゃったけど、練習なんてする気にならないし。)
  「遠慮します。…ボールはお返しします。」
鳳 「俺はキミと練習したいんだ。だから受け取ってよ、ほら。」
赤月「…やりません!」
鳳 「……。」
赤月「やりません!テニスなんか嫌いです!」
鳳 「……。」
赤月「…もう!わかりました、付き合えばいいんですよね!」
鳳 「…やっぱり、赤月さんはテニスが好きなんじゃないか。」
赤月「ええっ!?どうして、そういう結論に?」
鳳 「だって、その気になればボールを受け取らないで逃げればよかっただろ?」
赤月「そ、それは…。…そんなことしたら、ボールがかわいそう…。」
鳳 「…もう気付いたんじゃない?キミは決してテニスを嫌いになんかなっていない。」
赤月「え…?」
  (そうだ…。私はテニスをするのがやっぱり好きなんだよ…。)
  (どうして、今までそれを否定しようとしてたんだろう?)
  (鳳さんは、それを私に気付かせるために…。)
  「…ありがとうございます、鳳さん!」
  「大切なことを忘れかけてました。私はテニスが好きなんです。」
  「限界を感じたら、考え込むんじゃなくて、限界を越えようって努力するべきだったんですね。」
鳳 「そうだよ。わかってくれたみたいだね。」
赤月「こちらこそ、ありがとうございます!気持ちが入れ替わりました!」
  「生まれ変わった明日からの私に、期待しててください!」

赤月(鳳さんの思いに応えるためにも、明日からまた、頑張らないとね!)

・激励のメール
サボリルートでも発生
☆桃城
赤月(さてと、まだ寝る時間じゃないし、散歩でも行って来ようっと。)
  (あれっ、メールが来たみたい。…誰からだろう?)
  「あっ、桃城先輩からだ!」
  「なになに…?」
メール「よう、調子はどうだ?」
   「お前はイマイチ上手くいってねぇみたいだけど。」
   「合宿も半分を切ったしよ、気合い入れ直して行こうぜ!」
☆海堂
赤月(うーん。ちょっと気分転換に、散歩にいって来ようっと。)
  (あれっ、メールが来たみたい。…誰からだろう?)
  「あっ、海堂先輩からだ!」
  「どれどれ?」
メール「お前、調子が出てねぇみたいだな。」
   「らしくねぇ。もっと、気合い入れてけ。」
   「…こういうのは苦手だ。多少ヘンでも笑うなよ。」
☆向日
赤月(さてと、まだ寝る時間じゃないし、散歩でも行って来ようっと。)
  (あれっ、メールが来たみたい。…誰からだろう?)
  「あっ、向日さんからだ!」
  「なになに…?」
メール「よっ、せっかくアドレス教えてもらったし、メール送ってみたぜ!」
   「ってのは口実で、本当はお前が調子悪そうでちょっと気になってよ。」
   「合宿も残り少ねぇし、最後まで気ぃ抜くなよ!じゃあな!」

赤月「…だって。」
  (メールで励ましてくれたんだね。…直接言われたら、今の私、聞く耳持たなかったかも…。)
  (……。)
  (とにかく、お礼の返信しないとね。)
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