白紙
3/3
・開き直り
大石、裕太、鳳が忠告
試合結果が勝ち
赤月「やったぁ、勝っちゃった!マグレのような気もするけど、運も実力のうちだよね、うん。」
試合結果が負け
赤月「負けちゃったけど…ま、しょうがないよね。私、まだ1年生なんだし。」
☆裕太
試合結果が負け
赤月「あ〜あ、負けちゃった…。でも、私まだ1年生なんだし、上級生には負けてモトモトだよね。」 「あ、不二さん…。」
パートナー時
裕太「お前、人にはさんざん走らせといて『負けてモトモト』だ?なに言ってんのかわかってんのか?」
非パートナー時
裕太「お前、パートナーにまかせきりで、『負けてモトモト』ってのはどういうことだよ?」
赤月「だって、1年生の私が、上級生の選抜メンバー相手に、勝てるわけないじゃないですか!」
裕太「お前、練習サボってばっかだろ。そんなんで試合したって勝てるワケねぇよ。大会なら、なお更な。」
赤月「大会で私が勝ち進むなんて、もともとあるワケないですよ。」
「だから、合宿生活をマイペースに楽しんでるんです。それじゃ、いけないんですか?」
裕太「お前のテニスって、その程度だったのか?やるからには勝つ、っていう情熱はねぇのかよ?」
赤月「だからっ!1年生の私が大会で勝てるわけないんです!合宿くらい楽しまなきゃ損ですよ。」
裕太「……。そういうことかよ…。」
赤月「あ、不二さん!言うだけ言って、行っちゃうってなによ、失礼しちゃうよね!」
(ホントに何を怒ってるんだか。…あーあ、もう、不二さんなんて知らないんだから!)
☆鳳
試合結果が勝ち
鳳 「…へぇ、俺はマグレに負けたんだ。」
試合結果が負け
鳳 「…やっぱり、キミとの次の対戦はあり得なさそうだな。」
赤月「え?どういう意味ですか、それ?」
鳳 「なぁ、キミのテニスに対する情熱はもう、なくなったのか?」
赤月「ありますよ。だから合宿に来たんです。」
「だって、せっかく選ばれたんですよ?楽しまなくちゃ損ですから!」
鳳 「楽しむってことの意味を間違えてるんじゃないか?…ガッカリしたよ。」
赤月「な、なによ…。」
(勝手に期待しといてガッカリされたって言われても、困っちゃうよね。)
・サボってんだってな
希望ヶ丘TCで散歩をする
赤月(あーあ、面倒くさいなぁ。なにもかも、面倒くさい。)
(本当は散歩をするのもかったるいんだけど…。)
(部屋にいても、いろいろと面倒だしね。)
赤月(この合宿って、自由時間が少ないって思うけどな〜。)
「もっと楽しい合宿にしないと、みんなのヤル気だって出て来ないよね〜。」
亜久津「いい気なもんだぜ。なんのためにこの合宿に来てるのか忘れちまったみてぇだな。」
赤月「お、脅かさないでください。亜久津さんも気晴らしに来たんですか?」
亜久津「俺は……まぁいい。お前の情けねぇツラを見に来たと言っておくぜ。」
赤月(引っ掛かる言い方をするなぁ。どういう態度で言い返そっかな?)
→「慎重になって言い返す」
赤月「なにか、私の態度で問題があったんですか?亜久津さんの気分を悪くするような…。」
亜久津「わかんねぇのかよ、おい。お前、この合宿に来て、これまでなにやってたんだ、あ?」
赤月「私が…やったこと?」
→「自信たっぷりに言い返す」
赤月「言いたいことがあるなら、どうぞ。まるで私がなにか問題でも起こしたような言い方ですよね。」
「そういうことは言ってくれないとわからないと思うんですけど、どう思うんですか、亜久津さん。」
亜久津「ケッ。言わなきゃわからねぇようなヤツがどうしてこの合宿にいるんだろうな。」
赤月「だから、それがなんなのかを教えてくださいって言ってるんです!」
亜久津「俺から言うことは、もうねぇよ。あとは自分で考えるんだな。」
赤月「待って!亜久津さん!(…行っちゃった。)」
(ラケットを持ってたけど、亜久津さん、もしかしてここで素振りでもしてたのかな?)
(あの亜久津さんが練習を…!?この合宿は強くなるためなんだから当然なんだけど…。)
(って、私はなにをしてたんだろ?…な、なんか、ずっとサボってたような気が…。)
・サボってんだってね
自由が丘TSで散歩をする
赤月(あーあ、面倒くさいなぁ。なにもかも、面倒くさい。)
(本当は散歩をするのもかったるいんだけど…。)
(部屋にいても、いろいろと面倒だしね。)
赤月「せっかくみんなでいるんだから、このまま寝るのってもったいない気がする。」
「夜もみんなで遊びたいよね〜。昼間はその分ハードな練習をしているんだからさ〜。」
季楽「ふぅん、面白いこと言うね。キミがいつしたの?ハードな練習ってヤツ。」
赤月「変ないいがかりはやめてください、季楽さん。私は毎日ちゃんと練習してます!」
季楽「どう言おうと勝手だけど、キミに負けたのは俺にとって一生の汚点になるよ。」
赤月「私が練習を真面目にやってない…サボってるって言いたいんですか!?」
季楽「どうでもいいけどさ、キミって目障りなんだよね。サボるんなら合宿から消えなよ。」
「…じゃあね。」
赤月「な、なによ!言いたいことばっか言ってくれちゃって!私だって…私だってねぇ!」
(…でも、よくよく考えてみたら…本気で季楽さんに言い返せるのかな?)
(私、今までこの合宿でなにをしてたのか、胸を張って言えるのかな…?)
3/4
・やってらんない
親愛度1位のキャラが登場
試合結果が勝ち
赤月「うん、勝っちゃったよ!」 「練習なんてしなくたって私は実力充分だね!」
試合結果が負け
赤月「あーあ、負けちゃったけど…。練習試合なんだし、ま、いっか。」
☆菊丸
試合結果が勝ち
菊丸「大して練習もしないで、マグレで勝ったのが、そんなにうれしいか?」
赤月「菊丸先輩。」
菊丸「言われなくても、わかってるだろ?自分の練習が、周りの人間と比べてどんなに手を抜いた物だったか。」
赤月「……。」
試合結果が負け
菊丸「負けたのに、ずいぶん余裕じゃんか?」
赤月「え?」
菊丸「ま、あれだけ練習してないんだから負けても当然だもんな。当然のことなら悔しくないか。」
赤月「…菊丸先輩。」
赤月(あんなに怒った顔の菊丸先輩、初めて見たよ…。)
(やっぱり私には、選抜なんて早かったのかな…。)
(このままいても、そのうち、追い返されちゃうかも…。)
「そんなのイヤだ。その前に自分から逃げちゃおう。」
赤月「ふう…。ここまで来ればいいかな。」
「飛び出して来ちゃったけど、…本当にこれでいいのかな?」
菊丸「結構早く走れるじゃん。試合でだって、そんなに早く走ってなかっただろ?」
赤月「菊丸先輩!?」
菊丸「ユニフォーム着替えて、荷物持って駅まで走るなんて、変わった特訓だな?」
赤月「……。」
菊丸「ほら、帰るぞ。まさか、ここから逃げ出そうとしてたワケじゃないだろ?」
赤月「…菊丸先輩。」
菊丸「なにボーっとしてんだよ。ダッシュしろよ、ダッシュ!サボってた分、取り戻せよ!」
赤月「は、はい!頑張って今までの分、取り戻します!」
赤月(とにかく、今の私はもっと努力するしかないんだ!)
(よーっし、気分一新だ!明日からは、今までの分も猛練習するぞ!)
☆乾
乾 「どうやら、データを書き換える必要がありそうだ。」
赤月「え?」
乾 「俺の知っているお前は、もっとひたむきなプレイヤーだったはずだ。」
「少なくとも、汗もかかずに笑っているようなヤツではなかった。」
赤月「い、乾先輩…。」
乾 「残念だよ。お前なら…と思っていたのだがな…。」
赤月(初めて見た、あんなに怒ってる乾先輩。)
(…そうだよね。なんだか、頭が冷えたよ。)
(ロクに練習もしないで、合宿に参加してる気になってたんだ、私…。)
(でも、今頃気がついてももう遅いよね。きっと追い返されちゃうよ。)
「…そんなの嫌だ。その前に逃げちゃおう。」
赤月「ふう…。ここまで来ればいいかな。」
「飛び出して来ちゃったけど、…本当にこれでいいのかな?」
乾 「追い返される前に自分から出て行くのか?」
赤月「乾先輩!?」
乾 「勘違いはするな。俺はお前を引き止めに来た訳じゃない。」
赤月「先輩、私…。」
乾 「データは常に一定じゃない。上がりもすれば下がりもする。お前の心掛け次第だ。」
赤月「私が間違ってました。もう逃げません!」
乾 「本当か?」
赤月「…はいっ!」
乾 「…よし。期待しているぞ。」
赤月「はい!」
赤月(とにかく、今の私はもっと努力するしかないんだ!)
(よーっし、気分一新だ!明日からは、今までの分も猛練習するぞ!)
☆裕太
赤月「きゃあっ!(いった〜い。誰よ、人のほっぺをぶったの!)」
「不二さん…ぶちましたね…。なんで私が叩かれなきゃ、いけないんですか!?」
裕太「…なんで、だぁ?わかんねぇのかよ!?」
赤月「わかりません!わかるハズないでしょう!?…失礼します!」
赤月(私が何をしたって言うのよ。…不二さんが私のこと、ぶつなんて…!)
(もう、やってらんないよ。合宿だけでも楽しもうなんて思ってたけど…。)
(でも、ここのところ練習にあまり参加してなかったなぁ…。)
(このままいても、そのうち、追い返されちゃうかも…。)
「…そんなのイヤだ。その前に…自分から逃げちゃおう。」
赤月(…不二さんが叩いたトコ、今頃、痛くなって来ちゃった。)
(けっこう仲良くやってたかな、なんて思ってたのに、こんなに強く叩くなんて…。)
(…私、こんなに強く叩かれるほど不二さんを失望させたんだよね。)
「不二さん!」
裕太「頭、冷えたか?少しは考えたかよ、なんで俺が叩いたのか。」
赤月「…はい、一応。不二さんのこと失望させたってことに気付きました。」
「…ごめんなさぁい。ぐすっ。」
裕太「…そうか。」
「…あ、あのよ、悪かったな、叩いちまって。」
赤月「不二さんは悪くありません。悪いのは私の方なんです。」
「…なのに、ここまで来てくれて、ありがとうございます。」
裕太「ったく、世話の焼けるヤツだ。」
赤月「いった〜い!今度はデコピンですかぁ!?」
裕太「心配させられたお返しだ。いきなり飛び出していったから、どうしようかと思ったぜ。」
赤月「…はあ、私って心配掛けてばかりですね。でも、それも今日までです!」
「練習…もっともっと頑張ります!残りの期間…死にものぐるいでやり遂げてみせます!」
裕太「ああ、その意気だぜ。」
赤月「はいっ!」
赤月(よーっし、気分一新だ!明日からは、今までの分も猛練習するぞ!)
☆向日
向日「もういいぜ。お前はここにいる資格ねぇよ。」
赤月「え?」
向日「お前みたいなのが同じJr.選抜選手だってのが本当に恥ずかしいぜ。」
「今度、ヘラヘラした顔でコートに来たら…容赦しねぇぜ。」
赤月「……。」
赤月(初めて見た、あんなに怒ってる向日さん。)
(…そうだよね。なんだか、頭が冷えたよ。)
(ロクに練習もしないで合宿に参加してる気になってるんだもんね…。)
(でも、今頃気がついてももう遅いよね。きっと追い返されちゃうよ。)
「…そんなのイヤだ。その前に逃げちゃおう。」
赤月「ふう…。ここまで来ればいいかな。」
「飛び出して来ちゃったけど、…本当にこれでいいのかな?」
向日「おい、どこ行くつもりだ?」
赤月「む、向日さん!」
向日「追い返される前に飛び出したってとこか。本当にどうしようもねーな。」
赤月「……。」
向日「言っとくけど、俺はお前を引き止めに来たんじゃねぇぜ。」
「あと、謝る気もねぇ。言い過ぎたとは思ってねぇからな。」
赤月「はい、わかってます。向日さんは間違ったこと言ってません。」
「それなのに、ここまで来てくださってありがとうございます。」
「だから…もう逃げません!向日さんの気持ちに応えるためにも!」
向日「ああ、そうしてくれよな。…まだ少しは期待してっからよ。」
赤月「はい!」
赤月(よーっし、気分一新だ!明日からは、今までの分も猛練習するぞ!)
☆鳳
鳳 「いい加減にしろよ。そんなことを言うのなら、キミはここにいる資格はない。」
赤月「え?」
鳳 「本当に、キミが同じJr.選抜選手だっていうのが恥ずかしくなってくるな。」
「そんな態度なら明日には追い返されるだろうね。」
赤月「……。」
赤月(はじめて見た、あんなに怒ってる鳳さん。)
(…そうだよね。なんだか、頭が冷えたよ。)
(練習もしないで合宿に参加してる気になってるんだもんね…。)
(でも、今頃気がついてももう遅いよね。きっと追い返されちゃうよ。)
「…そんなのイヤだ。その前に逃げちゃおう。」
赤月「ふう…。ここまで来ればいいかな。」
「飛び出して来ちゃったけど、…本当にこれでいいのかな?」
鳳 「どこにいく気だい?」
赤月「お、鳳さん!」
鳳 「切り捨てられるくらいならって自分から逃げ出したんだ。」
赤月「……。」
鳳 「カン違いしないでくれよ?俺はキミを引き止めに来たんじゃない。」
「それに、俺は謝らないよ。」
赤月「……。」
「…鳳さんは間違ったこと言ってません。悪いのはサボってた私なんです。」
鳳 「…家に帰るのはキミの自由だ。だけど、1つだけ答えてほしい。キミは本当にそれでいいのか?」
赤月「…よくないです!いい訳ないです!」
「でも、今更、どういう顔して戻ればいいんですか!?みんなの視線が痛いですよ…。」
鳳 「大丈夫…。そのときは壁くらいにはなってあげるから…。」
赤月「お、鳳さん…。」
「…もう逃げません!鳳さんの気持ちに応えるためにも!」
鳳 「だったら、これからその気持ちを行動で見せてくれよ。…いいね?」
赤月「当然です!これでもか、ってくらい示してみせます!」
赤月(とにかく、今の私はもっと努力するしかないんだ!)
(よーっし、気分一新だ!明日からは、今までの分も猛練習するぞ!)