白紙

           

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・プロローグ
→オープニングを見る 赤月(うーん、むにゃむにゃ。まだ眠いよう。)
リョーマ「ねぇ、まだ寝てるの?いいかげん起きてくれない?」
赤月(あ、リョーマ君。わざわざ起こしに来てくれたんだ。)
  (うう〜、まだ眠いなぁ。でも、そう言えば今日ってなにか大事な用があったような。)
リョーマ「今日からJr.選抜の合宿でしょ。まさか忘れてるんじゃないよね?」
赤月(…そうだった!今日から1週間、Jr.選抜の合宿なんだ!)
  (遅刻なんかしたら大変だよ!急がなきゃ!!)
  「すぐ行く!先にご飯食べてて!!」
  (ラケット、オッケー。着換え、オッケーっと。それから…えーっと…。)
  (これも!)

赤月「ふう、びっくりした。」
リョーマ「驚いたのはこっちの方だけどね。やっぱり怖くなって、逃げ出したのかと思ったよ。」
赤月「誰が逃げるのよ!…でも、逃げ出したい気持ちがあるのも確かなんだよねぇ。」
  「私みたいな中学入ってからテニスを始めたような初心者が、選抜合宿なんて大丈夫かな。」
リョーマ「ま、気にしなくていいんじゃない。補欠枠の選手になんか、誰も期待してないだろうし。」
赤月「補欠とは失礼ね!全国大会優勝監督推薦枠…竜崎先生に推薦されたのよ!!」
リョーマ「でも、それって要は補欠でしょ?」
赤月「ま、まぁ。そうなんだけどね。そうだね、補欠みたいなもんだって考えた方が気楽かもね。」
  「でも、テニス歴たった1年で、補欠でも何でも、選抜合宿に参加出来るとこまで来た訳だし…。」
  「合宿でさらなる成長を遂げれば、私が中学テニスの頂点に立つ日も近いかも!?」
リョーマ「…まだまだだね。」
菜々子「まだ、時間あるんでしょう?朝ごはん、ちゃんと食べた方がいいですよ。」
赤月「あ、おはようございます、菜々子さん!いただきます!」
南次郎「今日からJr.選抜の合宿らしいじゃねぇか。いやぁ、立派になって…。」
   「来たときは、こんなに小さくて、まだオシメも取れたばかりだったお前が、選抜の合宿か…。」
   「京四郎のヤツも、草葉の陰で喜んでるだろうぜ。」
赤月「オシメも取れたばかりって…私が来たのは去年の3月23日!まだ1年も経ってませんよ。」
  「それに、お父さんはまだ死んでません!…たぶん。」
南次郎「あれ?そうだっけ?」
赤月「もう…。」
  (そう、私は1年近く前からこのお家でお世話になっている。)
  (リョーマ君のお父さんで、私の父、赤月京四郎の親友、越前南次郎さんの家に。)
  (…それにしても、まさか、私がテニスをするなんて、夢にも思わなかったなぁ…。)
  (もともと、私が青学に入ったのって、私の夢である、スポーツドクター兼トレーナーの勉強するためなのに。)
  (この職業って、お父さんがやってる仕事なんだよね。子供の頃からの憧れの仕事なんだ。)
  (で、テニス部のマネージャーになるつもりだったんだけど、あれやこれやでテニス部員に…。)
  (いやぁ、ホント、人の運命ってのはわからないもんだよね。)
  「リョーマ君、時間、まだ大丈夫かな?」
リョーマ「そろそろかな。ま、迎えに来るって言ってたし、待ってればいいんじゃない。」
赤月「そうか、そう言えば、そんなこと言われてたっけ。」

赤月「あ、来た!リョーマ君、行こう。」
菜々子「ふたりとも、気をつけて行ってらっしゃい。」
赤月「はい、菜々子さん!行ってきます!」
桃城「おう、ふたりとも、目は覚めてるか?」
赤月「はい!おはようございます!えーっと…。」
選択肢で親密度・部長が変わる
→「桃ちゃん!」→「桃城部長!」
→「桃城先輩!」→「桃ちゃん先輩!」
→「桃ちゃん部長!」


桃城「よーし、準備もいいみてぇだな。じゃあ、行くぜ。そろそろみんな、集合してる頃だ。」
赤月(みんなか…。今回の合宿は青学のメンバーも大勢参加するから心強いよね。)
  (リョーマ君に不二先輩、菊丸先輩、大石先輩、乾先輩、河村先輩、桃城先輩に海堂先輩…。)
  (そして女子は私と、那美ちゃんが参加する。)
  (3年の先輩と一緒にテニスをするのも、久しぶりだよね。全国大会以来かぁ…。)
  (天才と言われる、不二先輩の華麗なプレイと返し技の数々は、見る者を魅了するんだ。)
  (菊丸先輩のアクロバティックなプレイは、青学の誇る黄金ペアの大きな武器だった。)
  (黄金ペアのもう1人、ダブルスを知り尽くした大石先輩のムーンボレーもすごかった。)
  (乾先輩のデータテニスは、いつも一瞬のスキもなく、相手を追い詰めたし…。)
  (河村先輩のバーニングなパワーと波動球は圧倒的な破壊力だった。)
  (それに…当時の部長、手塚先輩。どんなプレイも完璧で、全国でも最高レベルの選手だった。)
  (特にあの零式ドロップショット。あんな球を打たれたら、絶対に返せないよね。)
  (いまは山吹中の亜久津さんと一緒にアメリカに留学に行ってるんだよね。手塚先輩…元気かなぁ。)
  (2年の先輩や、1年の同期の部員はいつも練習で会ってるけど、合宿で過ごすのも楽しみだな!)
  (青学一のクセ者、桃城先輩の強烈なダンクスマッシュが選抜でも炸裂するんだろうな。)
  (海堂先輩の強靭な精神力と必殺のブーメランスネイクには、他校の選手も驚くだろうね。)
  (リョーマ君もナマイキな口を利くだけあって、テニスの実力はすごいから…。)
  (きっと選抜でも、色んな人をあっと言わせるんだろうなぁ。)
  (それに、小鷹那美ちゃん。基本が出来ているって言うか…キレイなテニスなんだよね。)
  (那美ちゃんのテニスは私の憧れ…目標だからね。)
桃城「おいおい、赤月、まだ夢、見てんのか?」
  「朝っぱらからボーッとしてちゃあ、いけねーな、いけねーよ。」
赤月「あ、すみません。」
桃城「朝の運動がてら、ダッシュで行くぜ!ついて来い!」
赤月「はいっ!」

スミレ「よし、揃ったね!全員、準備はいいだろうね。」
菊丸「もっちろん!準備万端、パーフェクトだよん!」
河村「1週間の長い期間の合宿に困ることがないよう、念入りに準備してきしたから。」
スミレ「それは結構。あんたたちは全国大会優勝校のメンバーなんだからね。」
   「その自覚を持って…テニスの腕だけじゃなく、日頃の行動でも模範となるようにね。」
   「選抜の合宿は、多くの学校の多くの選手が集まる。団体行動を乱すんじゃないよ。」
海堂「お調子者のテメェのことだぞ。わかってんのか、桃城。向こうで恥かかせるんじゃねぇぞ。」
桃城「なんだと、マムシ!お前の方こそ、その調子で揉め事起こしたりするんじゃねぇのか?」
スミレ「やれやれ…。あやつらが向こうでもああなったら…頼んだぞ、大石。」
大石「はい。まったく、世話の焼けるヤツらだな。」
スミレ「とにかく、今回の合宿は青学の実力を証明するいい機会だからね。思いっきり暴れておいで。」
不二「クス…。これは責任重大だな。」
乾 「今回は全国の選手のデータを集めるいい機会でもあるし…頑張らないとな。」
桜乃「あの…頑張ってきてね。」
赤月「ありがとう、桜乃ちゃん。」
朋香「ほんと、心配だわ。さびしくなったら、夜にでも私に電話しなさいよ。」
  「(合宿に来ている選手のデータも親密度ノートに更新中だからね。)」
赤月「(う、うん。そうだね、他校の人と知り合いになったら電話するよ。)」
河村「なに、内緒話してるんだい?」
赤月「あっ…な、なんでもないんです…。」
選択肢で親密度が変わる
→「河村先輩!」
→「タカさん!」


河村「なにか困ったことがあったら遠慮しないで相談してくれよ、赤月。」
赤月「はいっ!」
朋香「あっ、そうそう、これ、差し入れだから。頑張ってね〜。」
赤月「ありがとう、朋ちゃん。」
小鷹「朋ちゃんの割りには、差し入れとは気が利いてるじゃないの。」
朋香「なんか、トゲがある言い方ね、那美。」
小鷹「いやはや、ありがとね。で、なに、なに?食べ物?」
朋香「それは開けてからのお楽しみ。本当はリョーマ様にだけに渡したいけど、そうもいかないから…。」
  「やむを得ず、建前上、テニス部のみんなへっていう形を取ってるだけなんだから。」
桜乃「ちょっと、朋ちゃん…。」
小鷹「…ぜーったい、リョーマ君の分、食べてやる。食べ物じゃなくても食べるからね!」
朋香「私の野望を邪魔する気〜!?」
小鷹「野望って…。」
朋香「いい?もし、邪魔なんかしたら、あんたが嫌がる昔のあだ名、「なみっち」を広めるからね!」
小鷹「うっ…。それだけはカンベン。」
赤月「もう…みんな、相変わらずなんだから。」
カチロー「でも、1年生から3人も選抜に呼ばれるなんて、本当にすごいよね。」
カツオ「本当に。僕たちも頑張るから、赤月さんも頑張って来てね。」
赤月「うん!頑張ってくるね!」
堀尾「ま、後のことは、この俺に任せておいて、安心して行って来いよ。」
  「なんたって、このテニス歴3年の俺は、乾先輩からデータを引き継いだ男なんだからな!」
赤月「あはは!そうだね。」
荒井「おい、ヘラヘラしてるんじゃねぇぞ。」
池田「なんの間違いで推薦されたかわからねぇけど、選ばれた以上は、お前は青学の名を背負ってるんだ。」
荒井「お前が向こうで恥をかくと、青学テニス部レギュラーの俺たちの実力が疑われることになる。」
  「絶対に、なめられるんじゃねぇぞ。」
赤月「大丈夫ですよ、任せてください!」
リョーマ「先輩たちこそ、青学の実力が疑われないように…もっと練習した方がいいんじゃないスか。」
荒井「なんだと!?」
赤月(ははは…。ホント、リョーマ君って、人の逆鱗に触れる天才だね。)
桃城「おい、バスが来たぞ!早く乗れよ!」
赤月「はーい!ついに出発ですね!」
大石「ああ。だが、その前にやることがあるだろ?」
海堂「そうっスね。…じゃあ、行くぞ!」
(スチル)
海堂「青学ーーーっ!」
  「ファイッ!!」
一同「オーーーッ!!」

赤月(いよいよ…Jr.選抜の合宿が始まるんだ。)
  (どんな出来事が、私を待っているんだろう…。)
  (いまからワクワクが止まらないよ。よーっし!思いっきり頑張ろう!)
→オープニングを飛ばす ???「今日からJr.選抜の合宿だ!」
   (青学レギュラー全員と、女テニの1年エース那美ちゃんが選ばれるのは当然としても…。)
   (全国大会の優勝校推薦枠で私が選ばれるなんて、正直言って信じられないよ。)
   (だって、私なんてラケット持ってまだ1年経たないんだよ!)
   (…ってことはリョーマ君の家にお世話になってから、もう1年近く経つんだ…。)
   (お父さんがリョーマ君のお父さんの南次郎さんと親友だったことが縁で下宿させてもらってるんだよね。)
   (…あのふたり、さすが親友、類は友を呼ぶって、このことなんだって実感しちゃった。)
不二「フフッ。起きなよ、お寝坊さん。もう合宿所に着いたよ。」
???「えっ!?あ、不二先輩!なんで私の部屋にいるのぉ?」
以下のやり取りはランダム
大石「はははっ、頼もしいよ。1年で選抜に選ばれてて、そのうえ居眠りするなんてな。」
???「そ、そんなぁ〜。緊張しすぎて、つい…。(我ながら苦しい言い訳だよ。)」
菊丸「残念、無念、まった来週〜!そんな夢を見ちゃうなら、今度不二を家に誘ったらどうかにゃ?」
???「そ、そんなぁ、菊丸先輩。…からかうの、なしですよ〜!」
河村「ずいぶん派手にフネをこいでいたけど…首、痛くないかな?」

???「は、はい!大丈夫です。(派手に…って、恥ずかしい。もう、誰か起こしてよぉ。)」
桃城「ほらよ、荷物。それから越前の親衛隊がくれた差し入れ、忘れちゃいけねーなぁ、いけねーよ。」
???「あ、すみません、桃城先輩。ありがとうございます!」
不二「じゃあ、行こうか。」
???「わあ〜〜〜。とうとう来ちゃったんだ。あふ…まだ眠いや。」

???「きゃあっ!ご、ごめんなさ…あ〜〜〜っ!朋ちゃんの差し入れのババロアが〜〜〜っ!」
(スチル)
???「…ウ、ウソぉ!この人、ラケットで受けとめちゃった!」
   「それに、なんて長いラケット…!」
???「ジジイが食ってもババロア。」
   「…ぷっ。」
(スチル)
???「バネさん!ちょっとタンマ!」
???「うるせぇ、このダビデが!聞きあきたぜっ!!」
???「な、なにごとですかっ?」
不二「フフッ…。六角中は相変わらずだね。」
???「六角中?不二先輩、この人たち、お知り合いですか?」
???「不二!やっと登場か。青学が最後だよ。」
不二「佐伯。久しぶりだね。元気だった?」
???(へぇ、不二先輩、楽しそう。よっぽどこの人と仲がいいのかな…?)
不二「…あ、ごめん。ふたりで話し込むところだったね。彼は六角中の佐伯だよ。」
???「私の名前は…。」

赤月「青学1年の赤月巴です!」
佐伯「俺は六角中3年、佐伯虎次郎。よろしくね。」
黒羽「俺は六角中3年、黒羽春風だ。ダビデの寒いギャグには笑うなよ。つけあがるからな。」
天根「バネさん、いっつも乱暴だなぁ。面白いのに…。あ、俺は六角中2年、天根ヒカル。」
赤月「よ、よろしくお願いします…。(黒羽さんってよっぽど天根さんのギャグ、聞きあきてるんだ。)」
  「あ!ババロア!受けとめてくださって、ありがとうございました!」
  「六角中って聞いたことあります。千葉の古豪だ…って。」
・希望ヶ丘TC
赤月「たしか、部長さんが1年生なんですよね!すごく、うまいんだろうなぁ。」
佐伯「ああ。剣太郎の強さはハンパじゃないよ。練習で見られるから、驚くなよ。」
・自由の森TS
赤月「たしか、聖ルドルフの木更津さんがいたところでしたよね?」
佐伯「ああ。2年の秋だったかな。聖ルドルフの観月が、熱烈にスカウトしていったよ。」
佐伯「じゃあ、俺たちはこれで。また練習で会おう。」
赤月「あ、不二先輩、私たちも荷物置きに行かなくちゃ!それじゃ、失礼します!」
不二「じゃあね。」

赤月「え〜と、南棟の301はこっちでいいんだよね。」
  「え〜と、私と同室になるのは那美ちゃんと不動峰の橘杏さん、氷帝の鳥取さん、それから…。」
小鷹「あれっ?まだ荷物、置きに行ってなかったの?早く着替えて来なよ。」
赤月「あははは。ちょっと道草くっちゃって…。」
杏 「お久しぶりね。同室なんて楽しみだわ。」
赤月「私も楽しみです。色々お話、しましょうね!」
鳥取「ケガしたとき、お父さんを紹介してもらえて助かったわ。合宿、頑張りましょう!」
赤月「はい、頑張りましょう!肘のケガが治って本当によかったですね!」
・希望ヶ丘TC
赤月(あとは立海大付属の原さんね。試合では敵同士でも、挨拶は明るく、だよね。)
  「原さん、合宿の間、同室ですね。よろしくお願いします!」
原 「…よろしく。」
赤月「私、まだキャリアが浅いんで、色んなこと教えてくださいね。」
原 「…私、同室だからって馴れ合うのは好きじゃないから。」
赤月「そ、そうですか。ごめんなさい。(う〜ん、怒らせちゃったかなぁ。…ま、いっか。)」
・自由の森TS
赤月(あとは聖ルドルフの早川さんね。よく知ってる人だと、同室でも気が楽だよね。)
早川「あなたと同室なんてね…。協会の方も、もっと経歴を考えて部屋割りを組んでほしいものだわ。」
小鷹「……。」
赤月「早川さん…。」
杏 「しばらく一緒に生活するんだから、仲良くしましょうよ!その方がきっと楽しいわよ!」
赤月「そ…そうですよね!あ、じゃあ、私…荷物置いて着替えて来ま〜す!」
  (ふぅ。まぁ合宿も始まったばかりだしこれから仲良くなっていければいいよね!)

・榊登場 榊 「集合しろ!」
赤月(あれ?なんだろう?)
榊  「私が今回、Jr.選抜の特別顧問としての合宿の指導にあたることになった、榊太郎だ。」
赤月(あれ…あの人、たしか、氷帝の顧問の先生だったよね。)
  (そっか。あの先生がJr.選抜のコーチなんだ。)
榊 「この合宿は、日本の選手のレベルを引き上げ、世界に通用する選手を育成することが目的だ。」
  「男子との連携を高めるため、ミクスドの女子選手には、男子と同じメニューで練習をしてもらう。」
  「練習は早朝、午前、昼、夕方の4つの時間帯に分けられている。」
  「そして毎日、1日の締め括りとして練習試合を行う。これは強制なので各自、体調を整えておくように。」
  「体調がすぐれない状態では、よい結果は望めない。「休息」は各自のペースで行え。」
  「また、合宿の最終日には、トーナメント方式の試合がある。」
  「トーナメントは、男子・女子のシングルスとダブルス、そしてミクスド•ダブルスの形5部門だ。」
  「優秀な選手には、オーストラリアで開催されるU-16の世界大会の出場権が与えられることになる。」
赤月(オーストラリア!うわぁ、行きたいなぁ…。)
榊 「ただし、日本の代表として行く訳であるから、恥ずかしくない英語力を身につけておくように。」
  「…程度によっては、選考から除外される場合もあることを忘れるな。」
赤月(つまり「勉強」しないと世界大会へは行けないって訳かぁ。夜にでもするしかないかな…。)
榊 「なにか質問はあるか?…ないようだな。」
  「それでは最後に、選抜の主将、副主将を紹介する。…おい。」
真田「Jr.選抜の主将を任されることになった、立海大付属3年、真田弦一郎だ。」
  「合宿を実り多い物とするため、共に力を尽くしていこう。」
跡部「俺が氷帝学園3年、跡部景吾だ。」
  「"副"ってのが気に入らねぇが…ま、俺なりにやっていくつもりだ。厳しく行くから覚悟しておけよ。」
榊 「それでは練習を始めろ。…行ってよし。」
赤月(いよいよ、合宿がはじまったっていう実感が湧いてきた…。練習、頑張らなくっちゃね!)

・遅れてきた男たち
自由の森TSの場合は手塚のみ
赤月(ふう、午前中の練習だけで、すごいハードだったよ。)
  (このあと、午後の練習もあって、試合までするんだもん。ホントにハードだよね。)
  (あれ?バスだ。誰か、遅刻して来たのかな。)
手塚「…やはり、遅れてしまったようだな。」
赤月「て、手塚先輩!?(どうして手塚先輩が?留学してたはずなのに…。)」
亜久津「うるせーな。こっちは長旅で疲れてるんだ。」
   「耳元で、でっけぇ声上げんじゃねえよ。」
赤月「それに、亜久津さん!?」
千石「いや〜元気そうだね、亜久津。あんまり遅いから、飛行機でも堕ちたかと思ったよ。」
大石「手塚…待ってたぞ。元気そうだな!」
赤月(手塚先輩の周りには青学の、亜久津さんの周りには山吹の人たちが集まってきちゃった。)
  (う〜ん、どっちの話の輪に加わろうかな。)

→「手塚を囲む会話に加わる」
赤月「手塚先輩…。もしかして手塚先輩も、合宿に参加するんですか?」
手塚「ああ。元々、卒業式と選抜には戻ることになっていたからな。」
赤月「全然知らなかった…。でも、先輩たちは、驚いてないですよね?」
  「もしかして、みんなは知ってたんですか?」
リョーマ「メンバー発表の時、名前、入ってたでしょ。見てなかったの?」
赤月「そ、そうだっけ…。(実は監督推薦枠の欄しか見てなかったんだよね…。)」
不二「向こうはどうだった?」
手塚「環境が変わると、それだけでも刺激が多く、毎日の練習が新鮮だ。」
  「科学的なトレーニングが日本よりも格段に進んでいて、勉強になることは多い。」
乾 「なるほど…。その辺りのことは、あとでじっくりと聞かせてもらおうか。」
手塚「ああ…。みんな、変わりなさそうだな。安心した。」
河村「手塚も元気そうで、ほっとしたよ。向こうは色々、物騒なことも聞くし心配してたんだ。」
菊丸「俺も!どう見ても中学生に見えなくて、間違われて大学に入れられてないか心配してたんだ。」
赤月「あははは!」
手塚「……。」
赤月「…すみません。」
手塚「赤月も変わりはないようだな。」
赤月「はいっ!相変わらず元気バリバリです!」
  (手塚先輩も、合宿一緒なんだ。うれしいな!元気な姿も見れたしね!)
→「亜久津を囲む会話に加わる」
赤月「それにしても…亜久津さんも選ばれてたんですね。」
  「亜久津さんの実力なら当然ですけど、アメリカにいるから来ないと思ってました。」
亜久津「卒業式と選抜には戻ってくることになってたらしい。…俺もこないだ知ったんだがな。」
赤月「亜久津さん、長旅で疲れてるみたいですけど大丈夫なんですか?」
亜久津「それだけじゃねぇ。飛行場でのウチのババァの歓迎のせいだ。」
赤月「ババァ…って優紀ちゃんのことですか!?ひっどーい!!」
千石「いや〜、同感、同感。」
  「いけないなぁ、亜久津。あんな若くてキレイなお母さんを、ババァだなんて言っちゃ。」
亜久津「千石…テメェ!」
南 「おいおい、到着早々、ふたりともやめろよ。」
東方「周りに迷惑だろ?」
赤月「そ、そうですよ。亜久津さん。」
千石「だってさ。お母さんの熱〜い歓迎で、疲れてるんだろ?」
  「午後の練習が始まる前に、荷物を置いて、少し休んだ方がいいんじゃない?」
亜久津「チッ。俺に指図するんじゃねーよ。」
赤月「でも、そうしたほうがいいですよ。」
  「長い時間飛行機乗ると、エコロジー症候群とかになるんですよ。」
吉川「それを言うなら、エコノミー症候群です。」
千石「あはは!いやぁ、キミ、面白いねぇ。名前は?」
赤月「えっ?ああ、私は青学1年、赤月巴です!」
千石「俺は山吹中の3年、千石清純。またの名をラッキー千石。よろしくね。」
赤月「はあ。ラッキー千石さん、ですか。」
千石「ラッキー(↓)千石じゃなくて、ラッキー(↑)千石だからね。」
室町「いいじゃないっスか。どっちでも。」
千石「いやいや、逆だとアンラッキーなイメージがするだろ?」
亜久津「チッ…。付き合ってらんねぇぜ。」
赤月「あ、亜久津さん。…行っちゃった。」
  (でも、合宿、亜久津さんも一緒なんだ。)
  (元気そうだったし、…なんだかうれしいな。)

・合宿の雰囲気は? 赤月「さてと、昼休みだけど、なにしよっかなぁ。」
神尾「よっ、赤月。」
赤月「あっ、神尾さん、伊武さん!こんにちは。」
神尾「どうだ、合宿の雰囲気は?」
赤月「すごい人たちに囲まれて緊張しっぱなしですけど、頑張って行きます!」
伊武「へぇー、キミでも緊張するんだ。(どーせ、成り行きで適当なこと、言ってるんだろ?)」

神尾「ははは!そりゃあ、知らなかったぜ。」
赤月「ですよね?私も初めて見たときは信じられなかったですよ。」
伊武「キミって、相変わらずそーゆーことには、めざといよね。」
神尾「おっと、もうすぐ合同練習が始まるぜ。そろそろ準備しねぇとな。」
赤月「おしゃべりが楽しすぎて、時間があっという間に感じられましたよ。」
神尾「ああ、まったくだな。」
  「じゃあ、俺たち準備があるから行くぜ。」
伊武「(俺って、ここにいる必要がなかったような気がするなぁ。…っていうか、お邪魔虫?)」
神尾「ほら、ボヤいてないで行くぞ、深司。」
伊武「じゃあね、赤月。」
赤月「はい!」
  (こうして、この日の昼休みは、神尾さんたちと楽しくすごした。)

・練習 昼
午後に行った練習によって会話の相手が変わる
☆ミーティング ・希望ヶ丘TC
乾 「どうだ、ここの雰囲気は?」
赤月「あっ、乾先輩。」
  「本当にスゴイ人ばかりですよね…緊張してきちゃいました。」
乾 「今までのような学校単位の団体戦とは違って、個人戦。」
  「もっとも、青学テニス部員としての看板を背負っていることに変わりはないが。」
赤月「あ、あんまりプレッシャーかけないでくださいよ〜。」
乾 「補欠とは言え、メンバーの1人であることに変わりはないんだ。まったく自信がない訳ではないだろう?」

赤月「そうですね…。」


→「運がいいから何とかなりますよ!」
赤月「私って運がいいから、なんとかなりますよ!」
乾 「運も実力のうちとは言うが…。データは残酷だ、歴然とした差が運だけで埋まるものかな。」
→「当たって砕けるだけですっ!」
赤月「とにかく、当たって砕けるだけですっ!」
乾 「砕けられては困るんだが。ガムシャラになるのもいいが、少しは考えることも必要だぞ。」
→「レベルアップしたいと思います。」
赤月「この合宿を通じて、私もレベルアップしたいと思います。」
乾 「その落ち着きがあれば大丈夫だ。お前ならやれるよ。」
→「実力を冷静に見極めたいと思います。」
赤月「自分の実力を冷静に見極めたいと思います。」
  「私には、なにが足りなくて、なにが必要なのかを見極めて、それを補って行きたいです!」
乾 「いい心掛けだ。俺の見たところ、お前はまだまだ弱点だらけだ。」
赤月「そ、そうですか…。わかってたけど、言われてみるとちょっとショックかも。」
乾 「そうじゃない。弱点だらけということは伸びる余地があるということだ。」

  「お前の努力次第ではまだまだ上に行けるだろう。むしろ喜ぶべきことだ。」


乾 「とにかく、これだけの大所帯だ。楽しみだな。」
赤月「大勢いるから、楽しみ?なにがです?」
乾 「全員分のドリンクを確保するのは簡単ではなかったが、なんとか間に合ったよ。」
  「立海大の真田や、氷帝の跡部。彼らにどういう効果を及ぼすか、フフフ…。」
赤月(ひええ〜。あの不二先輩すら瞬殺する特製ドリンクを…。)
  (ううっ。この合宿、なにが起きるんだろう。ドキドキしてきた!)
  (あっ、夕方の練習の予鈴だ。そろそろ準備しなくっちゃ!)
☆素振り 赤月「ううー、さすがに練習きついな。のど渇いたよ。水、みーずー!」
  「…うわっ、(水飲み場、すごく混んでる!みんな考えること一緒なんだ。)」
  (どうしよう。おとなしく並ぶしかないかぁ。)
  「あれ?あそこの水道、空いてる!」
  (並んでる人もいないし、よーし、使っちゃおう。)
  「…ん?んんー!」
  (せ、栓がかたーい!だから誰も使ってなかったんだ。)
  「このー!えーい、開けー!」
  「ああっ!開いたけど、水がーっ!」
???「うわぁ!?」
赤月(しまったー!隣りの人たちに掛かっちゃったよ。)
  「ご、ごめんなさいっ!」

  (そうだ、タオル渡そう!どっちに渡そうかな?)


→「ちょっと様子を見る」
赤月(ちょっと様子を見よう。後輩の人に渡しちゃったら色々と気まずいかもしれないしね…。)
???「大丈夫ですか?いま、俺のタオルで拭きますからじっとしててください。」
赤月(なるほど、敬語を使っているし、大きい方の人が後輩なんだね。)
  (…って、もたもたしてたら先に拭かれちゃったよ。完璧にタイミング逃した〜。)
→「背の高い人」
???「気にしなくていいよ、キミだってぬれているんだし、自分で使いなよ。」
赤月「そんな、私が悪いんですから遠慮せず、どうぞ!」
???「そうかい?じゃあ、使わせもらうよ。」
→「帽子をかぶっている人」
赤月「すみませんでした!これ、使ってください!」
???「いや、わざとでもねぇんだし別に気にしなくていい。」
???「まぁまぁ、せっかく言ってくれてるんだし、使わせてもらったらどうです?」
???「…そうか?じゃあ、悪いな。」

赤月「いえ、こちらこそ…。」


???「あれ?お前、たしか青学のミクスド選手だろ。」
赤月「はい、青学1年、赤月巴です!(何で知ってるのかなぁ?)」
宍戸「ああ、俺は氷帝学園3年の宍戸亮だ。」
鳳 「俺も同じ氷帝学園、2年の鳳長太郎。よろしくね。」
赤月「よろしくお願いします!」

宍戸「あっと、もう休憩終わりだな。戻るぜ、長太郎。じゃあな赤月。」
鳳 「はい、宍戸さん。それじゃ、練習、お互い頑張ろうね。」
赤月「はい!」
  (氷帝学園の宍戸さんに、鳳さんか。)
  (さっそく、知り合いが出来ちゃった。合宿、楽しくなってきたかも!)
☆ダッシュ 赤月「…クゥッ!ハァハァ。もーダメ。ダッシュ練習は、ここまで〜。」
佐伯「お疲れさま。ずいぶんと頑張っているね。」
赤月「ここには強くなるために来てますからね。練習をなまけたら意味なくなっちゃいますもん。」
佐伯「さすが、不二の後輩だね。そんなことを言いつつも全然つらそうじゃないところとか。」
赤月「佐伯さんって、不二先輩とお知り合いなんですか?朝も親しげに話してましたけど。」
佐伯「まぁ、知り合いには間違いないね。六角と青学は練習試合もよくやっていたから。」
  「期待できる1年の女子が入ったって不二が言ってたけど、あれってキミのことだったのかな。」
赤月「私なんて、まだまだですよ〜。あ、前から聞きたかったんですけどいいですか?」
  「六角のみなさんて、木のラケットを使ってますよね。あれって、どうしてなんですか?」
  「今じゃ木のラケットなんてあまり売ってませんよね。それなのに珍しいっていくか…。」
佐伯「俺たちのラケットは手作りなんだ。だからダビデみたいな長い柄のラケットにすることもできるんだ。」
天根「俺のこと、呼んだっスか、サエさん。」
赤月「うわ〜。本当に柄のところが長〜い。近くで見たら、さらに長く見える〜。」

  「木のラケットかぁ…。」


→「でも、木のラケットって古くさいかも」
赤月「でも、木のラケットっていまの時代じゃ古くさいかも…。恥ずかしいっていうか。」
佐伯「本当に恥ずかしいのは、道具の良し悪しをわからないことだと俺は思うけどね。」
→「手作りのラケットって、いいかも!」
赤月「手作りのラケットって、いいかも!自分のプレイスタイルに合いますもんね!」
佐伯「そういうこと。使いやすさは間違いないね。1度使ったら他のは手にできなくなるよ。」
→「長いラケットを使う天根さんはスゴイ!」
赤月「こんな長いラケットを使う天根さんってスゴイですよね!私じゃ無理だもんっ。」
天根「そうかな…。コツさえ分かれば、きっと大丈夫。」
→「私には佐伯さんの方が使いやすいかな」
赤月「私には佐伯さんのラケットの方が使いやすいかな。スタンダードなサイズですし。」

佐伯「じゃあ、今度貸してあげるよ。実際に使ってみると、もっとそのよさが分かるから。」


赤月「…あれ、天根さん、どうしました?なにか考えてるみたいですけど。」
天根「ラケットを考えて、ボケっとする。ぷぷっ。……わぁっ!?なにすんだ、バネさん!!」
(スチル)
黒羽「なんど言やぁわかるんだ!つまんねぇダジャレを言うなって!この、ダビデがっ!」
赤月「あは、ははは…。(六角の人たちって、かわってるなぁ…。)」
  (でも、みんな自分にピッタリ合ったラケットを使ってるってことかぁ。強くなるのもわかる気がするよ。)
☆球出し 赤月「ううー、練習キツいよぉ。榊コーチって初日から飛ばし過ぎ…。」
鳥取「ほらほら、グチらないの。Jr.選抜なんだもん、榊監督が厳しいのは当然だよ。」
赤月「鳥取さんは氷帝の生徒だし、慣れてるんだよ…。」
  (あの雰囲気とかにもね…。慣れないと強烈だよ、やっぱり。)
???「なんだよ、鳥取。榊監督のうわさ話か?」
赤月(…誰?)
  「ねぇ、鳥取さん、知り合い?」
鳥取「うん、氷帝学園の先輩なの。こちらが向日岳人さん、それでこちらが…。」
忍足「かまへんで、自分で言うわ。俺は忍足侑士。お前、青学の赤月やろ?」
赤月「え?私のこと知ってるんですか?(そんな有名人だったっけ?)」
向日「俺たち、関東大会でお前の試合見てたからな。」
赤月「そうだったんですか…。」
  (きっとあの、鳥取さん、樺地さんと戦った試合だよね。)
  (あれは…色々、心に残った試合だったな。鳥取さんの怪我のこと…。)
  (テニスをするのに必要なこととか改めて考えたっけ…。)
忍足「ええ機会や、ちょっと質問しよ。なぁ、テニスプレイヤーに一番必要なもんはなんやと思う?」

赤月(うわぁ、心を読まれたみたい!びっくりしたぁ。…それで答えは…。)


→「人それぞれだし…。」
赤月「人それぞれ考え方が違うし、だから必要な物も違うんじゃないですか?」
忍足「せやから、お前の意見を聞きたかったんやけどなぁ。」
赤月「うっ…。」
  (確かに…。ちょっと調子に乗っちゃったかも…。)
→「もちろん、気合!」
赤月「絶対に負けないっていう気合だと思います!」
向日「それも、確かに必要だな!なんつーか、お前らしい返事だよ。」
赤月(あ、あれ?ちょっと外しちゃったかな?…でも印象は悪くないみたい。)
→「試合の流れを読む冷静さ」
赤月「試合の流れを読む冷静さでしょうか?ゲームメイク力というか…。」
忍足「ほう…ええ返事や。思うとったよりなかなか見所あるみたいやな。」
→「自分のテニススタイル」
赤月「そうですね…。これだけは譲れない、っていう自分のテニススタイル、かな?」

向日「おっ、わかってるじゃん。それだけは誰にも負けないって自信持てるもんは必要だよな。」


忍足「あかん、もっと話したいとこやけどそろそろ休憩終わりやな。」
向日「そんじゃ、またな。お互い頑張ろうぜ。」
赤月「はい!」
  (氷帝学園の忍足さんに、向日さんか。)
  (さっそく、知り合いが出来ちゃった。合宿、楽しくなりそうだな!)

・仲良しショッピング 赤月(まだちょっと時間に余裕があるし、購買コーナーでも行ってみよっかなぁ。)
  (あー、でも1人で行ったら、買い物に熱中して練習時間に遅れちゃうかも…。)
小鷹「ねえ、巴。今から購買に行くんだけど、一緒に行かない?」
赤月「あっ、那美ちゃん。なにを買いに行くの?」
小鷹「うーん、色々とね。…その場の勢いで衝動買いしちゃいそうだけど。」

  「で、どうする?」


→「私はいいや。」
小鷹「うん、わかった。じゃあね。」
→「行く、行く!」
赤月「行く、行く!私もちょうど誰かと一緒に行きたい気分だったんだよね!」
小鷹「うん。じゃあ、行こう!」

小鷹「買い物は済んだみたいだね。じゃあ、戻ろっか。」
赤月「うん!」

・試合 真田「集合!」
  「これより本日の練習試合を行う。対戦相手は公平にくじで行う。順番に引き、試合を始めてくれ。」
一同「はいっ!」
赤月 (うーん、緊張するなぁ。相手は誰になるのかな…。)
  「…ん?緑山中の季楽靖幸さん?…誰だっけ?」
季楽「それはこっちのセリフだよ。僕のことを知らないなんて。」
  「やっぱり補欠枠で入って来た選手だから、しょうがないのかな。」
赤月「な、なんですって!?補欠枠は関係ないでしょ!?(人が気にしてることを…!)」
季楽「季楽って、聞いたことない?全日本選手権4連覇の、季楽泰造。」
赤月「えぇーっと…。聞いたことあるような…ないような…。」
季楽「パパのことも知らないのか。…まぁいいや。」
  「とにかく、キミみたいな補欠枠の1年生の女子とシングルスなんて、ごめんだね。」
赤月「ちょっとっ!じゃあ、どうすんのよ!?」
季楽「…シングルスじゃなければ、ダブルスに決まってるでしょ?パートナー、適当に決めてさ。」
赤月「適当にって…。う〜ん、どうしよう。」

赤月 (…それで、結局季楽さんのパートナーは誰になったのかな…?)
  「ウ、ウソぉ。男子ダブルス対ミクスドですかぁ!?」
真田「季楽のパートナーを名乗り出る女子が現れなかったため、男子から募る以外なかった。」
  「だが、これに勝てば、以後二度と補欠扱いされることもあるまい。…どうだ?」
赤月「確かに…。わかりました、私、やります!」
日吉「相手にとって不足はない。まずはここを勝って下克上だ。」
季楽「汗かくの、あんま好きじゃないんだ〜。」
  「汗かいちゃう前に終わらせるからね。」
赤月 (な、なんなの、この人!?こんな、なよっとした人なんかには絶ーっ対に負けないんだから!)
☆勝ち 赤月「よーっし、勝ったー!」
  「このJr.選抜…私だって、充分通用するんだ。もう補欠って呼ばせない!」
日吉「くっ…。」
季楽「次は…次こそは、絶対にお前を倒してやる!」
赤月「いいですよ。いつだって受けて立ちますから!」
☆負け 赤月「そんな…。負けちゃうなんて…。」
  「やっぱりこれが、補欠と正メンバーの差、なのかな。」
日吉「勝ったな…。まずはこれが、下克上への第一歩だ。」
季楽「まぁ、そう悪くなかったかもね。まともなコーチにつけば、もっと上達すると思うよ。」
赤月「ううっ…。く、くやしい。」

・散歩
最も高いステータスによって会話の相手が変わる
☆パワー 赤月(合宿初日だもん、目が冴えちゃってるし、気分も落ち着かないよ…。)
  (う〜ん、散歩でもすれば少しはリラックスできるかな?)
  「少し外でも歩いてこようかな。裏庭に行ってみよっと。」

赤月(んー、歩いてるうちに落ち着いてきたな。散歩して正解だったよね!)
  (それにしても、思ったより風が冷たいや。)
  (長く外にいたら身体が冷えちゃいそう。もう中に戻ろうかな?)
???「やあ、こんばんは。こんなところでなにしてるの?」
赤月「あっ、こんばんは!」
  「気分が落ち着かないので少し散歩をしてたんです。おふたりは、自主トレですか?」
宍戸「ああ。今回の合宿で、青学の連中に関東大会のリベンジをするつもりだからな。」
赤月「受けて立ちますよ?むしろ、返り討ちにしちゃいますから。」
鳳 「そういえば、青学の中でキミのことはどんな性格かよく知らないな。」

赤月「私ですか?私はですね…。」


→「生意気だって言われます。」
赤月「よく生意気だって言われます。誉められているのかはわからないんですけど…。」
宍戸「ふーん、俺はそういうヤツ、嫌いじゃねぇな。向かってくる感じがいい。」
赤月「えへへ、つまり誉められてるんですね?」
→「一途な性格ですよ。」
赤月「一途、なのかな?思い込んだら一直線だってよく言われますよ。」
  「中にはイノシシ呼ばわりする人もいますけど…。」
鳳 「そうなんだ。一途に真っ直ぐなのって俺はいいと思うよ。」
赤月「そうですか?ちょっと行きすぎちゃうとこがあるんですけどね…。」
→「天然ボケみたいです。」
赤月「えーっと、みんな、口を揃えて天然ボケだって言います…。」
鳳 「それはすごくわかる気がする、って、いや、悪いとは思ってないからね?」
赤月「あはは、鳳さんもやっぱりそう思ってるんですね?」

  (たぶん、宍戸さんも同じように思ってるんだろうなぁ。)

  
赤月「それにしても、外は意外と寒い…。」
  「は、はっくょん!!んくしゅ!くしょん!」
宍戸「わっ、派手にいったな。風邪ひいたんじゃねぇか?」
赤月「いえ、まだ平気です。でも、早く戻らないと…。はっくょん!!」
鳳 「大丈夫かい?」
  「俺のジャージ、部屋の前まで貸すよ。送って行くから、風邪をひく前に戻ろう。」
赤月「えっ?あ、ありがとうございます。」
  (このあと、鳳さんに部屋まで送ってもらっちゃった。)
  (鳳さんって、やっぱり優しい人だな…。)
☆瞬発力 ・菊丸、佐伯
赤月(合宿初日だもん、目が冴えちゃってるし、気分が落ち着かないよー。)
  (うーん。散歩でもすれば少しはリラックスできるかな?)
  (よし、ちょっと合宿所の中を探検してみよう!)

赤月(んー、歩いてるうちに落ち着いてきたな。散歩してきて正解だったよ。)
  (あれ?あそこにいるのって、菊丸先輩と佐伯さんだ。)
  (せっかくだし声掛けてみようかな。)
  「こんばんは!」
菊丸「おっ、赤月。どうしたどうした。迷子にでもなったとか?」
赤月「違いますよ!散歩です、散歩。先輩たちは何のお話ですか?」
佐伯「ちょっと、リベンジ宣言をね。前の試合じゃ菊丸にまんまとやられちゃったし。」
赤月(そっか、ふたりは過去の大会で何度か対戦してるんだよね。)
佐伯「でも、いまの俺は抜けないよ。アクロバティックは、すべて封じさせてもらうからね。」
菊丸「ぜーったい、抜いてやるもんね!俺のアクロバティックだってあれからもっと鍛えたんだぞ!」
赤月(くすっ、なんかいいライバルって感じだね。ほほ笑ましいな〜。)
佐伯「ねえ、もし俺たちがシングルスで戦ったらキミはどっちを応援する?」

赤月「ええっ!?うーん、そうですね…。」


→「ふたりとも応援します」
赤月「そうすれば、ふたりとも頑張ってすっごくいい試合が観られると思いますから。」
菊丸「おおっ!赤月にしては頭使った答えだな〜。」
赤月「…先輩、それ誉めてないですよ。」
→「菊丸先輩を応援します」
赤月「もちろん菊丸先輩を応援しますよ。」
菊丸「だよなっ!やっぱり先輩後輩だもんな〜。」
赤月「ですね。菊丸先輩が負けるとこなんて見たくありませんよ。」
→「佐伯さんを応援します」
赤月「もちろん佐伯さんを応援しますよ。」
  「それで、その試合からアクロバティックプレイに勝つ方法も学んじゃおうかと!」
佐伯「ははは、なかなか言うね。頼もしい後輩じゃないか、菊丸。」

・忍足、向日
赤月(合宿初日だもん、目が冴えちゃってるし、気分が落ち着かないよ…。)
  (うーん、散歩でもすれば少しはリラックスできるかな?)
  「よし、ちょっと合宿所の中を探検してみよう!」

赤月(んー、歩いてるうちに落ち着いてきたな。散歩してきて正解だったよ。)
  (でも、落ち着いたら喉が渇いてきたかも。)
  (たしか、どこかに自動販売機があるんだよね。探してみようっと。)

赤月「……。」
  「ここ、どこ?さっきも同じ場所に来たような…。」
  「も、もしかして迷子になっちゃった!?」
  (うわー、情けない。なんで合宿所の中で迷子なんかになるんだろ…。)
忍足「赤月、こんなとこでなにしてんねや?」
赤月「わあぁぁぁっ!!」
  「…って、忍足さんと向日さん!驚かせないでくださいよ、もう!(よけい喉が渇いちゃったよ。)」
忍足「それはこっちのセリフや。お前の方こそ驚かさんといてぇな。」
向日「で、さっきの質問に戻るけどよ、なにやってたんだ、お前は?かなり挙動不審だったぜ。」
赤月「え、えーっとですね。喉が渇いたなーと思って自動販売機を探しててですね。」
  「ちょっと方向を間違えたというか道を見失ったといいますか、その…。」
忍足「つまり迷子になったんか。こらまた、お約束やな自分。」
赤月「あはは…。」
向日「そうだ、このジュース、一口しか飲んでないしよければ、お前にやろうか?」

赤月「え?向日さんのジュースをですか?」


→「飲みかけだから安くしてください」
赤月「それじゃ、半額でどうですか?」
向日「半額?どういうことだよ。」
赤月「ジュースの代金です!飲みかけなんですから、全額じゃなくてもいいですよね?」
向日「いや、別にタダでいいけどさ。」
赤月「わっ、太っ腹ですね!ありがとうございます。」
忍足「なかなか、商売上手やんか。」
赤月「えへへ〜。」
→「それじゃ遠慮なく」
赤月「本当ですか?それ、好きなジュースだし遠慮なくいただきます!」
向日「そうなのか。俺も好きなんだよ、これ。じゃあ、ほら。」
赤月「ありがとうございます!」
→「じゃあ、代金を払います」
赤月「じゃあ、お金払いますね。タダでもらっちゃうのも心苦しいですから!」
向日「え?いいって。ほら、飲みかけだしさ。俺の方が悪い気がするぜ。」
赤月「いえ、こういうことは、キッチリとしておくべきです!」

  「はい、これ。代金です。」


忍足「ほな、これで問題解決…しとらんか。お前、迷子なんやもんな。」
赤月「あっ、そうでした!どうしよう…部屋まで戻れるかなぁ?」
向日「しょうがねぇな、俺が部屋まで送るよ。侑士、先戻っててくれ。」
赤月「ありがとうございます!」
  (このあと、向日さんに部屋まで送ってもらっちゃった。)
  (迷惑かけちゃったな。今度、改めてお礼を言おうっと…。)
☆知識 赤月(う〜ん、身体はクタクタなのに、目が冴えちゃって眠れないよ…。)
  (少し歩き回れば落ちつくかなぁ?…そうだ、散歩しよう!)

赤月(あれ?あの部屋、まだ明かりがついてる…。誰かいるのかな?…ちょっと覗いちゃおうっと!)

乾 「…どうだろう、その場合『データとはなにか』という話にまで発展しかねないんじゃないか?」
柳 「試合の中で進化しつづける選手もいる…。青学の越前のように。」
赤月(なんか、すっごい難しそうな話…でもいいや。割って入っちゃえ!)
  「あの〜、みなさん、こんな時間まで熱心に議論してるみたいですけど、なんのお話ですか?」
乾 「巴か。『データの採れないプレイヤーとはなにか』という話をしていたんだ。」
柳 「データが採りづらいひとりであるお前に、参考までに聞きたいのだが…この件に関してどう思う?」

赤月「データの採れないプレイヤーとはなにか、ですか…?う〜ん、なんでしょうね?」


→「進化の法則まで採れると思います。」
乾 「ああ、データはウソをつかない。その域までデータを採れるようになりたいものだ。」
赤月「みなさんなら、きっと、できますよ。」
→「データは必ず採れると思います。」
柳 「自分より強い者が相手なら、限界まで力を出さざるを得ない。ならば実力を隠す余裕もないか。」
赤月「はい、そのとおりです。」
→「理屈じゃないことってあると思います。」
乾 「そうだな。俺も試合中、何度かそういう局面を経験している。」

赤月「はい、そうですよね。」


赤月「えーっと。こんな意見でよかったんでしょうか?」
乾 「ああ、巴のおかげでなかなか興味深いデータが採れたよ。」
  「…もうこんな時間か。そろそろ寝た方がいだろう。部屋まで送ろう。」
赤月「はい。ありがとうございます。」

赤月(いつも、こんな夜遅くまで考えてるのかなぁ…?さすがはデータマンだよね!)

・ババロア
条件:夜に学生コマンド実行
赤月(ちょっと一息入れよう。えーっと、たしか、ここに入れといたはず…。)
  「あった!」
小鷹「巴、なにしてるの?」
赤月「うん、朋ちゃんの差し入れ、今から食べようと思って。」
小鷹「ええっ!?まだ食べてなかったの?」
赤月「楽しみは後に取っておく主義なの!」
小鷹「そうなんだ…。」
赤月「那美ちゃんはさっき食べてたよね。朋ちゃんの差し入れの、ババロア。」
  (あ、そうだ。ルームメイトのみんなにもおすそ分けした方がいいよね。)
  (私を入れると5人。でも、ババロアは4個しかないんだよね…。)
  (あ、でも、那美ちゃんはもう食べてるし、なくてもいいかな?)

  (うーん、どうしたらいいかな?)


→(独り占めしちゃえ。)
赤月(めんどくさいな。もらったのは私なんだし、独り占めしちゃおうっと。)
  「モグモグ…。わっ、美味しい!さっそくもう1個いっちゃおう!」
  「モグモグ…。(いくらでもイケそう!)」
原 「……。」
赤月「あ、原さん。なにか?」
原 「…なんでもないわ。ずいぶん、たるんだ態度だと思っただけよ。」
  「どうぞ、続けてちょうだい。」
赤月「……。」
  (うう、視線が痛いよぉ。やっぱりおすそ分け、した方がよかったかな。)
→(みんなで均等に分けよう。)
赤月「均等に分ければいいか。4つなんだから…。」
  「これで、こうして。こっちから少し持って来て…。」
  「……。…よし、これで均等だね!」
小鷹「うーん、確かに均等だけど…ぐちゃぐちゃになっちゃったね。」
赤月「…ご、ごめん。これじゃ、美味しくなさそうに見えるよね。」
鳥取「いいよ、赤月さん、頑張ってくれたんだもの。」
杏 「うん、ありがとう。じゃあ、いただきます!」
→(那美ちゃんに我慢してもらおう。)
赤月「ねぇ、那美ちゃん?ババロア、みんなにもおすそ分けしたいんだけど…。」
  「那美ちゃんはもう食べてるし、なくてもいい?」
小鷹「うん、いいよ。とっても美味しかったし、みんな喜ぶと思うな。」
赤月「そうだよね!じゃあ、配ってくるね。」

赤月(ババロア、美味しかった〜。みんなも喜んでくれたし、朋ちゃんに感謝だね!)

・夜 杏 「さてと、今日はそろそろ寝ましょうか。電気、消すけどいい?」
赤月「あ、ちょっと待ってください。「めーたん」を出さなくちゃ!」
小鷹「めーたん?…なに、それ?」
赤月「ジャカジャーン、これでーす!」
鳥取「…大きな羊のぬいぐるみ。」
赤月「ちっちゃい頃、私ってば、こわい夢ばかり見てたんで眠るのがイヤだったんです。」
  「で、そんな私にお父さんが悪い夢を食べる、めーたんをプレゼントしてくれたんです。」
杏 「悪い夢を食べるのって、バクなんじゃ…?」
赤月「いいんです。それからは楽しい夢を見られるようになったんですから、結果オーライです!」
・希望ヶ丘TC
赤月「おかげで、眠るのが楽しくて、楽しくて…。いつまでも寝てたいって感じです。」
小鷹「だからって、合宿にまで持ってこなくたって…。」
赤月「那美ちゃんだって、私物、持って来てるじゃない。マンガとか、お菓子とか。」
小鷹「そりゃあ、確かに、多少は持って来てるけどね。」
赤月「青学の夏合宿のときなんか、カルピン入りのバッグを持って来た人だって…あっ!」
小鷹「えーっ、それ、本当!?」
赤月(あっちゃー、うっかり口が滑っちゃったよ…。ゴメンね、リョーマ君。)
  (…あれっ、原さんがめーたんを睨んでる!…怒られちゃうんだろうなぁ。)
  「…あ、あの、原さん?めーたんなんですけど…。」
原 「…かわいいな。」
赤月「はい?」
原 「…な、なんでもない!」
・自由の森TS
早川「バカバカしい。合宿にこんなモノ持って来るなんて信じられないわ。」
  「まったく…小鷹さん、あなたの教育がなってないんじゃないの!?」
小鷹「ええっ、私のせいなの!?変な言い掛かり、つけないでよ。」
赤月(あっちゃあーー。また始まったよ、このふたり。)
早川「お遊びで来てる訳じゃないのよ、わかってんのかしら?」
鳥取「まぁまぁ、落ち着いてよ。」

鳥取「いいじゃない、ぬいぐるみくらい。それに、みんな、いい夢を見られる訳だしね!」
赤月「そうですよ、きっと!(フォロー、ありがとう!)」
小鷹「うん、わかった。いい夢、頼んだよ、めーたん。」
鳥取「クスッ、私にもいい夢、お願いね、めーたん!」
原 「……。」
杏 「もちろん、私にもね、めーたん!」
  「じゃ、もう電気、消すね。」
一同「おやすみなさーい。」

赤月(今日は疲れたなぁ…。ま、初日だし、仕方ないよね。明日も頑張ろう…おやすみ。)
ALICE+