・ジロー登場
条件:友情ポイント50以上
赤月(うは〜、喉カラッカラだよ。今のうちに水飲んで来よっと!)
(あ、でもここから水飲み場までってけっこう距離があるんだよね。)
(そうだ!裏道を真っ直ぐ行けば近道になるよね。うん、そうだ、そうしよう!)
赤月(もうすぐ、もうすぐ。やっぱり近道になるな〜。次からもここを通ろうっと。)
(やだ、なに!?なに踏んじゃったの!?や、柔らかかったけど…。)
→(足元を確認しなくっちゃ…。)
赤月「あれ?もしかして、人?どうしてこんなところに人が倒れてるのっ!?」
???「んん…。なんだぁ?
気持ちよく眠ってるってのに、踏んづけないでくれよなぁ〜。」
赤月「よ、よかったぁ。寝てただけか〜。(選抜のジャージを着てるから選手なんだろうけど…。誰?)」
謎の男子「ふわわわ…。ん〜?もしかして、時間?」
赤月「あの…踏んじゃって、ごめんなさい!私、急いでたもんで…。」
謎の男子「なぁんだ、呼びに来たんじゃないんだ。…んじゃ、おやすみ〜。」
赤月「ちょ、ちょっと、こんなところで寝ないでください。帰りに踏んじゃうじゃないですか!」
謎の男子「…ぐぅぐぅ。」
赤月「もしもしっ!?ちょっと!!…もう眠っちゃってる。なんて寝付きがいい人なんだろ。」
「うーん。どうしようかな。この人のこと…。」
→「そのまま無視して行ってしまう」
赤月(気持ちよさそうに眠ってるし、起こすのは悪いわよね。)
(練習が始まっちゃうけど、それはまぁ、自己責任ってことで。では、おやすみなさーい。)
「あたっ。誰なのよ、もーっ!」
→「一緒に自分も寝てしまう」
赤月(なんだか幸せそうに眠ってるな〜。そんなに気持ちいいのかな?…うーん。いいなぁ。)
(ちょっとだけ、ちょっとだけ私もお昼寝していこうかな。少しくらいなら、いいよね。)
「どこのどなたか存じませんが、隣りに失礼しまーす。ふわ〜。気持ちいいな〜。」
「…あれ?なんだか急に日差しがかげったみたいだけど…?」
→「練習が始まるので起こす」
赤月(もうすぐ練習が始まっちゃうんだし放ってはおけないよね。急いで起こさないと。)
「もしもーしっ。起きてくださーい。練習に遅れちゃいますよーっ。あのーっ。起きてくださーい!」
「起きてってば!ねぇっ!!…どうしよう。全然起きる気配がないんだけど…。」
→(気づかなかったことにしよう。)
赤月「…うん、私はなにも踏んでない。踏んでなんかいないんだから…。」
「あたっ!(今度はなんなの…?)」
樺地「ウス。」
赤月「か、樺地さんっ!?どうしてこんなところにっ!?」
樺地「探しに…来ました。」
赤月「探しにって…誰をですか?」
樺地「足もとは…よく見ましょう。」
赤月「へっ、足もとですか?って、ああっ、足もとに人が!」
「樺地さんが探してる人って、もしかして、この人なんですか?」
樺地「ウス。」
赤月(え?こんなところを通る人なんていたの!?)
樺地「ウス。」
赤月「か、樺地さんっ!?どうしてこんなところにっ!?」
「あれ?もしかして、この人を起こしに来たんですか?」
樺地「ウス。」
謎の男子「んん…。なんだよ。もう少し寝かせてくれよ。…んあ?お前、樺地か?」
「もうそんな時間なのか?悪いな、呼びに来てもらって。ふわぁぁ…。」
「今日はこのくらいにしとくかぁ。んじゃ、行くか。あふぅ…。あー眠ぃ…。」
赤月(樺地さん、あの人を起こすの、慣れてたなぁ〜。樺地さんの知り合いなのかな。)
(…って、やっばーい!私も急がなきゃ、練習に遅れちゃうじゃない!)
(せっかく近道したのに、これじゃ意味がないよ〜。)