朝から甘ったるく、気怠い空気で目が覚めた。
あれ?昨日は至さんとゲームせずに寝た気がすんのに、なんて小さく欠伸を零しながらまだ寝惚けた頭をふるりと震わせ、この香りの根源を知るべく、キッチンへと降りていく

「あれ?監督ちゃん、チョコ作ってんだな〜 なに、本命でもできた?」

俺の声に驚いたのか咄嗟にチョコ隠してっけどバレバレで、ちょっと揶揄ってやろうと近づいたはずなのに

『…どうせ今日、沢山もらうだろうけど、本命だから、最初に食べてね!!!』

それだけ言い残して監督ちゃんは走り去っていくから

「え?…反則だろ、」