「で?チョコ作って告白したけど玉砕したから此処にきたってわけ?」

俺も暇じゃないんだけど、と小さく小言を溢しながらも幸くんは失恋した私の側にいてくれて、ずっと話を聞いてくれていた

だから甘えていたのかもしれない。

「そいつの何がいいわけ?今までずっと、アンタの話聞いてきたけどさ…。絶対、俺の方がアンタのこと幸せにできるんだけど。」

幸くんの予想外の言葉に動揺してしまい思わず素っ頓狂な声をあげれば、予想通りの反応とばかりに幸くんはにやりと微笑んで

「で、俺よりそいつのが良い理由は見つかった?まぁ、見つからないよね。だって俺の方が何倍も監督のこと見てるし、好きだから。もし見つかったとしても、今更離してなんてあげないけど?」




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