何だか、懐かしい夢を見た気がした。
朝の日差しがカーテンの隙間から漏れる中で、寝起きの気だるさを抱えたまま体を起こして、昨夜見た夢を何となく思い出していた。

脳裏に浮かんだのは、夕日を見上げて両手を上げる、3人の後ろ姿。

元気にしているだろうか、あの3兄弟は。今はもう会うことすらない、昔の懐かしい気持ちにしばらく浸っていた。

そろそろ、会社に行く支度をしなきゃ。
と、ベッドから重い腰を上げた。