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昨日の仕事の落ち着き具合は一体何だったのか。はたまたこれが通常なのか。
昨日とは打って変わって電話は鳴るし、仕様の変更による書類作成だとか、その他諸々色々あった午前中だった。
お陰でランチタイムが一時間ほど後ろになり、人のいない会社の食堂で一人モソモソと定食を食べていた。
窓から見えるコート姿の人たちは午後の仕事なのだろう。
目の前の交差点を慌ただしく渡る。休憩時間が余り、そんな人の流れをぼーっと見ていたら、ツーブロックを綺麗に後ろに流し、黒いコートと黒い手袋を着用した尾形を見かけた。
取引先にでも行くのだろうが、ぱっと見、その筋の人のように見えて笑える。
しかしすぐに笑えなくなった。
尾形は誰かに気付いたようで、軽く片手を上げて笑っていた。それが営業スマイルなのかまではこの距離から分からないが、表れたのは可愛らしい雰囲気の女の子だった。
後輩を連れて挨拶回りでも行くのかもしれないし、もしかしたらその女性こそが取引先かもしれない。
働いている以上、女性と接するのはしょうがないと頭では分かっている。けれど見かけたその女の子が遠目から見てもモテそうな感じがして何だかモヤモヤしてしまう。
それ以上は見ていられなくなってまだ時間があるというのに、早めにデスクに戻った。
尾形のお誕生日まであと残り四日。
昨日とは打って変わって電話は鳴るし、仕様の変更による書類作成だとか、その他諸々色々あった午前中だった。
お陰でランチタイムが一時間ほど後ろになり、人のいない会社の食堂で一人モソモソと定食を食べていた。
窓から見えるコート姿の人たちは午後の仕事なのだろう。
目の前の交差点を慌ただしく渡る。休憩時間が余り、そんな人の流れをぼーっと見ていたら、ツーブロックを綺麗に後ろに流し、黒いコートと黒い手袋を着用した尾形を見かけた。
取引先にでも行くのだろうが、ぱっと見、その筋の人のように見えて笑える。
しかしすぐに笑えなくなった。
尾形は誰かに気付いたようで、軽く片手を上げて笑っていた。それが営業スマイルなのかまではこの距離から分からないが、表れたのは可愛らしい雰囲気の女の子だった。
後輩を連れて挨拶回りでも行くのかもしれないし、もしかしたらその女性こそが取引先かもしれない。
働いている以上、女性と接するのはしょうがないと頭では分かっている。けれど見かけたその女の子が遠目から見てもモテそうな感じがして何だかモヤモヤしてしまう。
それ以上は見ていられなくなってまだ時間があるというのに、早めにデスクに戻った。
尾形のお誕生日まであと残り四日。