小説タイトル
  • 表紙
  • 目次
  • しおり
  • -1-

    何も記憶なんて無い。

    何も記憶なんて、覚えてない。

    あと数日で朽ちていくだろうだろう体に
    純白のドレスを纏い、
    何もないただ真っ白な部屋で横になる。

    ーーー私は、



      私は、貴方に相応しい私でありましたか?



    静かに瞼を閉じれば終りを告げる鐘の音が
    遠くに聞こえような気がした。






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