夢主のデフォルト名はイル
「イルは俺の仲間にする！」
「いいや、俺の船に乗せる。第一、船長よりクルーが強いって可笑しいだろ？ あいつより弱いルフィには務まらねェよ」
「なんだとー！ あと3年もしたら、オレはエースよりもイルよりも強くなんだからなー！！」
「へへっ、兄貴が弟に負けられっかよ」
「……おいおいおい、さっきから聞いていたが、それじゃあまるでエースは私より強いって言ってるみたいだな。……何歩譲っても、エースの船にだけは乗りたくない」
「なっ、んだとォッ！？」
「ああっ！？ なんなら試してしみるか、どっちの方が強いかを。……ま、結果は見えてるけど」
「上等だコラ……！ この勝負でオレが勝ったら、絶対オレの船に乗せてやる！！」
「じゃあ、私がエースに勝ったら、お前、海兵になれよ！？」
「上等だ！！」
「おいエース！ 次はオレとイルの手合わせの番だろ！！ ずりィぞ！」
「ちょっと引っ込んでろ、ルフィ。この戦いはお前にはまだ早えよ」
「悪いなルフィ、このバカ兄貴片付けたら、相手するから」
「……」
「おい、ルフィどうした？ エースとイルと手合わせしてたんじゃなかったか？」
「あ、サボ！ 聞いてくれよ、エースもイルも、また二人で戦い始めたんだ……。オレだって戦いてェのに！！」
「なるほど、互いの命運を賭けた勝負か。ちょっと目を離すと、これだもんなあの二人。ちょっと待ってろよルフィ……。
……おーい待てよお前ら！ その勝負、オレも乗った！」
「だめだめだ、オレの兄姉……」
ルフィにだめだめ呼ばわりれる兄姉ェ…