凛月と音楽室
「……なまえじゃん。なに、いつからいたの」
「ちょっと前から」
「ふーん。ここ使うの?」
「いや、ピアノが聞こえたから凛月いるのかなって思って。ここで作業していい?」
「別にいいけど……家に帰らなくていいの?」
「ちょっとやること溜まってて。今日は泊まるの」
「へぇ……そしたら今日はずっといるんだ……♪」
「そうそう、寂しがり屋の凛月くんの傍にいてあげますよ」
「何それ。馬鹿にしてるの?……まぁ長い夜に1人じゃないのは、悪くないね。気分いいからなんか弾いてあげるよ」
「いや、これから曲作るからいい」
「は?」
「キレないでよ」