Am I indifferent to you ?【完】
「はぁっ、真由美もっとこっちおいで…」オレの上に乗っかった真由美の腰をぐっと押さえつけると真由美は恥ずかしそうに頬を赤らめながらもきゅっとオレに抱きつく。小ぶりな胸がそれでも尖端を尖らせてピンと勃っているのをちゅっと舌で絡め取りながらも下から熱い真由美の子宮内を打ち付ける。汗ばんだ背中を抱きしめるオレは真由美の胸元に顔を埋めて湿った肌をぺろりと舐める。「ひゃあああんっ」と甘い声を漏らして敏感に反応する真由美の子宮内がきゅうっと締め付けられるのが分かった。
「隼飛っ、もうイッちゃっ、」
最後までそう言い終える前に真由美はオレの上で身体を仰け反らせてびくびくと子宮内を痙攣させた。肩をぷるぶると揺らせて大きく息を吐き出す真由美の中でオレはその締め付けのすぐ後、勢いよく吐精した。オレにだらんと寄り掛かっている真由美の胸元から顔をあげて、乱れた彼女の黒い髪を指で撫でると潤んだ瞳でオレを見つめる。
初めて真由美を抱いてから3ヶ月が過ぎていた。幼馴染で隣同士の家に住んでいるオレ達は、互いの親がいない時間帯にこうして部屋に行き、その行為を繰り返している。あれからもう何度か真由美を抱いている、ものの――「恥ずかしい…」相変わらずオレの裸体にも、オレに素肌を見せることにも慣れない真由美は、毎度こうして行為後も恥ずかしいと言いながらすぐに服に手を伸ばす。
「…そんなにすぐ服着たいの?」
少し不機嫌にそう聞けば、えっ?と困った様に眉毛を下げて「恥ずかしいんだもん…」その言い方、仕草…全部が余計にオレを刺激してるんだって分かってないんだよねぇほんと。
「今夜はこのまま泊まっていきなよ」
「へ?え、このまま?」
「そう。このまま」
そう言いながらオレはベッドに真由美を埋める。悪いんだけど、健全な年頃の高校男児の性欲舐めないで欲しいんだよね。まぁそーゆうのあからさまに出すタイプじゃないんだけど、それでも人並みにあるし、というか真由美を知れば知るほどその可愛い姿を独占したくて堪らなくなっているんだ。
苦笑いでオレを見上げる真由美の頬に手を触れさせてオレはゆっくりと彼女の視界を独占する。たった今達したばかりだというのに、オレの下半身はもうムクリと角度をつけ硬くなっている。そんな下半身を真由美の股間の周りに擦り付けるように緩く腰を動かすと、真由美がそれに気づいて耳まで赤く染める。
「ね、元気でしょ?まだ足りないってオレのが言ってる。責任とってよ真由美が」
「責任って…」
「可愛い真由美が悪い。…目閉じてごらん」
柔らかなK髪に指を通すと、さらりと揺れて枕の上に広がる。顔の横に手をついたオレはそのままゆっくりと真由美の唇を食すようにハムっと口づけた。恥ずかしがりながらも真由美からも舌を絡ませてくれることが、オレにとってどれ程嬉しいか、真由美は知らないんだろうなぁ…。厭らしい水音を響かせながら深く口づけるオレの下で必死にキスについてくる真由美をもう一度オレは抱きに入る。細い真由美の指を口に含んで舐めるだけで子宮内を濡らす真由美を、今夜もオレは独り占めできる喜びを噛み締めていた。
◆
KEELの根城を制圧した日からオレ達のクラスはより一層絆が深まったように思える。ボウフウリンは街を守るチームで、この街でオレ達ボウフウリンのモノに手を出す事は許されない。それでも日々そんな奴らは湧いて出てくるから切りが無い。全く、もっと青春を謳歌すればいいのに…なんてオレは思うわけで。
「蘇枋さんの彼女さんはどんな方なんですか?」
桜君のお見舞いに行った帰り、同じ副級長のにれ君がオレの隣を歩きながらそんな言葉を投げかけてきた。あれ?オレ、にれ君に真由美のこと話したっけ?残念ながら桜君には真由美も何故か懐いていて付き合っている事も話したけど…。小首を傾げてにれ君を見返すとハッと苦笑いを零す。
「あっすみません!実はこの前彼女さんと歩いている所を偶然見かけまして。…その、あまりに蘇枋さんが優しい顔で彼女さんを見つめていたから…」
あぁそんなことか。聞いているにれ君の方が何故か紅くなっている。声掛けてくれたらよかったのに、そう付け加えたものの、オレって真由美の前でどんな顔してるんだろ?なんて思った。
「にれ君は彼女いないの?可愛いからモテそうなのに」
「いっ、いませんよっ!オレなんて喧嘩も弱いし。自分の身もろくに守れないのに彼女なんて作れないです」
「そんなことないよ。にれ君はこれからもっと強くなるってオレは思うよ。でもそーだな、一つだけ言えるのは、…好きな女の子のためなら、いくらでも強くなれるかな」
ニコッと微笑むと、またにれ君が赤くなった。だけどその時だった――後ろから聞こえたことはちゃんの声。オレとにれ君を見つけて走って来たのか振り返ると血相抱えた顔でオレの腕を掴んだんだ。
「どうしたの?」そう言葉にするより早く「真由美ちゃんが拐われた!早く助けに行って!」ドクンとオレの心臓が大きく脈打った。
「どういうこと?」
冷静を装ってそう聞くも、喉の奥から出た声は想像以上に低い。ことはちゃんは髪を振りかざして後ろを指差し、「あっちの河川敷の方よ。真由美ちゃんから相談があるからって話してたら、確かKEELの利根とか言う奴に蘇枋の彼女だって調べられてたのか、あんたに恨みがあるのか分かんないけど真由美ちゃんが連れて行かれちゃって。あたしの力じゃ抵抗できなくて、」――ことはちゃんの話の途中だったけれどオレは居ても立っても居られなくてその場から走り出す。全力疾走とか疲れるから普段なら乗り気じゃない所だけれど、今はそんなのどーでもいい。オレの大事な女に手かけたら容赦しねぇと何度も脳内で舌打ちしながら全速力で河川敷の高架下へと急ぐ。
KEELの利根と聞いて、先日の戦闘が蘇る。あの時オレの相手だったのが利根だ。この短期間で真由美のことを調べ上げるとは、オレも舐められたもんだな。遠く離れた所からにれ君が一生懸命追いかけてきてるけど、オレの脚は止まりもせず、緩みもせず、真由美の所まで駆けていく。ことはちゃんに言われてすぐに来たからそう遠くまでは行っていないはず。河川敷の高架下に着いたオレはキョロキョロと辺りを見回す。元々人通りの少ないこの場所、人がいればすぐに分かるはずだ。
「離してよっ!隼飛に迷惑かけたくないのっ、」
不意に聞こえた真由美の声。身体を向けると土手の下、暗がりに見えた最愛の真由美の姿が悲惨な事になっておらず無事な事に一瞬だけ胸を撫で下ろす。
「なにしてるんだい、利根。やり方が汚いんじゃないかなぁ。オレに用があるなら直接呼べば逃げも隠れもしないのに。…真由美に手出したら、君を殺す所だったよ」
笑顔でそう言うけど、脳内は相当噴火寸前だ。
「汚い手で真由美に触らないで欲しいなぁ」
「隼飛っ」
オレの方に一歩踏み出した瞬間、利根に後ろから押さえつけられる。
「おいおい勝手に動くんじゃねぇよ。やー蘇枋!この前はどうも。つーかお前案外趣味悪いんだな。別に特別可愛くもねぇじゃん、この女。何が良くて付き合ってんの?それともアレか、あっちはめちゃくちゃイイとか?」
気分が悪くて吐き気がした。オレのことをどーこう言われるのは構わない。けど真由美は駄目だ。相手が誰であろうとオレの前で真由美のことを少しでも悪く言う奴は、容赦しない。
「まぁ君如きに真由美の良さは分からないだろうね」
それでもあくまで冷静を装ってオレはそう言った。そうだ、真由美程のいい女の良さをそう簡単に分かって貰っちゃ困る。オレ以外の男が真由美をそういう目で見ることすら、オレには耐えられない。とにかく一秒でも早く真由美を取り返さなきゃと思っていた時だった、後ろから聞こえたにれ君の声。
「蘇枋さんっ!」
そうオレを呼ぶ声に利根が視線を一瞬にれ君の方に向けた隙をついて、素早く利根の腕を捻り上げたオレは真由美を自分の後ろに引き寄せた。タイミング良く到着したにれ君に真由美を託す。
「にれ君、悪いけどオレの大事な彼女のこと守ってくれる?」
「え、はい。蘇枋さんは?」
「オレは彼の相手をする。大丈夫、10秒もかからずに終わらせるから」
振り返ってニッコリと微笑むと心配そうにオレを見ている真由美の黒髪が小さく揺れた。真由美に向かってもう一度微笑むとオレはくるりと向きを変えて利根を睨みつける。今の今まであった笑顔は封印して思いっきり睨みつけた。
「ふーん。蘇枋もそんな顔すんだな」
なんだそれ。というか普通、自分の彼女を危険な目に合わされたなら誰だってこんな顔になると思うけど。人の事なんてそう気になるタイプじゃないけれど、利根に彼女がいるようには思えないし、誰かを愛おしいと思う気持ちなんて分からないだろうね。あぁこいつ、可哀想な奴なんだ。
「蘇枋さんっ!!もう伸びきってます!」
「え?」
にれ君の声にハッと我に返ると、オレの下で利根が白目向いて伸びていた。パッと手を離すとその場に利根がドサッと落ちる。
「あぁ本当だ。ちょっと考え事していたらすっかり殴っているのを忘れていたよ。にれ君ありがとう」
パンパンと手を払ったオレは、にれ君の後ろにいる真由美に手を伸ばした。
「ごめんね、怖い思いをさせて。もう大丈夫だよ、おいで」
「隼飛…」
今にも泣き出しそうな真由美の頬に指を添えると、彼女の瞳が大きく揺れた。掴んだ腕を引き寄せてぎゅっと抱きしめると、漸くオレの中のモヤモヤがすっと消えて落ち着きを増す。
「無事でよかった。ことはちゃんも無事だから安心して」
「うん。よかった。…怖かったよ」
「本当にごめん。…にれ君、悪いけど後処理お願いできる?」
一刻も早く真由美を安心させたくて、ボウフウリンとして上に諸々報告しないければいけないだろうけど、それをやっている余裕なんて一ミリもない。
「勿論ですっ。早く彼女さんを送って行ってあげてください」
「ありがとう助かるよ。それじゃあまた明日ね」
手を振るオレに手を振り返したにれ君は、梶さん達に連絡を取るべく、スマホを耳に当てた。
「大丈夫だった?あいつに何もされてないよね?」
手を繋いで歩きながらそう聞くと真由美はこくりと頷いた。
「ことはちゃんに何の相談してたの?」
「え…」
「もしかしてとは思うけど、まだオレに愛されてるって自信ないの?」
ことはちゃんに相談の時点でオレとのことなんだろうと分かった。幼馴染の延長でオレが一緒にいると思われてるんなら、ちょっと寂しいよなぁ。真由美が思うよりずっとオレは真由美が好きなのに。
「さっきの人も言ってたけど私ってことはちゃんみたいな美人じゃないし、誰もが振り返る可愛い子でもないから隼飛は嫌じゃないのかな?って」
ぽつりと話しだした真由美に苦笑い。やっぱりな答えに、分かっていたけれど真由美本人の口から聞くのは正直凹むなー。オレは繋がっている手をきゅっと強く握りしめた。
「嫌なわけないだろう。全く君はどーしてこうもオレを信じてくれないのかなぁ」
「隼飛のこと信じてないわけじゃないよ。ただ私は、――」
それ以上聞きたくなくてオレは真由美の唇を塞いだ。ちゅっと小さなリップ音のあと真由美から顔をあげると真っ赤になっていて。
「狡いよ不意打ちは…」
「仕方ないだろう、キスしたくなったんだから」
ぎゅっと手を握ると真由美も握り返してくれる。
「明日のデートどこ行きたい?」
「美味しいパンケーキが食べたい」
ふわりと元気よく笑う真由美に、現金だなあと思うけど、そのあっけらかんとした切り替えの早さが真由美らしくもありオレは好きだった。
そうして迎えた翌日。今日はボウフウリンの見回りもなく待ち合わせ場所につくとそこに真由美の姿はまだ無かった。早めに来たのはオレもだけど真由美がいないのがどうにも気になって視線を泳がせる。駅の改札前、店の看板に背を当てて行き交う人を見送っていると、視線の端に真由美の姿を捉えた。
「真由美」
名前を呼べば真由美の視線がオレを捉えてほんのり微笑んだ。それは何とも複雑そうな笑顔で、あきらかに何かあったんだと分かる。
「何かあった?」
そう聞くと左右に首を振って否定するもその表情は浮かない。真由美から視線を外して背後を見ればそこにはまたあの利根と確か一緒にいた野郎共の姿が目に入る。またアイツ等か、真由美のこの顔の原因はとオレは小さく息を吐き出す。
それでも真由美の前でこの前みたいに喧嘩腰になるのは止めようとオレは真由美の手をとってそこに自分の指を絡めた。遠慮がちにオレの手を握り返す小さな真由美の手。その手をぎゅっと握るとオレは約束のパンケーキ専門店へと真由美を連れて歩いた。
カランとアンティークなドアを開けると見事に女子ばかりの店内。桜君なら店内に入ることは無理だろうなんて思うと笑える。
「あの窓際の席にしようか」
「うん」
それでも可愛らしい店にテンションがあがったのか、真由美は少し笑顔を取り戻して黒い髪を揺らせた。少し長めに待たされたものの、運び込まれたパンケーキをスマホのカメラで写した真由美はインスタのストーリーにそれをあげる。オレはこっそりそんな作業をしている真由美を動画に収めていて、帰ったらゆっくり眺めようなんて思っている。
「いただきまーす」
元気よくそう言って小さくカットしたパンケーキに生クリームをつけて口に入れた真由美はすぐに頬を緩めて「美味しい〜」目を細める。ああヤバい、可愛い。だってほら、漫画みたいに真由美の口端には生クリームの欠片が残っていて、ゆっくりと手を伸ばしてそれを指先で拭うと、その指を遠慮なく舐めた。真由美の息を呑むような照れ顔を前にますますオレの下半身は熱く熱を帯びていくのが分かった。
「ついてた?」
「うん。ほんとだ、美味しいね、これ」
「もう。…ありがと」
「安心して食べて。真由美の口端についた生クリームはオレがちゃんと取ってあげるから」
頬杖をついて向かいに座る真由美をこうして眺めているだけで幸せだと思った。本当は今すぐ真由美を独り占めしたい気持ちが無いわけじゃない。けれどこうして穏やかな時を過ごす事もオレは大事にしたい。自然と伸びる手が真由美のオカッパをそっと撫でる。触れたい気持ちを我慢してもう一度真由美の髪を撫でると、どうしてか真由美の笑顔が消えた。
「かっこいい…」
それからそうボソリと呟く真由美。オレのことを言っているんだろうけれど、そんな顔で言うのは反則だ。どうしてそんな複雑そうな顔なんだろうか。脳内で考えても浮かぶのはさっきの利根のツレ達。やっぱりあの時何か言われたんだろうと思うけれど、真由美は口を割りそうもない。
「困ったな。どーしてこんなに好きなのに真由美に届いてないのかなぁ…」
「え?」
「食べ終わったら行きたい所がある」
「え?あの隼飛?」
「ほら食べて。オレは真由美のことに関してだけは、我慢も融通もきかないんだよ」
見つめ合うこと数秒、真由美は無言でパンケーキをパクつく。結局なんだかんだでオレの方が真由美に対して我慢ができないのかもしれない。そうやってオレの為に色々と悩んでいる真由美を見ているのは嬉しくもあるけれど、オレの真由美を好きだって気持ちに歯止めがきかなくて、いつだってオレばっかりが真由美のことを考えてしまう。同じように気持ちを返して欲しいと願うのは我儘だろうか?
「全く何年傍に居ても、君はオレを信用してないのかな?」
デートを中断してまですることなんて一つしかない。家に連れ帰ったオレは、部屋にあげて真由美をその場で抱きしめた。
「今日はとことん抱き潰すからね」
耳元でそう囁くと真由美がびくんと肩を透かす。
「待って隼飛、こんな明るいと恥ずかしいよ」
「照れてる真由美も可愛いよ。何度抱いても恥じらうのは、オレを煽るだけなんだけどね〜」
ニコニコしながらもオレの手は真由美の可愛い服に手を掛ける。オレの為に着飾ってくれたんだって容易にわかる服装の真由美も可愛いけど…「素肌が見たい」どんなに可愛い服を着ていても、オレは素肌の真由美が一番好きなんだろうなぁなんて思うんだ。
とりあえずシャツを脱がせてキャミソール姿になった真由美をベッドに押し倒した。ふわりとK髪が揺れてベッドにさらりと落ちる。オレを見上げる真由美の表情だけで下半身がズンと反応するのが分かる。
たかが数日ぶりだというのに何故かオレの心は驚くぐらい高揚している。
「目逸らさないでこっち見て」
あくまで恥ずかしがる真由美の顎をクイと指であげる。ベッドとオレの間、潤んだ瞳でオレを見上げる真由美の唇にそっと自分のを落とす。柔らかな真由美の唇を食すようにハムりと舌で舐めれば、んっふぅっ…漏れた真由美の声にまた下半身が熱くなったのが分かった。あーやばいな。今日はキスだけでもめちゃくちゃ気持ちがいい。そう思うオレと同じ気持ちでいてほしい真由美を見下ろせば同じようにトロンとした目付きでオレを見上げていて、「可愛い」自然と口をついで出たその言葉に真由美の頬が赤く染まってゆくんだ。
やんわりと柔らかな胸を揉みながらオレは鎖骨の下辺りに狙いをつけてちゅうっと肌を吸い上げる。真由美が気持ち良さげに薄目でオレを見るから頬に手を添えてまた口づける。舌を絡ませると真由美がほんのりと腰を浮かすから何度も何度も甘ったるく舌を絡ませる濃厚なキスを繰り返す。その隙にツワになった胸の尖端を指でぐりぐりと押し回すだけで真由美が熱い吐息を漏らす。
「胸、気持ちいい?」
「んっ。恥ずかしいっ」
「可愛い。もっと見せてその顔」
高揚して潤んだ瞳を瞬きさせている真由美の腰を手でなぞるとはぁっと呼吸を荒らげた。オレの手はそのまま真由美の太腿へと移動し、脚の間を割ってショーツの上から割れ目をなぞる。当然のように湿ったショーツに内心にやりと笑いながらも、早く舐めてと主張している真由美の胸の尖端をパクリと口に含むと同時、オレは指をショーツの中に挿れこんで直接濡れたそこに触れた。くちゅりと卑猥な水音が鳴り響くこの部屋。じゅるりと真由美の胸を舐め回しながらも指を子宮内の奥へと突っ込む。熱く締め付ける真由美の子宮内。あぁやばい、指なんかじゃ足りない。今すぐにでもオレのを挿入してしまいたくなる。それでも胸と子宮と同時にきた快感に真由美は脚をびくびくと揺らせて「あああああっ!」腰をうねらせる。ちゅうっと突起を舌に絡ませて吸い上げつつ、奥の壁を指の関節を曲げて擦りつける。カリっと爪をたてると真由美が首を横に振って「隼飛っ、やんっ、だめっ」喘ぎ声を漏らす。真由美が気持ちいいんだって分かればそれはもう嬉しい以上の何物でもなく「可愛いなぁもう」オレの頬は緩む一方だ。そのまましばらく胸と子宮内の愛撫を繰り返していると真由美がまたいっそう大きな声を漏らす。「あんっだめっ、やぁっ」そんな可愛い声の後、子宮内にあったオレの指はきゅううっと強く締め付けられて、真由美の中からプシューっと潮が吹き荒れる。すかさずオレの指はイッてすぐの真由美のクリトリスを親指でぐるりと抑え込んで震えている子宮内の中指と人差し指を高速で掻き乱すと、また悲鳴のような声を漏らして更に大量の潮を吹き出した。ぐっしょりと濡れたベッドシーツ。肩を大きく揺らせて呼吸を繰り返す真由美の瞳からはポロリと一粒涙が溢れる。それをオレはぺろりと舌で舐めてそのまま激しく口づける。耳穴に指を入れてそこに舌を移動させると、真由美が「ひゃああっん」そう声を漏らした。耳も真由美の性感帯の一つなんだろう、いつも以上にビクッと肩を揺らせて小刻みに呼吸を漏らす。
「隼飛、待って…」
真っ赤な頬でそう言う真由美にオレは耳穴から舌を抜いて真由美の上にそっと体重を落とした。
「ごめん、あまりに真由美が可愛くて我慢が効かなくなっちゃった」
コツンとオデコをくっつけてそう言うオレに真由美は小さく首を振る。
「狡いよ隼飛。私はいつもかっこいい隼飛に似合ってないって不安が消えないのに、こうやって愛される事も全然慣れないのに、好きって気持ちばっかり溢れちゃう」
キョトンと真由美を見下ろすオレは自嘲的に笑う。この期に及んでまだそんな言葉を発する真由美にオレの心の中が見せられたらいいのに、なんて思う。柔らかい頬に手を添えてオレはオデコをくっつけたまま言葉を紡ぐ。
「好きが溢れてくれるのはすごく嬉しいけど、最初の言葉は聞き逃がせないなぁ。真由美がどうしてそんなに不安がってるのか分からないけど、オレは正直真由美をこうして抱いてる時間が一番大事で嬉しいよ。というか本当は毎日こうやって真由美を抱いて寝たいっていうのが本音。初めて真由美を抱いた日から、毎日オレの真由美への好きは増えていってる。ねぇ真由美、よく聞いてね。オレは真由美が大好きだよ。他の人なんて目に入らないくらい真由美だけが好きで、真由美のこと考えるだけでオレのココは熱くなっちゃうの。だから、ちゃんと受け止めて、オレの気持ち。受け止められるのは真由美しかいないんだから」
完全に覚醒しているそこに真由美の手を誘導させると真由美がやんわりとズボンの上から撫でるように触れた。
「あーごめん、ちょっと我慢できないや。直接触ってくれる?」
「…うん」
耳まで真っ赤な真由美は、それでもオレの長い告白が嬉しかったのかさっきよりずっと表情が明るい。普段はあまりそれをさせないけれど、今日はめちゃくちゃに愛し合いたいせいか、真由美もいつもより少し積極的に触れてくれる。下着を脱いでベッドに寝転んだオレの開いた足元に身体を埋めるように屈んだ真由美は、キュッと握った手を何度か擦り上げた。それだけで腹に力を込めなきゃ達してしまいそうなくらいに気持ちが良くて、はぁっと天井を見上げたオレに、更に追い打ちをかけるように真由美がソレを口に含んだ。途端に快楽の波が押し寄せてオレはぶるっと震えた。
「はぁっ…堪んないな」
虚ろに真由美を見下ろすオレを、恥ずかしそうにしながらも咥えている真由美に堪らなくエロスを感じる。このまま口で愛撫し続けられたらオレは直ぐにでも達するだろう。そもそもそんな風にオレのを咥えている真由美の姿こそがもう、オレの欲を突き上げるものであって。チロチロと舌で亀頭部分を舐めた後、口の奥まで呑み込むように唾液で絡められてマジでやばい。トスっとベッドを背に手を着くオレの太腿を、握っていない方の手でふわりと心地よく撫ぜられてトクンと胸が脈打った。なんかもう、何も考えられないや。
「真由美ごめん限界。挿れさせて」
はぁ…と熱い息を吐いてオレは真由美の細い腕を掴んで抱き寄せた。どうにもこうにも早く真由美と一つになりたくて、この火照った身体を真由美に抱きしめて貰いたくてオレはぎゅっとその場で真由美を抱きしめた。当然ながらオレの背中に腕を回して抱き返してくれる真由美の肩に顎を乗せて耳元で「愛してるよ真由美」そう言えばぎゅっと真由美のオレを抱く力が強くなる。
「私も…」
「うん?私も、なぁに?」
恥ずかしがってるんだろうって分かるけど、今は我儘でも何でもいいから真由美からの愛の告白が聞きたいんだ。泣きそうな真っ赤な顔でちょっとだけ頬を膨らませる真由美を心底可愛いと思いながらも、オレは真由美に次の言葉を急かせる。小首を傾げて見つめると少し拗ねたように「あ、愛してる」待ち望んだ言葉が届いた。
「あーもう。本当に君は可愛いんだから。早くオレを満たせて」
「隼飛、大好き」
「たく、敵わないな真由美には。オレも大好きだよ。いつだってオレの心の中は真由美でいっぱいだって、忘れないでよね?」
「うん」
「好きだよ」
「私も好き」
「オレのが好き」
「私だって負けないよ」
胸がいっぱいになりそうでオレは真由美をもう一度ベッドの上に押し倒すと、熱く潤った子宮に自分のを挿れ込んだ。つぷっと卑猥な水音をたてて最奥まで辿り着いたオレは、真由美の胸をムギュッと掴みながら唇を甘く舐める。そのままゆっくりと腰を回すように律動を始めた。
ギシッギシッとベッドのスプリングが軋む音に混ざって真由美の甘ったるい声がオレの耳を刺激する。窮屈な真由美の子宮内で出し入れする度にぴちゃぴちゃと卑猥な音が繰り返されて、自分の呼吸が上がってくるのが分かった。
「んっ、あっ、ふうっ、んんっ、」
「声っ、我慢しないでっ、ちゃんと聞かせて」
「んっ、恥ずかしっ、でもっ、きもちいよっ」
「ん、オレもっ、めちゃくちゃきもちいっ」
きゅっとベッドの上で真由美の放り出された指に自分の指を絡めた。シーツの上で黒髪が乱れて揺れていて、真由美と舌を絡ませると口端から唾液が垂れる。舌で拭ってそのまま首筋に絡みつくと、真由美が「あああっ、あんっ、ああっん」声を荒らげた。ぎゅっと脚をオレの背中に絡みつけて全身でオレを求める真由美が最高潮可愛くて「無理、イクっ…」そう言えば真由美もコクコクと頷く。
次の瞬間、真由美の子宮内がきゅうううっと強く締め付けられて気持ち良さ半端ない。震える真由美の上で動きを止めたオレは、薄いコンドームの中にたまった欲を放出した。
バタンと、真由美の上から降りて横並びで息を整える。横を見ると同じようにオレを見つめている真由美がニコッと微笑む。汗で張り付いた前髪を指で退かせてあげるとほんのりと目を細めるから横抱きにしたまま真由美を引き寄せて唇をハムりと食す。そうなればもう、この下半身は生き生きと角度をあげてそそり勃つのがオチで。
「真由美が可愛いから勃っちゃった」
くすりとオデコをくっつけてそう告げる。ほんの一瞬目を大きく見開いた真由美は、ちらりとオレのに視線を移す。斜めにそそり勃つソレを見て苦笑い。
「ゴムはまだいっぱいあるから、2回目してもいい?」
返事なんて分かっているけど、結局オレは何もかも真由美の口から真由美の声と言葉でイエスと聞きたいんだと思う。
恥ずかしそうな顔で、それでもコクリと頷く真由美にオレは愛情込めてもう一度甘いキスを落とした――。
