君に夢中なんです。
因みに俺も
けれど、一応これでも学年で2位という成績だったりするのだ。
だから視線は弥生に向けているものの授業はしっかり聞いていたりするし唐突に "この問いに答えろ" と先生に当てられたとしても間違えることなく答えれる自信はある。
そして、勿論今も正にそういう状態で俺の左横の席で仮眠をしている弥生を眺めている。
そんな仮眠状態の弥生はやっぱり無防備で触りたくなってくるけれど、今は授業中なのでひたすらに我慢していた。
本当に今まで必死で弥生への気持ちを隠していたけれど、もうそろそろ限界に近い状態まできているかもしれない。
何故なら弥生の寝顔を眺めているだけでも限界くらいには欲情しているから。
──キーンコーンカンコーン。
授業をしっかりと耳に入れながら約50分…視線は飽きることなく弥生を眺めていると、授業終了のチャイムが鳴りそれと同時に弥生が勢い良く起き上がって欠伸をし始めた。
学級委員の掛け声と共にクラス全員で "起立!礼!" が終了すると先生が教室を出て行った直後に弥生も椅子から立ち上がり教室の扉の方へと踵を返した。
俺はそんな弥生の行動を目で追いかけながら苦笑してその後を追いかけようとした瞬間だった。
「…玲央君!」
突然、1人の女子生徒に名前を呼ばれ足を止めざる得なかった。
「…何?」
弥生のことを思考していたし弥生の後を追いかけようとしていた俺は一気に不機嫌になり…
そんな不機嫌な態度を隠すことなくいつもより低声の声色で返答した。