Twi log

▽2017/08/24(23:13)

「随分と余裕なんですね、スパンダムさん」
 右手をまっすぐのばして、その先にある胸板に触れる。シャツ越しの体温と鼓動が、指先を伝う。
「忘れてませんか? 私の指がこの胸を貫いたら死んじゃうってこと」
 私、全身が武器なんですよ、と。か弱い町娘ならいざ知らず、こんな自室のベッドに倒した程度で繋ぎとめられるだなんて勘違いも甚だしい。
 だのに、何故、そんな簡単に目を細めて貴方は。

「たとえ可能だとしても、お前には出来ねぇよ。おれに惚れてんだから」

 ああ、本当に腹立たしい。
 自信ありげに言ってのけるこの人にも、なにひとつ言い返せない私にも。

スパミチ2Y

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