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「尾形さんて、私と一緒にいてつまらなくないですか?」
「は?」
「え?……あーいや、その、……私頭悪いから中身空っぽな話しかできないし、無知だし、立場的にも何もできないし、一緒にいてもあれなんじゃないかなって、ふと。今更ですけど」
「…何を勘違いしてるのか知らんが、お前といることに求めてるもんなんて無いからな」
「…というと??」
「何かを求めて人と一緒にいるなら、今頃俺はお前と……いや、誰とも一緒にいねえの。一人のがよっぽど良いわ」
「……??それ貶してます?褒めてます?」
「どっちでもない。……はー、お前ほんとアホな」
「えぇ……その通りですけども……」
「だァから。俺がどうこうってよか、お前が他の男といんのは気色悪いって前にも言っただろ」
「じゃああれですか、面白みもないのに私に付き合ってくれてるっていう状況ですか」
「最初はそうだったんだがね。ただの子守だと思ってた」
「私の子守してくれるとか尾形さんやさしい〜〜〜」
「そういうガキくさいこと言うあたり、未だに子供相手だっつう感覚は変わらんが。少しは成長しろ」
「精神年齢が小学5年生で止まってるので……」
「2年だろ」
「……」
「不満でも?」
「……それで、!今はどうなんですか。ずうっと子守ですか」
「はは、そうかもな。ただ…一人の方が良くても、お前の相手してる方が暇つぶしにはなるってことに最近気付いた。大発見、褒めてほしいくらいだね」
「それは真面目にすごいと思います、多分」
「だろ。ともかくだな、人生なんて土台つまんねぇもん一人で過ごすくらいなら、菜摘チャンの面倒見てた方が少しは楽しいかもしれんって話だわ。その可能性に賭けてる」
「なる、ほど……?でもそれなら私は生きてる価値ありますね、尾形さんの暇つぶしになれたら万々歳」
「無欲だねえ」
「大人なのでいろいろと我慢してるんです」
「矛盾しすぎ」
「尾形さんも結構矛盾してることありません?」
「何を言ってるかさっぱりだな」
「うわぁ、白々し」








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