閉幕のご挨拶

〇『Ash.』は閉幕致しました。
〇ご参加くださった皆様、またお借りした創作物の全てに心から御礼申し上げます。
〇管理は引き続き藤佳が行って参りますので、なにかありましたらこちらよりご連絡ください。





　「Ash.」を開設した時分、わたしは高校生でした。同一の題名とテーマでどれだけの解釈の可能性があるのか、知りたいというだけで企画サイト開設に踏み切った勢いの良さは今のわたしから見て大変無謀に映ります。複数の人が関わるサイトの運営経験などないのに、欲求の赴くまま。
　それでも、たくさんのご縁とご厚意を頂戴しながら5年という長い時間運営を続けられたことを、本当に幸福に感じております。自分が心惹かれるものを拝借して、それを同じように好ましく捉えてくださる方々のお話のきらめきで飾りながら作っていった「Ash.」。その「Ash.」の雰囲気をすきだと言ってくださる方々が現れたときのこころの躍りを忘れることはないでしょう。

　素晴らしいお話のせめてものお礼にとしながら、至らぬばかりに拙い感想を差し上げることしかできなかったことが悔やまれます。ここを借りて、「Ash.」に寄せていただいた138をこえるお話ひとつひとつに親愛と憧れと感謝を申し上げます。素敵な世界を見せてくださって本当にありがとうございました。
　お預かりしたお話はこれからも責任をもって管理致します。そのことが皆様の真心に報いる術となることを願っております。

　またいつでもいらしてくださいね。


Ash.