(※ジノが煙草吸ってる前提です)


「俺、煙草やめる」

昼休みに話が幼馴染のジノに話があると言われ、眠いながらジノの話を聞きに屋上へ行くといきなりの煙草やめる発言に眠たかった瞼が驚きで目を見開く。18歳になりいつも吸っていた煙草をやめる。とはどういうことなのだろう。どんどん私の頭が傾いていくをの見て、「傾きすぎ」と苦笑いしながらジノは私の頭を正位置に戻す。

「どうして、また」
「うーん。煙草増税するって、スザクから話聞いてさー。この機会にやめようと思って」
「そ、そうなんだ。てっきり、増税しても煙草吸い続けるのかと思ってた」
「名前からしてみればそう思うかもねー。俺、結構吸ってたし」
「うんうん」
「名前から見て、俺1日何本くらい吸ってた?」
「大体、1箱の半分くらい」
「そんなに吸ってたんだ」

ケラケラ笑いながらジノは床に座り、制服のポケットから煙草とライターを取り出せば、煙草に火をつけて吸い始める。この煙草の火をつけてから煙を吐く瞬間までがジノは色っぽく見えてドキドキする。だが、その仕草がもう見れないのか。ちょっぴり、名残惜しいと思うのは本人に言うと、調子に乗りそうなのでいわないでおく。私もジノの隣に座れば、ジノは私の方に向き煙草を片手に持ち私の唇にキスを落とす。

「なっ…」
「なんか、名残惜しそうに見えたから…」
「えっ…」
「俺が煙草吸うのやめるって言ってから、なまえ名残惜しそうにしてたから」
「…」
「だから、キスしてあげた」

どうやら、私の心境は見抜かれていたらしい。勝ち誇ったように私のことを抱きしめるジノに私は馬鹿。と小声で呟きジノの胸を叩き、煙草をやめるのだから今は、彼から香る煙草の匂いに酔いしれてよう。私はジノの背中に腕を回して彼の胸に顔を埋めた。


Ash.