拍手小説A


(会話文のみ)

『委員長!トリックオアトリート!』

「…。」

『その可哀想な目やめてくれませんかね。10月ですよ!ハロウィンです!』

「君はいつも楽しそうだね。」

『それバカにしてる時の言い方ですよ。もうわかりますからね。』

「お菓子かイタズラね…、そこの茶菓子持っていきなよ。」

『いつものやつじゃないですか…。常に何故かストックがある茶菓子…。』

「嫌なら別にいいけど。」

『いえ頂きます。次は綱吉達かな…。』

「待ちなよ。」

『なんです?』

「トリックオアトリート。」

『ええ!?委員長こういうの興味ない人じゃないですか!!』

「そんなことないさ。で?お菓子は?」

『な、ないです…。』

「そう、じゃあイタズラだね。」

『まっ、まっ、待ってください!!今もらったやつ返しますから!!』

「もう遅い。」

『いだああああ!!いや、それイタズラじゃなくてもう暴力…っ、あああ!!』



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