拍手小説B
(会話文のみ)
『はー乾燥する。』
「何塗ってんの?化粧品は制裁対象だよ。」
『リップクリームくらい許してくださいよ!これないとかさかさの唇になっちゃうんですから』
「…。」
『なんですかその目。』
「舐めればいいでしょ。」
『嫌ですよ。なんで毎回自分の唇舐めないといけないんですか。』
「誰が自分で舐めろって言った?」
『は…!?』
「舐めてあげるよ。」
『馬鹿なんですか!?絶対嫌ですよ!!』
「甘い匂いがする。」
『聞いてます!?んぅ…ッ!』
「…匂いはするのに甘くない。」
『あ、当たり前でしょう!匂い付きなだけで味はついてませんよ!』
「まあいいや。」
『よくな…っんん…!(もう!結局こうなるんだから!!)』
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