丁寧な悲鳴に眩暈がした
ディア・マイ・プラスチック・スター
生ける花は水を欲する
ものまねロマンス
追いかけっこの因果律

蜉蝣が泣く
珍しい会話
猫背と哀愁
静かな足音
雨の止む頃
壱鬼夜行
迎え火

あくまもどきに恋をした
切なさの焼ける匂いがする
栄光あれ青春の日陰

あのとき失くしたものは、君の好きな色をしていた
甘え上手な侵略者
ミラー・アンド・ミラー
震える拳はポケットへ
塵芥と私
花にまぎれる
もうすぐ白夜がやってくる

カーテンレースの青い影
ひかりと踊る、きれいな鱗
帰らぬ旅路
忘れ形見
蛇の指
変身癖

窓に星が住みついた
いつしか棘は抜けて
空気に似ている感情
瞼を閉じても夕暮れ
ふるびた記憶の中庭
雨上がりの風
銀色猫と真昼の月


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