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「それシャーロック*ホームズ?」
思えばすべてはこの一言からはじまった。
数週間前にさくら組みへやってきた少年は読みかけの本を持ったまま私の言葉にぽかんと口を開けたあと普段の小生意気な態度がまるでうそのようにキラキラとした顔を向けた。
「おまえホームズ知ってんのか!」


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