ひなが俺の言葉を欲して、俺に溺れて蕩けていく。どろどろに甘やかしてやりたい。俺のことだけ考えてほしい。ひなの現のことなんて考えさせてやるものか。
散々焦らして何もわからないくらいに理性を飛ばさせて、抱き潰してやった。俺としてはまだ可愛がり足りないが、あんまりひなを催眠誘導してしまうと、ひなの負担になり過ぎてしまうからなあ。
俺は毎日だってひなの夢に会いに行きたい。寝る前のひなの心に俺をちゃあんと教え込んでやったから、すんなりと会いに行けた。いつも通りおかしな世界ではあったが、ひなの世界は驚きに満ち溢れていて飽きない。
しかし、近頃のひなはどうも俺のことを詮索しているような、そんな気がする。俺のことを知りたいと願ってくれているのは嬉しいが、実際、知られたくないというのが本音だ。話したくなったら話してほしい、なんてひなは言うが、きっとそんな日は来ないだろう。
ひなの一番になるためには、ずっと隠しておかねばならないことなのだから。