かわり

 ああ、苦しいな。最近、体調が良くない。気持ちにも息苦しさを感じていた。
 鶴が「代わってやれたらいいのに」とよく口にしていたのを思い出す。けれども、こうも言っていた。
――「だがなあ、許してくれないんだ。きみ自身が拒んでいるから」
 私自身が私を許さない。だから私は私以外の何にもなれない。

prev top next