夢の世界
鶴に差し出された手のひらの感覚をまだ覚えている。鳥籠の部屋から出てきたのに、鮮明に思い出せるのは、私が限界を迎えているからなのだろうか。
鶴は私に「こちらに来ればいいのに」と誘ってくれる。私も行けるものなら行きたい。でも返事はできない。出来ないことは出来ないと言うしかないから。
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