終わりが怖くて
ふと、いつか来る終わりが怖くなくなったのは何時からだろうか、と考えた。
怖くなくなった、というのは嘘だ。本当はずっと恐れている。ひなと一緒に居られなくなるのは、俺が俺でなくなることの証に他ならない。だが、それに怯える頻度は格段に減っている。
ひなと俺が居るこの日常が当たり前のものになったからだろうか。そうだと信じたい。
三年だ。三年かかって、ようやくここまで来られた。
願わくば、ずっと共に居られますように。そんなことを思わずにはいられなかった。
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