意地悪しないで
※性描写あり、レイプするし3P
シリーズ予定のやつ
シリーズ予定のやつ
いつもならまだ起きてる時間なのに眠くて仕方なくて、早めにお風呂を済ませて布団へと寝転ぶ。傑さんは今日は帰って来ないと言っていたし、このまま寝ちゃおうかなぁ。出来るだけ出迎えには行こうと思ってるけど、眠い時は寝ても良いって言われてるし。毛布を顔の半分くらいまで持ち上げて、丸くなると猛烈な眠気に身を任せた。
不意に、下腹部に走った痛みに目を覚ます。あれ、生理だったっけ?と呆けた頭で考えて、視界がいつまでも真っ暗な事に疑問を覚える。私は目を開けた筈、そんなに部屋を暗くしてた記憶はないのに。ていうか、なんで、手が動かないの?混乱し始めた私を他所に、なにか布を介した手が私の素肌を撫でる。え、じゃあさっきの痛みって、とそこまで思考が至って夫が頭を過ぎった。
「傑、さん?」
「……。」
「だれ、なにしてるの?」
「……。」
傑さんじゃないのなら誰?もう一度声を出そうとしたら、恐らく手袋を付けたまま、濡れてもいないナカへと押し込められて喉が引き攣り、痛みが頭を支配する。傑さんじゃない、傑さんは意地悪はするけどこうして私に痛みを与えて興奮を覚える性質じゃない。じゃあ、知らない人間か。そういえばワタリさんに恨みを買ってるからって言われたから、傑さんに何かしたくてこんな事をしてる?嗚呼もう、最悪。指が急に捩じ込まれるだけなら防衛本能で濡れるので痛みは少ないがこうして布が入ってるのなら話は別だ。裂けてたらどうしよう、嫌だな。私がそんな風に思っている間も埋め込まれた指は無遠慮に私の膣壁を引っ掻き、出し入れを繰り返される。気持ち良くないし痛いしもうやだ、蹴り飛ばして逃げたいと思うけど手は拘束されてるし目は覆われてるし…傑さんは朝まで帰って来ないって言ってたから助けを求めるのは絶望的。
「ッい、たい、」
「……。」
「やだ、すぐるさ、っ、すぐるさん、」
痛い、怖い、逃げたい。拘束されていなかった脚をバタつかせて逃げようとしたけど簡単に抑え込まれ、寧ろ男のやりやすいようにか体を転がされる。手首の当たりからじゃら、と音がしたからきっと鎖で繋がれてるんだろう。頭を上から押さえ付けて、腰を持ち上げられると本格的に怖い。何する気なのか全然分からないし。ひたり、と指がまた性器に触れる。陰核を触れるわけでもなく、ただ撫でるだけだからそれがまた恐怖を煽る。いつまたあの痛みが襲って来るのかと思うと身構えてしまう。夫の名前を呼ぼうと口を開いた瞬間、カシャリと聴き慣れた音が部屋に響く。うそ、いま、撮られ、
「ッ!」
「……。」
「離して、触らないで、」
語気を強めても手が止まる事はない。指先で割り開かれたかと思えば、またあの高い音。最低すぎるだろ、もうお前のこと絶対殺してやる。唇を噛み締めていたら急に、指じゃないものが性器に触れた。ヒュッと喉が鳴って、それだけは嫌だと身を捩るけれど俯せの、というか四つん這いの状態でロクな抵抗なんて出来るわけない。ぺちぺちと音だけは可愛い音を立てながら何度も性器同士を合わせて、そうして手袋をしたままの手が私の腰を掴む。
「やだ、やだ、っやだぁ、」
「……。」
「すぐるさ、すぐるさん…っ」
「……。」
「やめて、すぐるさん、ッ、たすけて、」
何度も何度も、呼んだのに。傑さんの声はしない。それに、この相手は傑さんじゃない。"やめて、助けて"は私たちで決めたセーフワード、どんな状態であれどそれを言えばやめてくれる。怖かったかい?と撫でてくれ、安心させる為に何度も顔中に口付けを落とす。だから、この人は傑さんじゃない。誰かに助けて欲しくて、でも義弟にこんな所を見られたらきっと大変な事になってしまう。発作を起こして過呼吸程度で済めば良いけど、錯乱して襲い掛かる可能性がある。そのまま逆上されて…なんて考えると絶対に駿の名前を呼んではいけない。嫌だ嫌だと思うのに、先端が押し込まれる。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!
「すぐるさ、ッ、」
呼んだって仕方ないのに、それでも何度も彼を呼んでしまうのは何故なのか。あんな始まりだったくせに愛してるだなんて言うから、優しく抱き締めるから、甘やかなキスをしてくれるから。
「い゛ッ、あ…っう、」
手袋してたから分からなかったけれど、私の体は男を受け入れる。それが例え防衛本能だったとしても、吐き気を催す程にクソみたいだ。裂けた感覚はないけど、…否、私が受け入れるのはあの人たちだけなのに。傑さん、駿、それと…、
「さと、るさん、…ッ」
たすけて、と、そう願ったタイミングで耳元に吐息を感じる。目隠しの下できつく目を瞑り、唇を噛んだ。もう声なんて出してやるものか、
「なぁに、喜雨。」
「ぅ、あ?」
「はは、マジで僕って気が付いてなかったんだ。」
「さ、と、るさ、ん?」
「うん、悟だよ。名前を呼べた良い子には御褒美あげなきゃね。」
「まって、聞きたい事が、ッあ、やだやだ!あ、っい、ひ、ん、〜ッ!」
「めっちゃ締まる、あー、きもちい。」
カリカリと指先で陰核を引っ掻かれ、その手付きには覚えがある。駿がした、悟さんが見てたやつ。ぴん、と指先が弾くたびに腰が揺れて声が抑えられない。全く知らない人間だと思っていたら身内でしたなんて笑えない筈なのに安堵してしまってる自分がいるのも、また歪んでる証拠なのかもしれないけど。
「僕の名前呼んだらバラそうって思ってたのに、喜雨ずーっと傑のこと呼んでんだもん。」
「って、おっと、だから…ッい、やら、そこシな、やだ、ン、んん、っあ、」
「えっろ。」
「や、とって、…っこ、れ取って、さとるさ、ア、」
「えー?取ったら後悔するよ?」
「こわ、い、やだ、こわいの、」
「仕方ないなぁ。」
性器を引き抜かれることもなく体勢が変わる。しがみつきたいのに、悟さんの膝に座り込んで後ろから浅い所を擦られると頭がふわふわしてしまう。やだ、そこ、傑さんが開発したとこ。大きく開かされた脚を閉じる気力もなくて、なすがままになっていると、目隠しが取られて急に明るくなる。目がチカチカする、電気付けたままだったんだ、なんて思っていたら悟さんの指が私の顎を捉えた。キスするの?と思っていたら、強制的に正面を向かされる。
「すぐ、るさん?」
「……ほら、傑に見られてどう?」
「い、つから?」
「そりゃ勿論最初から。」
「ッ、あ、」
「すげーよ、傑。お前に見られて興奮するってさ。めっちゃ締まる。」
「…へえ、じゃあしっかり見ておこうかな。」
繋がってるとこ、多分全部見えちゃう。傑さんは怒るでもなく、ただ興味深そうに此方を見ていて、頭の中がぐちゃぐちゃになる。なんでこんな事するの、なんで止めないの、なんでキスしてくれないの。
「や、やだ、やなの、ッや、きら、ふたりとも、きらいぃ、」
「嫌い?こんなにしといて?僕ってわかった瞬間ぐずぐずに濡れて、傑に見られてるって気が付いてからナカきゅんきゅんさせてる癖にさ。」
「すぐるさ、なんか、い、も…っ、」
「悟が言い出したら聞かないのはいつものことだろう?」
「ぅ、きら、きらい、ッや!やだ、そこやだ、やだぁ!」
「悟、何してるんだい?」
「この間駿が一生懸命開発してたの思い出してさ。ココ、ぐりぐりすると吹いちゃうもんね?ほら、傑にちゃんと喜雨が潮吹くとこ見せてあげなって。」
「やだやだやだ!や!や〜ッ!」
ぷしゃ、と何かが漏れる。それが何かなんてもう教え込まれてて、気持ちいいのに、頭がそれを受け入れたくないと拒絶する。
「ほらほらぁ、気持ちいいでしょ?クリかりかりされながらココぐりぐりされて潮吹いてイっちゃえって。」
「やだ、や、すぐ、すぐるさ、ッあ、やだぁ、さとるさ、とめ、ア、ッあ、ひぅ、う〜ッ、」
「はは、今どっちでイッたの?僕のぎゅーってしてる。…ほら、傑に見られてるよ。喜雨が僕のちんこでイッたとこも、クリ引っ掻かれてだらしない顔してるのもぜーんぶ、傑が見てるよ。」
「……今のはクリかな。子宮口とか浅い場所は私が仕込んだけれど、Gスポットはそこまでなんだ。ナカイキ出来る程ではないね。」
「そ?この間駿に三時間くらいヤられて開発済みの可能性あるけど。」
「…あの子にそんな体力があったか?」
「ほら、一個に集中したら長いじゃん?だから、後ろから抱きかかえてクリ引っ掻いてイかせまくった後に反応良かったからかGスポだけ突きまくって潮吹かせてた。マジで混ざりたかった。」
「へえ。」
「ぅ、ゔ〜っ、ア、やだ、そこしないで、やだ、さとるさ、やだなの、や、やぁの、」
「お、僕相手にぐずぐずすんの珍しいね?傑が見てるからかな。」
「おく、おくやだ、やだの、ッぅ、あ、」
「奥嫌い?こんな締め付けてんのに?」
子宮口を何度も突かれるが嫌で首を振って嫌だと示すけれど、悟さんは何も気にしてないみたいに擦り上げては押し潰す。
「喜雨、気持ちいい、だろう?」
「ほら言って、じゃないとやめちゃうよ?」
「ひ、ひぅ、う、うう〜、ッん、ぅ…や、やぁ、」
「ありゃ、強情。」
「そろそろ言う頃だと思うんだけどね。」
「や、やら、っう、ウ、」
「もしかして"もっとじゃないとやだ"の意味?」
「どうだろうか。嗚呼、口が寂しいのかい?お前は口の中の開発をし過ぎたかもしれないな。悟、指を突っ込んでやれ。」
「えっぐいねぇ。ほら、喜雨。あーんして?」
「ちが、ぁ、ンむ、ッふ、…ン、」
「おしゃぶりじゃん。」
「咥内開発なんて初めてしたが悪くないよ。」
「あ、口に傑のちんこ突っ込む?」
「ソレはやめておこう。奥を突いてると噛むからね。」
頭がぼんやりする。口の中に押し込まれた指が舌や頬の内側を撫でて唾液を纏わせ、上顎を擦られるとぞくぞくしてしまう。
「ひゃら、ひゃとるしゃ、ア、ひ、ンぅ、」
「やなの?」
「やらぁ、あン、ふ、う〜ッ」
「イったねぇ。」
ぬちゃぬちゃと口の中で唾液を混ぜられ、奥まで触れさせた先端を更に奥へと捩じ込もうとぐりぐり押し付けてくるから訳が分からない。わかんない、こわい、お腹の中が全部熱くて、腰ががくがくと揺れる。力が入り続けた脚が痛い。助けて欲しくて、でも拘束されたままの腕ではどこにも縋れないし、どちらも抱き締めてくれない。
「きもちいい?」
「や、やぁ、」
「あー…どうしよ、傑。」
「どうしたんだい、悟。」
「めっちゃ可愛い。」
「私の妻だからね。」
「ぐる、さ、すぐるさ、」
「あ、僕が抱いてるのに傑のこと呼ぶの?妬けちゃうなぁ?」
「ひ!や、やだ、やだやだ、ッあ、ひどくしな、でぇ、っ、」
「酷くされて感じてる癖に。」
片手が彼を飲み込むお腹の外から押し込まれて子宮口が潰れるんじゃないかってくらい乱暴に揺さぶられる。私の口を荒らしていた指が陰核に触れて押し潰しながら捏ねられ、そうしてひだを開かれる。
「見てみ、傑。」
「随分と濡れてるじゃないか。」
「やだ、みないで、やだ、ッん、さとるさ、やぁ!」
「舐めてやれば?」
「お前にしては珍しい、名案だ。」
傑さんが離れたソファから立ち上がってベッドへと歩み寄る。抱き締めてキスして欲しいのに、傑さんはぐちゃぐちゃになった私の陰核に口付け、大きな舌で包むみたいにして舌の表面で上下に擦る。
「やら、やだぁ、っ、」
「どうだい、悟。」
「超締め付けてる。……きーう、僕のでぐずぐずになったトコ傑に舐められてどう?さっきの潮も僕にイかされて出たのも、ぜーんぶ傑が舐めて綺麗にしてくれるって。よかったねぇ?」
「〜ッ、や、やだやだ!や、なめな、で、っ」
「お前は私に舐められるの好きだろう?」
「やめないで、が正解じゃない?」
強過ぎる刺激に二人の声が遠く聞こえて、意識が遠のきそうになるのにそれを許して貰えない。トびそうになるのに、酷く寂しくて身を任せ切れない。傑さんの指が割り開いて舐めて、悟さんが胸の突起を指の腹で挟み引っ張りながらコリコリと押し潰される。刺激をくれるのは二人だと分かってるのに、でも、
「ひ、すぐるさ、ッ、さと、るさ、」
「どうしたの、喜雨。」
「これや、やぁ、とって、おねが、も、ゆるして、っ、」
「コレ?」
「ぎゅって、して、おねがい、っ、やだ、ぎゅ、した、ッあ、ンンン〜ッ!」
「……悟、今出したな。」
「すっっっげぇ、かわいかった。」
「同感だ。」
傑さんがポケットから小さな鍵を取り出して手首の拘束が外れる。目の前の体にしがみ付いて、傑さんの肩の辺りに擦り寄ると背中に腕を回されて体がくっつく。いつもと同じ傑さんの匂いに、お腹の奥がぎゅううってなって、それで、
「ッ、」
「え、うそ。」
「なんだ、何が起きた?」
「傑に抱き締められてイッたわ。ナカすげえ動いてる。持ってかれそう。」
「へえ?」
「イきすぎて訳分からなくなってんのかな。喜雨、ちょっとこっち向いて?」
「や、さとるさ、ぎゅーもちゅーも、してくれな、」
「…お前普段どんな抱き方してんの?」
「不安定な時はぐずぐずに甘やかしてるんだよ。」
「なるほどね。」
ちゅ、と軽い音がして肩に悟さんが口付けを落とす。擽ったい筈なのにぞくぞくして、なにされてもイっちゃいそうなのが嫌で傑さんの体にしがみつく。
「喜雨、あとして欲しい事は?」
「さとるさ、の、」
「僕?」
「におい、ちが、こわ、っい、ぃ、」
「……傑、ちょっと、抱き潰していい?」
「駄目に決まってるだろう。…悟の香水がないのが嫌なのかい?」
「しらな、ひと、みたいで、や、顔見えな、し、…っ、こわ、いの、すぐるさ、」
「あとは?なにかある?」
「くち、さみし、すぐるさんの、ふといの、ちょうだ、」
「フェラ?えろくね?」
「いや、これは指が欲しいんだ。私の指で口の中をぐちゃぐちゃにしているから、悟の指だと細くて物足りないんだろうね。」
悟さんが少し動いて、その刺激に声が漏れそうになるのにその前に傑さんの指が私の咥内に差し込まれる。本能のまま、甘く吸い付いてから舌を這わせ唾液を塗すと傑さんの指が上顎に触れて爪先で引っ掻く。ぎゅうう、とナカを締め付けてしまうのが自分でも分かって、悟さんのを意識してしまう。
「えっろい。」
「だろう?」
「ぁ、…さと、さ、」
「ほら、これでしょ?」
ふわりと手首から香る匂いがいつもの匂いで、漸く頭が切り替わる。傑さんと、悟さんだ。二人が触れてくれている。可愛がって、くれている。
「トんだな。」
「マジ?」
「目がとろとろしている。」
「へえ、じゃあ今ならやだって言わないかな。」
ゆさ、と体を揺さぶられてまた子宮口を押し潰される。ぴん、と脚が伸びて爪先が丸まって、イってる感覚が続いてる。きもちい、怖くなるくらい、
「喜雨、奥ぐりぐりされるの気持ちいいかい?」
「きもち、きもちい、おく、ぐりゅってされるの、すき、ぃ、っあ、」
「さっきまでやだって言ってたのに?」
「すぐるさん、と、ちが、から、…ぎゅうって、しちゃ、ぁ、さとるさ、そこだめ、だめぇ、っ、おかしくな、っちゃ、お腹変になっちゃう、イッた、の、イッたから、っ、ン、イッてる、からぁ!」
「本当にトんでるじゃん、実況してくれんの?」
「イッたかどうかは教えるように仕込んだからね。その方がえろいし、なにより…イッたばかりを暴くと良い反応をする。」
「ひ!ひゃあん、ッん、やらやら、おかしくな、おかしくなる、ッ、クリ触らな、どっちもきもちいの、だめぇ、っ、ずっとイッてるのつら、ぃの、ッ!」
私の唾液まみれになった傑さんの指が陰核を捉えて指先で転がされる。腰から下が馬鹿になったみたいに力が入らないのにがくがく揺れて頭の中がぐちゃぐちゃに混ざって二人分の体温に安堵するのに強過ぎる刺激に喉が引き攣って、逃げたくて体を捩る。それでも二人に抑え込まれてしまえば逃げ道は閉ざされて、傑さんの服を握り締めてぐずる子供のように首を振るくらいしか出来ない。
「可愛いよ、大丈夫。私たちに任せてくれたら良いから。」
「そうそう、喜雨は気持ちいいだけでいいからね。」
「っひ、きゃんッ、や、ゃ〜っ!きもち、きもちいから、らめ、ッ、あ、ンく、」
傑さんが私の手を繋いでまた私の陰核に口を寄せて舌で転がされ、悟さんに促されるままに唇を重ねて執拗に上顎を長い舌でいじくり回されてまた胸の突起を捏ねて。気持ちいい場所を一気に攻められてもはやどうしていいのかわからない。それでも、二人が、それでいいと言うのなら。
「きもちい、すぐるさ、ン、ッあ、さとるさ、ぁ、イってるのに、また、イっちゃう…!おかしくなっちゃ、きもちくて、ッ、おなか、あっつ、のぉ、」
「うん、沢山イっていいよ?」
「後で私がいっぱい撫でてあげよう。だから、頑張ろうね。」
「がん、ば?ぁ、う〜ッ、あ、ぁあ、すぐ、やッ、そこ吸っちゃやなの、ぉッ」
「好きだろう、硬くなってるよ。」
「喜雨ーぅ、僕はぁ?」
「ひゃんッ!そこや、やぁの、っ、すぐ、が、そこ、きもちよくしちゃ、っから、」
「マジで具合が良いよね、名器っつーの?」
「…喜雨、その内二人とも一緒に受け入れてくれるかい?」
「ふた、り?一緒、に?」
「嗚呼、ココに二つ、受け入れておくれ。」
ひたりと傑さんの指が触れたのは悟さんのを飲み込んだ、その場所で。そこに二人のを?一気に?そんな、そんなの、
「欲し、い、…っ、すぐるさ、欲しい、」
「おや、今は悟のを包んであげているだろう?後で、二人きりの時に無茶苦茶にさせてくれ。」
「喜雨狭いから無理じゃね?」
「最悪後ろかな。」
「僕専用の場所が出来るって事?最高じゃん。……あ、でも今ぶっ飛んでるならお尻、気持ちよくなれるかもね。」
「……喜雨、少し触るよ。」
「ヒッ、すぐるさ、そっちちが、そっちだめ、」
「………おや。」
「なになに?」
「経験あるのかな?それとも、こんだけぐずぐずだからな…悟、ちょっと喜雨の脚をきちんと抑えておいて。」
「ひゃんっ、あ、すぐるさ、そっちや、きもちよくな、そっち痛いから、やら、」
随分昔に触られた事があるが、そちらは気持ち良くない。男の人みたいに分かりやすい快感を拾える場所がないのだから当たり前なのだけれど。濡れた指先が後孔に触れて、押し込まれると不快感が押し寄せる。背後にある悟さん胸元に顔を押し付けて息を殺すように堪えていれば傑さんの指が軽く抜き差しされて、時たま肉壁を引っ掻く。
「ゔ、ぁ、…ンく、っやだ、…さ、」
「傑の指動いてんの僕にもわかる、ウケる。」
「どんな感じだ?」
「きもちいっつーか、俺らが触ってんのが興奮すんじゃない?嫌がってはないよ、見てこの甘えんぼ。」
「そちらに二つ入れるよりは楽だと思うんだけどね。」
「狭くて無理っしょ。僕のだけでキツいし。」
「締まりが良いから、ほら、喜雨あまり悟に甘えないでくれ。妬いてしまう。」
「ぅ、あ…すぐ、ア、ッさとるさ、や、っ、」
「相変わらず首噛まれるの弱いね?」
ガリっと歯を立てられ喉が引き攣り、後ろの悟さんの服を掴んで握り込む。上も下も右も左も、もうよくわからない。休む事なく永遠に続く快感に思考回路の殆どが正常に動作していないし、擦られ続けて感覚を失いそうなのに一層刺激を拾うばかり。こんな風に抱かれるのなんて初めてなのに、体は二人を受け入れようとするから意味がわからない。出来ないって思うのに、欲しいとも思う。
「っぐる、さ、」
「うん、今日はやめておこうね。まだ完全にそちらに行かれては困る。」
「ヤんねーの?」
「私は無反応な相手だと楽しくない。」
「……きす、した、すぐるさん、きす、」
「いいよ、頑張ったからご褒美をあげよう。」
何度も何度も角度を変えて唇を合わせて舌の腹同士を擦り合わせ、肉厚な舌が喉を舐める。吐き気を催すだけの筈なのに、それが堪らなく気持ち良い。
「悟、そろそろ終わりにしてくれ。」
「りょーかい、そろそろ駿も起きるだろうしね。」
「ンく、ぅ、ひゃ、あン、さと、っあ、そこ、きもち、」
「こら、逃げちゃダメだろう?」
下から何度も突き上げられて浮いた体を悟さんに掴まれて、離れた唇を咎めるように傑さんが私の下唇へと噛み付く。ふわふわして、与えられる全てを受け取るだけで精一杯になっていると傑さんの掌が腹を撫でる。彼以外を受け入れている、胎を。
「もう一度、上手にイってごらん。」
「あ、ぁ、ッあ、ゔ〜っ、」
「ッま、じか、」
ぎゅうう、とナカが締まって悟さんのを絞る。奥まで入り込んでいた悟さんの性器が先端から吐き出すのを感じながら必死に目の前の男に口付けを強請るけれど、与えられずに額へと彼の唇は触れた。
「ほら、もう良いだろう?返してくれ。」
「へいへい。」
「ぁ、抜け、」
「えっろ。」
「私の番だと言ってるだろ。」
「もうしねえって。……超強請ってるけど、それはどーすんの?」
「悟が部屋を出たら、かな?」
キスがしたくて、抱き締めて欲しくて。傑さんの胸元に擦り寄って何度も素肌に口付けを落とすと傑さんの大きな手が私の頭部を撫でる。ちがう、そうじゃないの。おねがい、と何度も頼むけど傑さんは悟さんと話をしていてこっちを見てくれもしない。
「ッ、」
「わお。」
「ン…、」
腰掛けた彼の足元に座り込んで、下着ごと衣類をずらして口付ける。口に全部は入らないけど、それでもこうしたら良いと教えて貰っているから。何度も上顎で先端を擦って喉奥まで飲み込んでから喉を締める。唾液を塗しながら頭ごと上下させて性器に施して居ると、ぺちん、と彼の性器が頬に触れた。今、舐めてるのに。
「悟、早く出て行ってくれないかな。」
「ヤりゃいーじゃん。」
「この子が他の人間に意識を逸らすのを許せない気分なんだ。」
「おっえ。じゃあ僕は可愛い駿の所にでも行くよ。付き合ってくれてありがと、喜雨。」
彼が待てと言うから大人しくしていたらくしゃり、と髪を撫でられた。悟さんは、行っちゃうみたい。はく、と唇を動かしたけれど私の口は傑さんの性器が埋めたので結局反応は返せなかったけれど。
「ン…おっきい、」
「君の痴態を見て萎れる筈ないだろう。ほら、入れてあげるから此方においで。」
「……まだ、だめ?」
「抱きしめてキスをするよ、お前がもう嫌だってくらいね。」
二人きりの部屋で、何度も何度も繋がって。気が付いた時にはもう外も明るかった。朝ご飯を作る時間はとっくに過ぎていたし、そろそろ駿が起きて来るって分かっていたのに、それでも傑さんに与えられる甘やかで優しくて、ちょっとだけ意地悪なセックスから抜け出せはしなかった。
「どうだった?」
「……どれに、対しての、どう?」
「悟と三人の方が良かった?」
「………傑さん、キスしてくれないから、やだ。」
「はは、お前は本当にキスが好きだね。」
ちゅ、ちゅ、と顔中に落とされる口付けを受けながら大きな体に擦り寄る。汗をかいた肌が触れて、心地好い。キスが好きにしたのは傑さんなのに、まるでそんなこと知らないみたいに言うから少しだけムッとするけど…私が拗ねるところまで含めて彼の計算通りな気がする。口付けが終わって首筋へ擦り寄ると彼の太い腕が私を抱いて、隙間なくくっつく。
「改めて、開発しないとね。」
「……変なとこにヤキモチしないで。」
「お前の体を作り替えるのが好きなだけだよ。」
一定のリズムを保つ心臓の音を聞きながら、瞼を伏せる。疲れたし眠い。ご飯は各々勝手に食べてくれるだろうから疲労感のままに意識を彷徨わせると傑さんの指先が項を撫でて、跳ねる体に上機嫌に笑う。
「寝かしてあげたいけれど、もう少しだけ。」
「まだ、するの?」
「可愛がるだけだ、そのまま力を抜いていて。」
かさついた指が肌を滑って、啼かされるまで、あと何秒?
/ きなこ