祐くん怒ってるの。


「ねぇゆうく……んっ!」


隣にいた彼の方に向き直ると突然塞がれた唇。


「……な、なに…」


急なことすぎて目を閉じるのも忘れ心臓はバクバクで。


『ん〜?別に〜?』


なんてにこにこしてる彼。


「ね、もっかいして?」


いつもはこれを言うと
深いキスが始まるのに


『えー、やだ。』


なんて口を尖らせ私に背中を向けた。


「…えっ?どうして?いつもはしてくれるのに!」

『だあって』


顔だけこちらに向け
んべ、と舌を出す。




「…なっ、なによぉ〜……」

『祐くんおこなの』

「……どうして?」

『さあね』


そっと近付き


『っ?!』


後ろから抱き着く。


「どうして怒ってるの?私なんかした?」


必殺、上目遣い。


『……だぁっ!もう!』

「えっ?うわぁ!」


ドサッ
押し倒され、すぐそこには彼の唇が。


『わかんないの?』


「わ、かんな……ぁっ、ん…」


言い終える前に降ってくる優しいキス。


『……この前〇〇が他の男の話したから、お仕置きなの。』

「そ、れは祐くんが女の子の話したか……っ、!」

『…ふふ、真っ赤だよ?』

「言い終わってないのに……ずるい…」


手で顔を押さえると
手首を掴まれ剥がされる。


『自分勝手な祐くんは嫌い?』


なんて微笑む彼に


「……だいすき」


それだけ伝え
首に手を回し私から彼にキスをした。


「祐くん、大好き。」

『……俺も好きだよ』


ふわり、そう笑った。










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