ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます。
一気に更新させて頂きました「残花の浮き橋」全11話、これにて完結です。
少しでも気に入って頂けたなら幸甚に存じます。

ペパーくんとフトゥー博士、そしてフトゥーAIの3人に焦点を当てたお話を書きたい、という思いから形になった中編でした。
ペパーくん、フトゥーAIにとっての幸福な結末は、本編で示されたものが1つの答えだとは思うのですが、もしもフトゥー博士の思いを受け継ぐ他人があの世界にいたらどんな物語が紡がれたのだろう、とつい思いを馳せてしまいました。

最終的に逆トリップのようでいてトリップような、夢の中で交流を重ねるお話になりましたね。
寂しさを抱える者同士がしっとりと関係性を紡いでいく様子が好きなのもあり、敢えて夢主の詳しい背景描写は省かせて頂きました。
夢を舞台にした夢小説ということで、夢主の意思や感情以外はふわふわ気の向くままに漂わせてみよう、と考えていたのもあります。

あくまで個人的な解釈と捏造設定で突き進んだお話で、予定より話数も多くなってしまいましたが、こうして自分なりに大切に書き上げられたことが何より幸せです。
大好きなアカデミーの先生方も出来る限り登場させられたので満足しております。

愛や恋の形や色は人それぞれ千差万別だと思いますので、ペパーくん達にはこれからもずっと、二人なりの答えをじっくり見付けていってほしいなと願うばかりです。

機会があれば番外編なども更新していきたいです。もし何かご希望などございましたら、お気軽にお題箱や拍手にてお伝えくださいませ。

拙い点も多々あったかと思いますが、最後までお付き合いくださり重ね重ね感謝申し上げます。
原作に登場するみんなの幸せと、ここまでお付き合いくださった皆様のご健勝を心から祈りつつ。

2023年5月19日
八尋。拝