隣にいてほしいから
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「元就…」
「何だ」
「別にここにいなくてもいいんだよ?」
「我がここにいると決めたのだ」
「風邪移っちゃうし…」
「我を誰だと思っている」
「そんなに軟弱ではない」
「でも授業とかさ」
「遅れはとらん」
「はぁ……」
どうあってもここから動かない気らしい…
まぁ、元就らしいけど
「(暑い…)」
そう思っていると頬に冷たいものが当たった
「手冷たいね」
「##NAME1##が熱いだけだ」
「それでも冷たいと思うよ?」
「ふん」
夏なのに元就の手は冷たくて…
でも、その手の冷たさが心地よかった
「ありがと元就」
「礼には及ばん。さっさと治せ」
「うん。そうするよ」
前髪を撫でていると##NAME1##の瞼がゆっくりと下がってきた
「すー…」
「眠ったか…」
保健室に##NAME1##の正しい寝息だけが聞こえてくる
今さら教室に戻る気もしない
とはいえ、保健室に2人以外居るはずもないため暇になっている
…やることが無い