弐拾問目まで
11#二人の思い出語って下さい

「よく文通しましたよね」
「文通と言える程の交流では無いと思うが」
「官兵衛殿の字って綺麗で素敵だから嬉しくて」
「……そう、か」
「?」

12#どれくらい相方のこと信用していますか?

「悩み事を打ち明けるくらいに。一番信頼出来る方です」
「信用、か。下らぬ情だ、と言いたいところだが、火種にはならぬという点では、それなりの信用はしている」


13#もしも何でもしてくれる、というなら相方に要求したいことは…

「また一緒に何処かへ散歩に行きたいです!」
「時間が余ればな。……仮定の話は好まぬのだが、」
「私は出来る限り何でもしますよ」
「……。ならば……いや、何でもない」

14#あなたの思う、相方の魅力を教えて下さい

「物静かな雰囲気です。傍にいると凄く落ち着いて、安心出来ますから」
「不思議と人の心を解す笑顔。あとは、心配りの行き届いた言動、だろうか」

15#ぶっちゃけ、恋人ですか?友達ですか?どういう関係なんですか?

「友人でしょうか?」
「……まぁ、そうであろう」

16#手を繋いだりします?

「しませんね」
「あぁ」
「官兵衛殿の手って綺麗だから、繋いでみたいなぁと思ったことはありますけど」
「……、物好きな」

17#まわりから「仲良いな」とよく言われますか?

「半兵衛は特にうるさい」
「清正兄様たちにも、仲良くするな! とか」
「秀吉様も仰っていた」
「つまり言われてますねぇ」
「そんなつもりは無いのだが」

18#今更ですが、年齢をお答え下さい

「えっと、よく見えないと言われますが二十と一です」
「……紫苑殿より七つ程上だ」
「半兵衛殿が官兵衛殿より年上だと聞いた時は驚きました」

(※史実だと夫婦の年の差がそうなので)

19#それぞれ好きな食べ物を教えて下さい

「……笑いませんか?」
「笑わん」
「……お芋、です」
「そうか」
「ご馳走なんですよ農民にはっ!」
「誰も悪いとは言っていない。私も芋類は好きだ。これといって好き嫌いは無い」

20#そうですね、二人の仲良しってムードを見せて下さいよっ

「……ですって、官兵衛殿」
「仲が良い訳では……」
「一緒にいることが多いってだけですよね」
「まぁ、共に過ごすのが苦痛では無いのは確かだが」
「ふふ、私もです」

(……その雰囲気が既に仲良しなんだけどなぁBy半兵衛)

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慎ましき泡沫