61#相方が心配になる瞬間は?
「たまに義手が痛むらしいので、心配になります」
「案ずるな。激痛、という訳ではない。……泣くのを堪えている様は、痛々しく映る」
62#あなたの夢って何ですか?
「火種を消し、天下に泰平をもたらすことだ」
「官兵衛殿の夢を側で支えられたら、と思っています」
63#基本、主導権を握っているのは?
「教えを請うているのは私ですから、官兵衛殿では」
「私は紫苑殿に請われた故に教えている。何か為すときは大体が紫苑殿からだ」
64#自由人ですか?
「自由人……慶次殿のことを言うのなら、違うと思います」
「同様に。主に仕える立場の者が、自由であってはならん」
65#愛って素敵ですよね?
「はい。秀吉父様とねね母様を見ていると、凄くそう思います」
「……下らん情だ。時に火種を生む、欲望を美化した言葉であろう」
「でも、互いを思いやることが愛だとしたら?」
「……ならば、多少の価値はある」
66#激しい恋をしたいと思いますか?
「恋、ですか。官兵衛殿は……」
「下らん情だ」
「ごめんなさい、ちょっと分からないです」
67#同年代のかたを、若いなぁ、などと思うことは
「稲姫さんやくのいちさん、甲斐姫さんにお会いすると、思いますね」
「老成し過ぎだ、とは言われる」
68#相方の第一印象は?
「落ち着いた、物静かな方だなぁと。後、声が素敵だと思いました」
「厄介な火種が来たものだ、と。すぐに、理解しがたい不可思議な娘、に変わった」
69#相方のことは自分が一番知っていると断言できますか?
「言える訳が無かろう」
「私も、言えません」
70#不器用ですか?
「自分では何とも……」
「不器用では無いが、器用でも無いだろう」
「そうかもしれません。官兵衛殿は、人付き合いが不器用ですね」
「主が汚れずに済むよう、配慮しているまでだ」
「もう少し良い方法があると思うのですが…」
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