04
俺に告白してきたくせに、最近サムといるのをよく見かける。
同じ顔やからってどっちでもええとかほんま最低すぎて腹が立つ。
「気にしすぎやろ」
「別に気にしてなんかないし」
「俺と名字さんが仲良くしとるからって妬かないでもらってもええですか」
「妬いてなんかない!!」
アイツのこととなるとやけに突っかかってくるサムは、アイツのことが好きなんやろか。
「早よくっつけばええやん」
思わず漏れた独り言に、サムは大きく目を見開いて「ええの?」と驚いた声をあげた。
「俺に関わってこなきゃなんでもええ」
「無自覚なん?びっくりするわ」
「なんの話や」
「まあ、ツムがええならそうしよかな〜」
何を考えているのか全く検討もつかないサムに、得体の知れないザワつきが身体の中を駆け巡った。
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