2018/08/19 発行 マドンナリリー(2019/12/03 追記)
SUPERCOMICCITY関西24 どうやら出番のようだ13/夢道楽発行の「マドンナリリー」あとがき的なあれこれ。

体裁、装丁とか
使用したフォントは「オケアノスの娘」と同じ、源暎こぶり明朝。……こちらもオケアノス同様、縦中横が…ずれてます。
wordの画面上では綺麗に表示されているんですよ。試し刷りでも大丈夫だった。
PDF化するとずれるんですね。次回は気をつけようと思います。
(出番19で再版した二刷では修正してあります。初版をお持ちの方申し訳ない)

「マドンナリリー」はサイトからのほぼ完全再録で書き下ろしをつけなかったのですが、思っていたより大勢の方に手に取っていただけて、ほっとしています。
初版の発注分は通販予約とイベントで完売。印刷所さんがつけてくれた余部しか残らなかったという…このお話、私が思っていたより人気があったようでびっくりした覚えがあります。
これまでサイト再録は書き下ろしの半分しか刷っていなかったのですが、以降、やや部数を増やしました。

カバー付き文庫で、コート紙にマットPPをかけてます。てざわりしっとり。
こちらの表紙イラスト及びデザインもくろさんが手掛けてくださいました。
いつも美しいイラストで拙作をひきたててくださって、本当にありがたいです。

さて、あとがき…というか裏話。
お顔もスタイルも頭もいいのに男運に恵まれない女性がオールマイトと出会ったらどうなるだろうか…という発想からできたのがこのお話です。短編の「溺れる金魚」を書いた時にはすでに構想は固まってました。
私はいつも長編を書く時は、最終話までのだいたいのプロット(多数のカメラを用いた脳内ムービーに近い物)をくみ上げてからとりかかるようにしているのですが、こちらは連載途中で本誌が神野編に突入してしまったという…。そのため推しを案じながら、最終話を三通り用意しなおした思い出があります。
いろんな意味で、書いている時に一番つらい思いをした話かもしれません。
毎週心臓がつぶれそうな思いをしながら本誌を開いていた記憶が強すぎて、なにを考えて物語を構築していったのか、よく覚えていないという…(笑)
いい加減に書いたとか、作品に思い入れがないとかではなくて……神野があまりにも強烈であったと、そういうことです。

このお話のイメソンというかテーマソングは松任谷由実さんの「守ってあげたい」だったので、書きながらよくユーミンを聞いてました。続編も然りです。
「1ダース」が平井堅、「風花通り」が昭和歌謡なら「マドンナリリー」はユーミンです(なぜ?)
前半は「真夏の夜の夢」が多かったかな。

読んでくださりありがとうございました。

【追記】
再版するにあたって表紙のデザインを少々変えてみました。購入したばかりの素材集をつかいたかった(笑)
といっても、百合のお花のフレームにタイトルとサークル・作者名をぺたりこしただけです。
裏表紙も変えました。初版はサークルロゴ(ゆきさんが作ってくださったものでこちらもとてもかわいいんです)でしたが、再版は一輪の百合になってます。
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月とうさぎ