月とうさぎ2冊目のプロヒーロー（＋1）夢本。前回がごはん本（軽食本）だったのでこちらは酒本です。

今回も初めて書いたキャラの解釈が大丈夫か、ちょっとドキドキしています。
各キャラのクラスタさんに受け入れてもらえるといいな。
塚内君が入っているので（プラス1）となってます。

まずは装丁から
表紙：新・星物語 マーガレット
本文用紙：淡クリームキンマリ70Kg
遊び紙：色上質　りんどう
加工：マットPP
控えめなラメがちりばめられた和風の用紙にマットPPをかけてみました。
表紙の美しくもおしゃれなイラストと紙がマッチしてとてもすてき…スタイリッシュなかんじの本になりました。
印刷所はおなじみSTARBOOKS様です。
スタブさん入稿も申し込みもわかりやすくてほんとう大好き。

以下本のネタバレも含まれますので、苦手な人は本を読んでから見てくださいね

内容とか

桜花が咲く夜に…太志郎くんとクラフトビール。ネームレス…というか名前を表記しない形で書いていますが夢主は恋のつぼみのあの子です。
とにかくファットさんが書きたいサイクルの時に書いたので、さらっと書けてしまいました。
三月下旬の、一斉襲撃作戦の前のおはなし。個人的にはとても好きです。

ギムレットには早すぎる…プレマイとギムレット。同タイトルのお話が当サイトの短編にありますが、内容はかけらもかぶっていません。
前回のプロヒ夢本はかっこいい系の夢主でしたが、今回はややポンコツ系の夢主です。拙宅の夢主でいうと、マドンナリリーからダメンズ好きを抜いた感じのぽんこつ。（個人的には好き）
わたしマイク書きやすいみたいで、今回の本ではこの話を一番最初に書きました。

暁に走る…ホークスとハイボール。難産でした…ほんとう…。ホークス好きなんですよ。めちゃかっこいいよ…。
でも彼若すぎて息子の恋愛盗み見てるみたいな気持ちになっちゃうのよ。あとかっこよすぎるが故に前回の相澤君の時と同じで「ホークスはこんなことせん！」って私の中の見ろやくんが叫び出すのよ。
それでも頑張って私の思うかっこいいホークスを書きました。
私がよくやる手法なんですが、この話でも書き出しと締めの文をそろえました。そこはホに合いそうなかっこいい系にしたつもりで気に入ってます。

お酒はやさしい上燗で…相澤先生と日本酒。当サイトに掲載している「今夜、黒猫亭で」と続き。もちろん単独で読めます。
相澤先生はさりげない優しさを示せるかっこいい大人だと思っているので、ああいう話になりました。
今回は比較的さらっと書けましたね。やさしい澤が書けて楽しかったです。

百花の魁…エンデヴァーと冷酒。こちらも難産でした（笑）ホークスの次に時間かかったかも。
えんじすごく好きなのに毎回苦心する…なんでだろう…と思ったけどあれだ、悲恋にするしかないからだ。
ヒーローに不倫させるわけにはいかないので…自分の家庭があんなになっちゃってるのに他の女と幸せにするわけにはいかないので…と思うとハピエン厨の私は…筆が……遅くなってしまう。
悲恋なんですが、書き出しと締めの文は結構気に入ってます。

高貴なる腐敗…塚内くんと貴腐ワイン。
塚内くんってけっこう率直なタイプなんじゃないかな、って思うんですよね。で、誠実。
そのイメージで書いてみました。初めてのわりには苦労せず書けた感じです。さらっと楽しく書きました。
わりと好きな話です（っていうか、私自分の書いた話ぜんぶ好きだよね…）

モスクワのラバに蹴られて…オールマイトとモスコミュール。タイトルなんやねんって感じですね。あとオールマイトは下戸なのでモスコミュールとよく似た別のものを飲ませているんですが、まあ、読んでください。
さらっと書いたわりに気に入ってます。とても（笑）
私が書きがちな、バーでオールマイトと出会うお話です。

なんだかんだで苦しみながらも楽しんで書き上げました。
お手にとっていただけたら嬉しいです。
プロヒ夢本の3作目もまたどこかで出せたらいいなあ。

表紙のイラストとデザインはしま様にお願いしました。スタイリッシュな表紙をありがとうございました。