2019/02/24 発行 穹の箱船 夜の紅鏡
HARU COMIC CITY 24・どうやら出番のようだ16! 発行「穹の箱船 夜の紅鏡」

原作とのずれが前々から気になっていた「天海の銀 地上の黄金」の続きです。
十二国記みたいなタイトルで申し訳ない。
「天海の銀 地上の黄金」の続編なので、雰囲気を合わせたかったんですよね。

今回はサイト番外編で原作からずれてしまった部分を修正し、「神野」の描写を含んだ短編を一話入れました。
書き下ろしが一万文字以上ありますので、けっこう読みでがあるんじゃないかと。(……なかったらごめんなさい)
おまえ何度神野を書けば気がすむんだ、って感じですが、同じ場面でも夢主が変わると感じ方や受け止め方も違って当然なので、それぞれをきちんと書いていきたいんです。同じ人間が書いているので似通ったものにはなってしまっているかもしれませんが、各夢主の感じ方の違いみたいなものがちゃんと表現できていたらいいなぁ…と思います。

こちらに収録したのは「天海を渡る月の船」から「覚悟を秘めた白妙の」まで。
「平和の遺伝子」は原作時間を追い越してしまっているので、今回は外しました。
夢本で修正した部分は何年かしたらサイトにUPするかもしれないし、しないかもしれないです。
正直とても掲載したい。でも、まだ悩み中。(有料頒布した本を誰でも読める形でwebにあげるのはちょっと抵抗があるのです…逆はそれに納得した方だけが手に取ってくださっていると思うのでいいんですが)

余談になりますが、穹の箱船は月の比喩。紅鏡は太陽の別称です。
「天海の銀 地上の黄金」の隠しテーマが「月と兎」だったので、続編は「月と太陽」にしてみました。

余談その2 ずっとお休みしていた和のお稽古を昨年から再開したのですが、現在、ご縁あって業界内でも巨匠、重鎮と名高い大先生に師事しております。
なんでここでそんな話をするかっていうとですね…その大先生、このシリーズの家元のモデルにしちゃった方なんですよ。
芸術性の高い大胆かつ繊細な作風と、ご本人の静謐で厳格そうな雰囲気から厳しい方だと思い込んでいたんですが、実際教わってみましたらですね…あの…めちゃめちゃお茶目で優しくて気品ある老紳士でした。勝手に怖い人にしちゃってすみません、先生。
この話の家元がサイト掲載時よりやわらかい感じになったのは、この先生との出会いがあったからかもしれません。

本の体裁とか。
今回もカバー付き文庫にしました。
うちで100P以上の本を出すなら、これからはできるだけこの形でいきたいなぁ。
印刷はコミックモールさんにお願いしました。
使ってみたい本文用紙(ライト書籍用紙クリーム)があったんですよ。
作ってみて、やっぱり薄くてめくりやすいと思ったので、厚手の本を作るときは次もこちらでお願いしようと思いました。

本体表紙は大好きなペルーラです。
暗い色をかけると目立たなくなっちゃいますけど、さりげないキラキラ感がね、好きなんですよ。
表紙カバーはマシュマロ。トワイライトPPをかけてます。暗い色にかけたトワイライトPPで宇宙感を出したかった…。
こちらの本は「最速の神絵師」こと、ゆきさんに手がけていただいたのですが、ゆきさんの優しいイラストがトワイライトPPのギラつきをソフトに見せてくれて、とてもいい感じになったなぁと思います。
素敵なイラストを描いてくださったゆきさんに感謝!

BGM
菅田将暉「ロングホープフィリア」
あとはいろいろ。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
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月とうさぎ