『弦一郎、筋トレ?』
「ああ。来るか?」
『手伝う』


「そういうことで真田に名が座ってんだな」
『すごいよね、おおよそ50キロを背中に乗せて腕立て伏せ』
「佐助くんと比べれば重いがこれくらいで根を上げるか」
『ちょっと、小学生と比べないでよ。ブン太と代わろうか?』
「いや、いい。腰を痛める」
「ハッ!?ダイエットして今は名と変わらないぜぃ」
『ウソ!デブって言えないの!?』
「すげぇだろぃ?」
『どうしよう。テニス辞めてからちょっぴり肥ったんだけど』
「デブ」
『ムッ。コート入れデブン太』
「スリムだっつてんだろ!」
「煩いぞ貴様ら!」