つり目の生活me
▽2020/05/27(Wed)
mo 更新して思い出した
ネオンの話を少し書いたけれど、私はレトロなネオンがとても好きで
某所に、「玉の肌石鹸」という電車の車窓から見ても十分に存在感を放つ、大きな看板があった。
レトロなネオンの界隈(?)の中では、わりと有名な名看板(名ネオン?)のようで、私はたまたまそれを電車に乗っていた時に見つけたのだけれど、
今の職場の一つ前に働いていたバーが、とても辛かったのを覚えている。
店長とどうにも折合いがつかず、仕事は夜から始まりは朝に終わる。それは今も変わらないのだが、今よりもずっと辛かった
酒を抜くためも含めて、しばらく歩いてから電車に乗り、それから暫く揺られてぐるぐると回る。
窓から景色をただただぼーっと眺めて、何も考えずに、ただずっと外の景色を目に映す
そこで見つけたのが、その「玉の肌石鹸」のネオンだった
何故かは分からないけど、強烈に惹かれた。
それからは、自分の降りる駅をずっと過ぎるのに、毎日取り憑かれたようにそのネオンを見に電車に乗った。何時しか、そのバーを辞めて、しばらく電車に乗ることが無くなった。
そして今の職場で働くようになってから、また電車に乗る生活が始まり、
虎さんの店舗にヘルプで行った時、初めて虎さんと出会った。
何となく、ふと思い出して、ヘルプ終わりまだ暗い朝の時間
私はその看板に直接会いに行こうと思った。
何時間も歩いて、気付けば陽は完全に昇っていた
場所が分からず同じ道をぐるぐると歩き回ったり、反対側に行ってしまったりと見事な方向音痴ぶりを発揮したのだけれど、ようやく辿り着く事が出来た
と、思いきや、その頃にはその「玉の肌石鹸」のネオンは取り外されていたのである。
ああ、もう少し見ておけば良かった。あの頃、何も無くても電車に乗って見に行けば良かった、と後悔に立ち竦むも、何も無い看板の跡地でも何となく愛おしかった。
そして翌日、虎さんにこれこれこうで……と事情説明をしたら、「阿呆だな」と笑われたのを覚えている。
「ちゃんと調べてから行けばいいのに」
ごもっともです。
だけど、その初期のエピソードを鮮明に思い出してしまうから、今でも玉の肌石鹸のネオンは私の大切な思い出なのです。
ちなみに、その取り外された玉の肌石鹸のネオンは、今は本社に飾られているそう。
ネオンと言っても某所に飾られていた時は、東日本大震災以降光る事は無かったようで、私も光っている所は一度も見た事が無い。が、今は本社で夜には明かりが灯っているとかいないとか……。
今度は本社に、またあのネオンに会いに行こう
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