つり目の生活
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▽2020/10/22(Thu)
箱根温泉旅行に行ってきました
18日、虎さんと休みを作って、箱根温泉旅行に行ってきました

私にとっては初の箱根であり、温泉旅行なのだけど、虎さんはご友人達と数年に一度行ってたのだとか。
何回かぶっちしてる、と聞いたけど、成程と思わざるを得ない時間をこの後過ごすことになる(良い意味で)

仕事終わり、完徹でそのまま身支度をして、久しぶりに私服でしかも朝から一緒に出掛けるという事にまず大興奮。
電車を調べて乗って、約二時間の電車の旅は、私にとっては幸せな二時間だった。
虎さんは、少しばかり疲れてるようだったけど、それでも二人で時々車窓の景色をボックス席から眺めて綺麗だね、富士山見えるんだねと話しながら揺られていたのはとても良かった。

田舎の話を少ししたり、これからの箱根温泉旅行に胸を弾ませながら、電車内でずっと私達は手を握っていた

駅に着いてから、しばらくまだご友人方が遅れて合流できないとのことで、二人で先にお土産通りのような大通りを歩いて色々観ていた。
美味しそうな蕎麦屋さんだったり、お土産売り場のお店はちゃんと活気づいていて、コロナなんてどこへやらと言わんばかりの人混みだった。
本来は褒められることでは無いのかもしれないけど、私はその人混みに安心したのだった

さらに一時間以上遅れるとの事だったので、時間潰しに最初に見つけた駅のすぐ下の喫茶店に入る。
煙草も吸えるしね、と入ってみると、中は誰もお客さんが居なくて、私達一組しか居なかった。
貸切だね、なんて話しながら、愛想のいいおばあちゃんの店員さんに注文をして、珈琲やパスタを食べた。

その時間があまりにも美しすぎて、愛おし過ぎて、恋人は改めて美しいなと思った。
煙草を吸う虎さん、珈琲を飲む虎さん、何をしてても絵になるようで、ついつい見惚れてしまう。

写真をこれでもかと撮りまくり、私のLINEのアイコンや背景写真、待受まで全て彼の写真だ。

一方的に喋り続ける私を、煙たがらずに彼は静かに聞いてくれた。

その後、ご友人方と合流、初めましての挨拶も程々に、カップル毎に目的地に進むような感じだった。
とはいえ、道中一緒なのだけど、殆ど皆パートナーにしか興味が無い、またそんな話しかけないと言った感じで、なるほどこれは独り身で来たら辛いわね、と笑った。
虎さんもようやく、私を連れて行けるようになったんだなと、私で良かったのだろうかと、少し不安になりながらも、リラックスした状態で、かつ少し嬉しそうにしてる虎さんの表情を見て安心した。

温泉は混浴ではなく、男女が分かれているお風呂で、私は初めましての彼女さんや奥さんと裸の付き合いから始まることになる。笑

けど、そんなに気にすることも無く、あっという間に打ち解けて色々話してくれた。

けど、また合流すると殆ど彼女らは話さず、虎さんが帰りに「皆やっぱり亭主関白なんだ」と話してくれた。

でも、皆虎さんに似ていた。

パートナーが大事で大事で、愛おしくて仕方ないという感じが溢れ出ているけど、どこか亭主関白な感じ笑
そして相手側の女性陣も、普通に甘えるだろうしベタ惚れなのだけど、どこかやっぱり、強い。
強くて、ちゃんと相手を受け入れる強さをしっかり持っている。

そんな印象だった。

朝の景色も良かったけれど、帰り際の夕暮れ時の景色が一番美しかったと思う。

黄金色の木漏れ日が、山々を照らして、緑をも彩が変わってしまうような、そんな綺麗な夕暮れだった。

また来たいな、と思った。


お土産を買って、最後皆で小田原で居酒屋をハシゴして解散した。
非日常のような、それでいて当たり前かのような、ああこれが違和感が無いということなのだなと思った。
虎さんと一緒だと、本当に何もかもがすっと馴染んでしまうから、やっぱり運命の人なのだろうなと何度だって確信してしまう。

帰りの電車で、私達は爆睡してたけど、ちゃんと乗り過ごすことなく地元の駅で降りて、日高屋に寄って締めのラーメンを食べた。

今度は二人で、混浴の旅館に泊まろうねと話をした。


幸せな、幸せな一日だった。


早く結婚したいものです、




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