細やかな設定群

○凌玖の作った形だけの火焔の墓の話 (ツイートの引用)
奴隷上がりの凌玖、死者を弔う手段として墓って文化があるのをどこかで知ってアジトの裏庭の隅とかにひっそりと火焔のお墓を作っていたりしそう 遺骨も遺品も何もないけど形だけ真似て 上手く前を向けるようになるまでは毎日通って手を合わせて 泣くときもあって

そんな姿はヒガンとかカルミアとか蜜さんとかには見られてて まだ塞ぎ込んでてまだ表に出る感情も乏しい頃で 詳しい事情も何も知らないし寄り添うことはできないけど静かに見守ってくれてて


今も時々手を合わせにいくけど 昔はただ謝罪の言葉ばっかり口にしてたけど段々と変わってって 今は楽しかったこととか嬉しかったこととか時には軽い愚痴なんかも話すようになって お前の分もこんなに幸せに生きてるからって心配すんなって報告をしてるのかなって

壱琉も多分墓の存在は前から気づいてて 凌玖から話を聞いてからは壱琉も一緒に手を合わせに行ってるんだろうな 顔も何も知らないけど凌玖の親友だからせめて弔いはしたくて って気持ちで最初はいたけど凌玖が楽しそうに話をする姿を見て自分も同じように幸せですって姿を見せたいって風に変わってたり

今でも凌玖は墓の前では泣いちゃうこともありそうだけど昔と違って今の楽しい話をしつつ火焔を思い出して浮かぶ涙で泣き笑いで ここでだけなら許されるかなって気持ちで 壱琉もそのときに限っては泣いててもそっとしておいてくれてる