毒リンゴはいかが?
ぎ、とベッドが悲鳴をあげた。両手を頭の上で固定された神田はろくに抵抗することもできず、ベッドに仰向けに倒れこんだ。
「っテメ、このノア野郎!」
戦闘で乱れた漆黒の髪が白いシーツの上に広がる。団服は破れ、上半身を覆うものはほぼ何もない状態の神田を視界にいれ、ティキは舌舐めずりをする。
「壊してやるよ、神田ユウ」
「チッ」
腕が使えないのなら足で、と神田は体を捻って蹴りを繰り出すも簡単に止められる。
「イタダキマス」
ティキは神田の口に親指を突っ込む。そうして神田が口を閉じられないようにしてから唇に噛みついた。
「っ」
舌を噛み切ることもできずに神田はもがく。与えられる感覚に意識を持って行かれないように抵抗を試みるも、いつの間にか体をはっていたティキの手が下着の中に入ってきて体を強張らせた。
「どう? ノア野郎に犯されそうになる気分は」
ちゅ、と上唇を吸われる。
「最悪だ…!」
「それは良かった」
ティキはまったく反応のしていない神田のそれを巧みに扱く。動きに合わせて神田の口から時に息が漏れるようになり、それに気をよくしたティキは笑みを深めた。
「ノアに感じさせられてんの? エクソシストが」
「だま、れ」
はあ、と呼吸の為に上下させている胸の突起に舌をはわせると、神田の体はぴくりと反応する。下唇を噛んでせめて声を出すまいとしている姿が気に入らなくて、ティキは突起を強めに吸いあげた。
「っあ、ぁ」
控えめながらも声が出て、神田はしまったと顔を赤くし、ティキは笑う。
「エクソシストも、やっぱり人だな。 しょうがねえよ、快楽を拾うようにできてるんだからさ」
最初はあまり反応を示さなかった神田のそれも、長い指が弱点を探るように扱く度にぐちゅぐちゅと水音を立て始めるようになる。
「ん、くっ……!」
快楽からどうにかして逃げようと今なおもがく自分の下のエクソシストを見て、ティキはもう笑うことをおさえきれない。
「ははっ、もう逃がさないよ。お前」
お前はこのノア野郎に犯されるの。神田はそれでも、諦めようとはしなかった。
「っクソ、が…あ、っあ、ん」
しんでもたまるか。神田は荒い息をあげながらティキを睨みつけた。