夕食を済ませ、ふたりでのんびりとソファで寛ぐ
何気なくテレビを付けたら映画をやっていた
所詮ラブロマンスと言われるもので女子が好きそうな内容だった

「女の子ってなんでこういうのが好きなんだろうね」
「さぁ……」

涼しい顔で見てる彼に悪戯したくなってちょんっと指をつつく
ピクっと反応して真っ赤になる

「な、なんですか……」
「君を見ていたら悪戯したくなっちゃって」
「僕じゃなくて映画を見てくださいよ」

自分で付けたんだから、と怒られてしまった

「ねぇ」
「……なんですか」
「もしかして照れてる?」
「…………馬鹿じゃないの……」

耳まで赤い
やっぱり
実は映画の内容が恥ずかしくて照れていたらしい
シーンはちょうど自分たちと同じようにソファに座り、手を繋いでじゃれついている所だった
いいなぁ、と思い彼の手を握る
振り払われないってことは彼も同じ気持ちなのだろうと受け取る
1本1本、指を絡めていく
そのままゆっくり覆いかぶさり唇を重ねる
舌を絡めれば彼が先程摘んでいたチョコの味がした
あぁ、甘いなぁ


back top