沢田綱吉夢主

朝凪月乃

(あさなぎ・つきの)

ジャンル:家庭教師ヒットマンREBORN!
お相手 :沢田綱吉(恋愛)
年齢  :14歳
身長  :155cm(+厚底ヒール7cm)
死ぬ気の炎:大空
武器  :魔法少女の杖(主な使用方法は殴打)
ICV  :坂本真綾
一人称 :ぼく(通常時)、わたし(回想時)、ライブ中は「ぼく」「ぽき」を中心にコロコロ変える。

「……ぼくって、何のために「かわいい」って言われたかったんだっけ……? もう、何もわかんなくなっちゃったな。はぁ、死にた……」

 沢田綱吉の隣の家に住んでいる少女。小学校までは彼とともに行動していたことが多かったいわゆる幼なじみだったが、中学に上がると同時に綱吉の前に姿を現さなくなり不登校になった。現在は並盛のライブハウスを中心に活動する地下アイドル「パピヨン・ノーチェ」のセンターを務めている。
 ボンゴレの同盟ファミリー「ファルファッレファミリー」の次期ボスであり、両親も同ファミリーに所属しているマフィア。母親は当代ボス。沢田家の隣に住んでいるのもその縁。
 彼女自身は、綱吉と同じようにマフィア関係のことは聞かされておらず、両親のことも「海外出張の多い仕事をしている」とだけしか聞いていなかった。綱吉の家に預けられることが多かったのもあって、彼とは普通の幼なじみよりは親密な関係だった。

 元々は自分に自信のない引っ込み思案な性格だったが、不登校だった間に1年ほど付き合っていた不良から受けた扱いによって、認知の歪みやネガティブ思考が激しいいわゆる「メンヘラ」になってしまっていた。今の月乃は、交際初期に元カレから言われていた「かわいい」という言葉に固執するようになり「かわいくない自分に価値はない。だから常にかわいくいなければならない」と本気で思っている。元カレから暴力を振るわれていたのもかわいくなくなった自分が悪いという思考に陥った。
 現在は他人から「かわいい」と言われたい(もっと言えば愛されたい)欲だけがとても大きくなっており、手早くそれを手に入れられる「地下アイドル」を始める。

 並盛の不良に絡まれていたところを黒曜中の生徒(六道骸の一味の人間ではない正式な黒曜生)に助けられ、そのまま彼と付き合うことになる。しかし彼はとんでもないDV男のうえに浮気性で、さらに過度な束縛も日常茶飯事だったため、ついに限界が来て別れを切り出した。不登校になったり、それまでの月乃とは正反対のギャルのような容姿になったりなどは、すべてこの彼氏の指示や好みに合わせたもの。

 別れ話を切り出した際に彼氏から暴力を振るわれていたところを六道骸一味に助けられ、そのお礼として骸の命令を聞いていた。と言っても犬や千種などのように人を傷つけるようなことは指示されず、もっぱらボンゴレのボスとその守護者についての質問をされたり情報収集に駆り出されたりなど、いくらか軽微なものばかりだった。
 このときはまだマフィアもボンゴレも知らなかったが、黒曜編終了後にリボーンから説明を受けて彼女も戦いに身を投じていく。

 ファルファッレファミリー初代ボスの転生者。とは言っても覚醒が本編中であるため全く自覚はなく、時折夢で見る記憶も「絵本を見ているような感覚」で前世の彼女と自分は別人としか思えないままだった。