PT友情夢主(前世)

サラスヴァティ


年齢 :人間なら20代後半
身長 :186cm
ICV  :豊永利行
一人称:僕


「学問も芸術も、人がいるからこそ成り立つものだ。人の間を流れ流れてかたちを成していく……人間――地上もその流れの中にある。それを壊すことなんて……、僕にはとてもできなかったんだ」

 ラウリスの前世である、芸術・学問・知恵の神。元ラティオ軍だったが、自軍の考えと自分の考えにズレを感じ、それを許容できなくなったためセンサスに寝返った。得た知識や知見を、きちんと活かすことのできるオリフィエルにとても強い憧れを抱いており、実際に彼に頼み込んで弟子入りしている。オリフィエルの一番弟子であり、ヒンメルの兄弟子。
 彼の司る「芸術・学問・知恵」は人々の間でこそ培われるものであり、地上人もその流れにあると考えている。その関係で地上人が好き。さらに世話好きな性格でもあり、後述の理由によりそれに拍車がかかった。「他人の世話を焼く」ことを自身の生きる意味とし、その行為が精神的支柱となっている。

 ルーナという月の女神の恋人がいたが、激化するラティオとセンサスの戦乱により亡くしている。以降は彼女の「貴方は生きて。絶対に自殺だけはしないで」という言葉に囚われながら生きることとなった。

 ラティオ軍の将としても名が通っており、元老院からも下賜品をいくつか贈られている。そのうちの一つが双子剣と言われている一対の剣「カンショウ・バクヤ」であった。この剣はバルカン作であり例に漏れず意思を持ち、デュランダルの兄姉にあたる。

 センサス軍にて見かけた精霊の少女(よその子)の言動に危なっかしさを覚え、アスラに直談判して彼女が率いる小隊に入隊する。ラティオでの戦績から、アスラの計らいにより副隊長に任命された。