チャプター2
◆チャプター2「それは涙か、それとも嵐か」異界深度6
【状況説明】
状況を理解するよりも前に、貴方達二人はその波に呑まれてしまいます。
体が浮かび、足場が失われます。さっきまで明るく照らしていた太陽は分厚い雲の中に、隠れてしまいました。
波は見た目よりも激しく、まるで渦潮のように貴方達を捉えます。
手と手が遠く離れ、このままでははぐれてしまいそうです。
【判定】
「安全な岸まで泳ぎ渡る」難易度:6
両方成功
→偶然近くに見つけた岸に二人でたどり着くことができます。
一度離れた手も、岸の上でまた交えることができるでしょう。
片方のみ成功
→成功した一方は近くの岸辺にうまく辿り着くことができました。しかし、もう一方がそこにはいません。
目を見張ると、失敗した方がまだ波に翻弄されている姿が見えます。
成功した一方が手を引くと二人は難なくその岸辺にたどり着くことができます。
しかし、失敗した一方の耳に残るのは図書館で聞いた声ばかり。大切な「貴方」の声が遠く聞こえてしまうのでした。
失敗した方のフラグメントボックスから、フラグメントを1個選び、「忘却」にチェックを入れます。
次に、フラグメントを「変異:耳鳴り→貴方の声が遠い。ないはずの声が聞こえて、耳がぼんやりとする。」に変異させます。
両方失敗
→二人はうまく岸辺を見つけることができません。
やがて波は大きくなり二人の意識も奪うのでした。
気がつくと二人は岸に打ち上げられていたようです。振り返るともう一方の姿が目に入ります。
安心する二人ですが、その耳には声が遠く聞こえます。耳に水でも入ってしまったのかもしれません。しかし、それにしては奇妙なことに、脳裏に「図書館で聞いたあの声」が木霊するのでした。
二人はそれぞれのフラグメントボックスから、フラグメントを1個ずつ選び、「忘却」にチェックを入れます。
次に、フラグメントを「変異:耳鳴り→貴方の声が遠い。ないはずの声が聞こえて、耳がぼんやりとする。」に変異させます。
【RP指針】
明るかったはずの空は黒く、絶え間ない雨を降らせます。
美しく大きな森もどこかに身を潜めてしまいました。
間違いなく、先ほどとは違う場所だと。そう思うでしょう。
荒れ狂う海の渦は、引き離さんとばかりに二人を襲います。二人の伸ばした手が、離れ、触れ合う瞬間もあるでしょう。失敗した方はうまく聞こえない耳に打ちひしがれることもあるかもしれません。
【結末】
疲弊した体に鞭を打ち歩みを進める二人の視界の先には、
やがてそれはそれは大きな船が見えました。
遠くからではよくわかりませんが、船は岸辺に橋を渡しているようです。そこから伸びる長く大きな列が、「あの船に乗ろうとしている」のだということは誰が見ても明らかです。
船に近づくと、そこには「雄雌一対」となった動物たちが船に乗り込む姿がありました。
文学に明るいPCがいれば、「ノアの箱船」を思い出してもいいでしょう。荒れ狂う天候も、大きな船も、いつか何かで見た「ノアの箱舟」の描写とそっくりです。
船の上に立つ「ひと」はにこやかに「それら」を迎え入れ、貴方達が乗る意思を見せればそれに応じてくれるでしょう。
(もし、乗るかどうか迷っているようであれば、シフター側から船に乗ろうと勧めてあげてください)
【手を繋ぐ】
奥に見える船も、呑み込まれていたはずの海も、自分が立っている岸辺もまるでハリボテのようです。
少なくとも現実の景色には見えません。
しかも降りしきる雨に少しの「人の体温」を感じます。
女性の声は未だ頭に響き続け、
「ねえ、置いていかないで」「一人にしないで」「物語ならここにもあるでしょう」と貴方達を引き留めようとします。
【状況説明】
状況を理解するよりも前に、貴方達二人はその波に呑まれてしまいます。
体が浮かび、足場が失われます。さっきまで明るく照らしていた太陽は分厚い雲の中に、隠れてしまいました。
波は見た目よりも激しく、まるで渦潮のように貴方達を捉えます。
手と手が遠く離れ、このままでははぐれてしまいそうです。
【判定】
「安全な岸まで泳ぎ渡る」難易度:6
両方成功
→偶然近くに見つけた岸に二人でたどり着くことができます。
一度離れた手も、岸の上でまた交えることができるでしょう。
片方のみ成功
→成功した一方は近くの岸辺にうまく辿り着くことができました。しかし、もう一方がそこにはいません。
目を見張ると、失敗した方がまだ波に翻弄されている姿が見えます。
成功した一方が手を引くと二人は難なくその岸辺にたどり着くことができます。
しかし、失敗した一方の耳に残るのは図書館で聞いた声ばかり。大切な「貴方」の声が遠く聞こえてしまうのでした。
失敗した方のフラグメントボックスから、フラグメントを1個選び、「忘却」にチェックを入れます。
次に、フラグメントを「変異:耳鳴り→貴方の声が遠い。ないはずの声が聞こえて、耳がぼんやりとする。」に変異させます。
両方失敗
→二人はうまく岸辺を見つけることができません。
やがて波は大きくなり二人の意識も奪うのでした。
気がつくと二人は岸に打ち上げられていたようです。振り返るともう一方の姿が目に入ります。
安心する二人ですが、その耳には声が遠く聞こえます。耳に水でも入ってしまったのかもしれません。しかし、それにしては奇妙なことに、脳裏に「図書館で聞いたあの声」が木霊するのでした。
二人はそれぞれのフラグメントボックスから、フラグメントを1個ずつ選び、「忘却」にチェックを入れます。
次に、フラグメントを「変異:耳鳴り→貴方の声が遠い。ないはずの声が聞こえて、耳がぼんやりとする。」に変異させます。
【RP指針】
明るかったはずの空は黒く、絶え間ない雨を降らせます。
美しく大きな森もどこかに身を潜めてしまいました。
間違いなく、先ほどとは違う場所だと。そう思うでしょう。
荒れ狂う海の渦は、引き離さんとばかりに二人を襲います。二人の伸ばした手が、離れ、触れ合う瞬間もあるでしょう。失敗した方はうまく聞こえない耳に打ちひしがれることもあるかもしれません。
【結末】
疲弊した体に鞭を打ち歩みを進める二人の視界の先には、
やがてそれはそれは大きな船が見えました。
遠くからではよくわかりませんが、船は岸辺に橋を渡しているようです。そこから伸びる長く大きな列が、「あの船に乗ろうとしている」のだということは誰が見ても明らかです。
船に近づくと、そこには「雄雌一対」となった動物たちが船に乗り込む姿がありました。
文学に明るいPCがいれば、「ノアの箱船」を思い出してもいいでしょう。荒れ狂う天候も、大きな船も、いつか何かで見た「ノアの箱舟」の描写とそっくりです。
船の上に立つ「ひと」はにこやかに「それら」を迎え入れ、貴方達が乗る意思を見せればそれに応じてくれるでしょう。
(もし、乗るかどうか迷っているようであれば、シフター側から船に乗ろうと勧めてあげてください)
【手を繋ぐ】
奥に見える船も、呑み込まれていたはずの海も、自分が立っている岸辺もまるでハリボテのようです。
少なくとも現実の景色には見えません。
しかも降りしきる雨に少しの「人の体温」を感じます。
女性の声は未だ頭に響き続け、
「ねえ、置いていかないで」「一人にしないで」「物語ならここにもあるでしょう」と貴方達を引き留めようとします。