チャプター3
◆チャプター3「多分、自分たちが主人公」異界深度7
【状況説明】
船に乗り込むと二人は「船特有の」揺れた感覚を覚えます。
それにくらりとしてか、あるいは瞬きか。一瞬目を閉じた二人の視界に広がったのは、船の内装ではなく広い広い草原でした。
あたりに動物はいません。最初に見た木もありません。どうやら全くもって新しい場所のようです。
青い空には白く大きな雲が浮かび、この場所をより幻想的に仕立て上げているようです。
先に進んでいく二人の目に、やがて大きな木が映りました。木には1つの木の実がなっており、その枝には蛇がうごめいています。
警戒するバインダーをよそに、シフターはぼんやりとした様子です。シフターの目線の先には蛇が写り、蛇に何かを諭されているのでしょうか。やがて、シフターはその木の実に手を伸ばしてしまいます。
【手を繋ぐ】
今回の景色もまた、ハリボテのようです。
ただし、そびえ立つ木や木の実はまるでイタリアの絵画のようで、その割に周囲の草原は雑な作りに感じます。
女性の声がまだ聞こえます。
「どうして来ないの?」「どうして来てくれないの?」「なんで来なくなってしまったの?」
さっきまでと違うのは、その声が貴方達に理由を問うようなものに変わったことでした。
(それとは反して、シフターが唆されている声は聞こえません。)
【判定】
「果実に手を伸ばそうとするシフターを止める」難易度:7
*シフター「果実に触れる前に正気を取り戻す」 難易度:7
二人とも成功
→バインダーの必死の訴えが聞いたのでしょうか。シフターが正気を取り戻し、その手を下ろします。
蛇もその様子を一にらみするとその場を去って行きました。蛇が何を言っていたのかは定かではありませんが、危機は去ったようです。
片方のみ成功
→バインダーの助けあってか、シフターが正気を取り戻します。しかし、それが遅かったのでしょうか。失敗した方の手がわずかに果実に触れ、その視界を歪ませます。
シフターのフラグメントボックスから、フラグメントを1個選び、「忘却」にチェックを入れます。
シフターが失敗した場合、フラグメントを「変異:頭痛→頭が割れるように痛い。目の前にあるものが、バインダーと誓った帰還が、失われていくような気がする」に変異させます。
バインダーが失敗した場合、フラグメントを「変異:視界がぼやける→果実を触ってから、時折視界がおかしい。突然、何も、見えなくなることがある」に変異させます。
両方失敗
→バインダーがシフターの手を止めようとしますが、どうやら遅かったようです。
シフターはその手に果実をとり、唇で触れてしまいます。その次の瞬間、シフターはその顔を歪ませ、その場に膝をつくのでした。
シフターのフラグメントボックスから、フラグメントを2個選び、「忘却」にチェックを入れます。
次に、フラグメントを
・変異:頭痛→頭が割れるように痛い。目の前にあるものが、バインダーと誓った帰還が、失われていくような気がする
・変異:幻覚→前が、よく見えない。あの蛇がこちらだと呼んでいる気がする。シフターはどこに、あの蛇はどこへ。
に変異させます。
【RP指針】
幻想的な場所で、ただ歩みを進めていきます。
ここまで絶えず聞こえてきた「女性の声」に限界を感じてすがりついてもいいかもしれません。
蛇からシフターに語りかける内容はバインダーには聞こえません。もし正気を取り戻した後、バインダーに聞かれた場合は以下の通り答えてあげても良いでしょう。
・自分が「イヴ」と呼ばれていた。
・この果実を「食べるよう」語りかけてきた。
・蛇の目を見ているとなんだか自分が自分ではなくなった気がして、手を伸ばしてしまっていた。
もし、失敗して、シフターが果実を口にしてしまった場合は、女性の声がより大きく、あるいはシフターを歓迎するような内容に聞こえてもいいかもしれません。
【結末】
判定の成否にかかわらず、その木はまるで役目を終えたように上部から崩れていきます。まるで灰のように、空に溶けるように姿を失う木は、唯一木の実を宿していた枝を残し、見る影もなく消えていくのでした。
もうこの場の危機は去ったはずだ、二人が歩みを進めようとすると、不意に足下に違和感を感じます。足下を見ると、どうやら先程の枝がツタのように枝を伸ばし、二人の足首を絡め取っていたのでした。
【状況説明】
船に乗り込むと二人は「船特有の」揺れた感覚を覚えます。
それにくらりとしてか、あるいは瞬きか。一瞬目を閉じた二人の視界に広がったのは、船の内装ではなく広い広い草原でした。
あたりに動物はいません。最初に見た木もありません。どうやら全くもって新しい場所のようです。
青い空には白く大きな雲が浮かび、この場所をより幻想的に仕立て上げているようです。
先に進んでいく二人の目に、やがて大きな木が映りました。木には1つの木の実がなっており、その枝には蛇がうごめいています。
警戒するバインダーをよそに、シフターはぼんやりとした様子です。シフターの目線の先には蛇が写り、蛇に何かを諭されているのでしょうか。やがて、シフターはその木の実に手を伸ばしてしまいます。
【手を繋ぐ】
今回の景色もまた、ハリボテのようです。
ただし、そびえ立つ木や木の実はまるでイタリアの絵画のようで、その割に周囲の草原は雑な作りに感じます。
女性の声がまだ聞こえます。
「どうして来ないの?」「どうして来てくれないの?」「なんで来なくなってしまったの?」
さっきまでと違うのは、その声が貴方達に理由を問うようなものに変わったことでした。
(それとは反して、シフターが唆されている声は聞こえません。)
【判定】
「果実に手を伸ばそうとするシフターを止める」難易度:7
*シフター「果実に触れる前に正気を取り戻す」 難易度:7
二人とも成功
→バインダーの必死の訴えが聞いたのでしょうか。シフターが正気を取り戻し、その手を下ろします。
蛇もその様子を一にらみするとその場を去って行きました。蛇が何を言っていたのかは定かではありませんが、危機は去ったようです。
片方のみ成功
→バインダーの助けあってか、シフターが正気を取り戻します。しかし、それが遅かったのでしょうか。失敗した方の手がわずかに果実に触れ、その視界を歪ませます。
シフターのフラグメントボックスから、フラグメントを1個選び、「忘却」にチェックを入れます。
シフターが失敗した場合、フラグメントを「変異:頭痛→頭が割れるように痛い。目の前にあるものが、バインダーと誓った帰還が、失われていくような気がする」に変異させます。
バインダーが失敗した場合、フラグメントを「変異:視界がぼやける→果実を触ってから、時折視界がおかしい。突然、何も、見えなくなることがある」に変異させます。
両方失敗
→バインダーがシフターの手を止めようとしますが、どうやら遅かったようです。
シフターはその手に果実をとり、唇で触れてしまいます。その次の瞬間、シフターはその顔を歪ませ、その場に膝をつくのでした。
シフターのフラグメントボックスから、フラグメントを2個選び、「忘却」にチェックを入れます。
次に、フラグメントを
・変異:頭痛→頭が割れるように痛い。目の前にあるものが、バインダーと誓った帰還が、失われていくような気がする
・変異:幻覚→前が、よく見えない。あの蛇がこちらだと呼んでいる気がする。シフターはどこに、あの蛇はどこへ。
に変異させます。
【RP指針】
幻想的な場所で、ただ歩みを進めていきます。
ここまで絶えず聞こえてきた「女性の声」に限界を感じてすがりついてもいいかもしれません。
蛇からシフターに語りかける内容はバインダーには聞こえません。もし正気を取り戻した後、バインダーに聞かれた場合は以下の通り答えてあげても良いでしょう。
・自分が「イヴ」と呼ばれていた。
・この果実を「食べるよう」語りかけてきた。
・蛇の目を見ているとなんだか自分が自分ではなくなった気がして、手を伸ばしてしまっていた。
もし、失敗して、シフターが果実を口にしてしまった場合は、女性の声がより大きく、あるいはシフターを歓迎するような内容に聞こえてもいいかもしれません。
【結末】
判定の成否にかかわらず、その木はまるで役目を終えたように上部から崩れていきます。まるで灰のように、空に溶けるように姿を失う木は、唯一木の実を宿していた枝を残し、見る影もなく消えていくのでした。
もうこの場の危機は去ったはずだ、二人が歩みを進めようとすると、不意に足下に違和感を感じます。足下を見ると、どうやら先程の枝がツタのように枝を伸ばし、二人の足首を絡め取っていたのでした。