Too cute to win.


べろん、と長く大きな舌で首から顎にかけてを舐められ、うとうとしていたディアフリートはハッと目を開ける。シルヴィアはもう一度、今度はディアフリートの頬をひと舐めしてから、彼が着ている部屋着の中に鼻を突っ込んだ。

「んぅ、シルヴィア…」

ふんふんと濡れた鼻を鳴らしながらディアフリートの腹をべろべろ舐めるシルヴィアを、ディアフリートは慌てて制止した。

「ん…ッ、今は…」

シルヴィアは服の中から顔を出し、不満そうな顔をつくった。シないの?とでも言うように。そのまま腹の上に顎を乗せ、きゅーんと鼻を鳴らし上目遣いになる。

「可愛すぎるよ…」

ふわふわとした毛並の頭を撫でながら、明日にしよーね、とシルヴィアに言い聞かせる。まるで本当に犬に躾をする飼い主のようだ。
しかし、シルヴィアはここで終わる狼ではない。
ディアフリートを愛嬌で説得することを諦めたのか、起き上がった勢いで掛け布団も跳ね除け、ディアフリートの唇にかぶりついた。

「ンちゅ、ん…」

始めはべろべろと唇を舐めるだけであったが、次第に呼吸が荒くなったディアフリートの隙をつき、口内に舌を侵入させる。

「は、んぅ…む、」

長く大きな舌は、乱暴に歯や硬口蓋をなぞり、奥まで進もうとする。

「し、る…♥は、やめッ…♥」

ディアフリートは伸し掛るシルヴィアを退かそうと腕に力を入れる。それに気づいていたシルヴィアは素早く体重をかけて更に奥へと舌を押し込んだ。ハッハッ、と荒い息が漏れるシルヴィアの口からは唾液が溢れ、ディアフリートの喉へと流し込まれる。

「ん、ぐ…♥ふ、ぅ♥」

そのまま硬口蓋よりも奥の、軟口蓋まで舌が押し進められると、ディアフリートの体は堪らず反応し、ビクビクと震わせた。
唾液の銀糸が引かれ、漸く口を解放されたディアフリートは、火照った顔にむっと怒ったような表情を見せる。しかし、その反面シルヴィアは狼らしくもない勝ち誇ったような表情をしていた。

「はぁ、はっ…♥もう…」

シルヴィアは、ディアフリートの下半身へと移動して部屋着のズボンをパンツごと銜えた。

「へ、」

器用にズボンとパンツを引き摺り下ろしたシルヴィアは、先程の獣のような、と言うか獣そのもののキスによって勃ってしまっていたディアフリートのペニスを見て、ディアフリートだってその気なんだろ、とでも言いたげな顔を彼に向けた。そして、露になったペニスをその大きな口でかぷりと包み込む。

「んあっ♥シルヴィア…っ…ん!…あ♥」

ペニス全体に長い舌をゆっくりと這わせたり、細い舌先をぐりぐり尿道口に突き立てる。

「ん、はっ…♥あっ♥ちょっ、と…待って……!」

やがてシルヴィアの大きな口がペニス全体を包み込んだ。

「待っ♥あッ♥やっ、やだ…ぁ♥」

びくびくと震えるペニスが口内で虐め抜かれる。ぐぢゅぐぢゅと音を立てながら舌はまるで生き物のように動き回る。

「あ゛♥も、ッあ♥シル、ヴィア…くち、はなしてッ…♥」

快感が背筋を上り、ディアフリートは腰を浮かせて揺らす。離して、と言いながらも体は勝手に快感を拾ってオーガズムへと向かおうとする。
ゆすゆすと腰を揺らすディアフリートをシルヴィアは促すように、更に激しく舌を動かしもぐもぐと口内で刺激する。時折掠める犬歯が、ディアフリートの快感を誘う。

「……っ♥♥ぁ゛あ……ッ♥あ゛っ♥あ゛っっ♥♥ ん゛、ぅうっ……♥♥」

びゅ…♡びゅぷっ♡びゅ…びゅ…♡♡

「ぁ…ぅ♥」

はー、はー、と荒い息遣いをするディアフリートのペニスをシルヴィアは毛繕いでもするかのようにべろべろと舐め、口に出された白濁と共に嚥下する。はっはっ、とイヌ科らしい息遣いをしながら、シルヴィアは再びきゅるんとした上目遣いを見せる。

「(うぐ…可愛すぎて…)」

この顔を見るとどうしようも無く、許してあげたくなってしまうのだ。

ディアフリートの表情から許可を読み取ったシルヴィアは、今度は上半身のスウェットを脱がしにかかろうとした。

「ん、いいよ…自分でやるから…」

両腕を上げて衣服を脱ぐディアフリートを眺めて、シルヴィアはそのふさふさした長い尻尾をパタパタと振る。ベッドの端に適当に脱ぎ捨てたディアフリートに、シルヴィアは待ってましたとばかりに正面から覆いかぶさった。所謂マウンティングだ。

「ん、ふ…」

ディアフリートはシルヴィアの下半身へと手を伸ばし、左手でペニスをすりすり♡と焦れったく擦り、右手は陰嚢を揉み始めた。

「ぐ、ぐるる…♡」

「ん、きもちい?」

カクカクと小刻みに腰を振るシルヴィアの姿は、雌を求める雄そのものだった。
とろりとした目でシルヴィアを見つめながら、やわやわと陰嚢を揉みしだく。シルヴィアの陰嚢は既にパンパンに張っており、期待汁がとろとろと溢れている。

「ふ、きゅ…♡ぐる…♡」

「出そう?」

射精を促すようにディアフリートの手が裏筋から先端までを擦った瞬間、シルヴィアのペニスから少量のさらさらとした精液がディアフリートの手のひらに吐き出された。

興奮が冷めないシルヴィアは、ディアフリートの体を裏返そうと鼻筋を擦りつけた。それを察したディアフリートは、くるりと体を反転させて四つん這いの状態になると穴にシルヴィアのペニスが突き立てられる。

ヌ゛ぢゅん♡♡

長く先端が尖ったペニスがディアフリートの胎内に抵抗無く入り込んだ。と、同時にシルヴィアはがくがくと激しく腰を振り始める。

「あっ♥あっ♥あ゛っ♥♥あっ♥♥んぁ♥♥ふ、うぅ゛う……っ♥♥」

激しい腰振りのせいでペニスはどんどん中へとずぷずぷ嵌り込む。挿入前より更に太く硬くなったペニスは、穴の縁から奥の腸壁までをごちゅごちゅと擦り、時折前立腺を突きながらディアフリートに痺れるような快楽を与えた。

どちゅッ♡ぶちゅッ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡

「――ッ♥――ッ♥――ッ♥あ、はぁ、う、うぅ゛う♥♥あっ♥あっ♥ひッ♥♥♥ぁ゛ふっ、ひ……♥♥ッお゛♥んんッ♥い゛っ、く……ッ♥♥」

「ぐ…♥」

後腔をきゅんと締めてしまい、シルヴィアの喉から快感による呻き声が洩れる。シルヴィアは本日二度目の絶頂に嬌声をあげて上半身だけベッドに沈みこんでしまった。
なんとか締めつけをやり過ごしたシルヴィアは、快楽で力が抜けてしまったディアフリートにお構い無しに、再び抽挿を始めた。先程の動きとは違い、明確に奥の奥に進もうとする動き。絶対に孕ませるという意思すら感じられ、ディアフリートの胎内はそれを受け入れるかのように開いた。

ごちゅ♡ぐ、ぐぷ♡ぬ゛ッぷん♡♡♡

「ふ、あ゛ッ♥…へ?」

尖ったペニスはいとも容易く奥深くの結腸に嵌りこむ。

「ひ、ぐッ♥ ……っ♥♥……っ♥♥…――〜〜ッ♥♥♥ぉ゛、ッあ……♥♥い゛ッ……♥♥ひっ♥ぅっ♥♥」

「ハー、ハー…ぐるるッ…♥」

ディアフリートの視界は真っ白になり、あの長いペニスが結腸まで入ったことを察した。陰嚢が尻にべちべちと当たり、ペニスが全て挿入りこんでいることも知れた。
絡みつく粘膜の感触にシルヴィアは腰を穿つことのみに専念する。
奥の奥まで挿入り込まれた高い体温のソレ、耳元で吐き出される熱い呼吸、ディアフリートも本能に従うことしかできない。

「ぃッ♥♥ひ、ぅ♥♥あ゛っ♥あ゛っ♥あ゛っ♥うう゛ぅう……♥♥はっ♥はっ♥…ひ♥♥は……、♥ふぁ……、ッ……♥」

「はっ、はっ♥ふ、♥」

「あ゛っ、あぁ……♥♥お゛ッ……♥♥……ッ♥♥ぁ…お♥♥ぅ゛…♥♥」

快楽の波の終わりを願って、ディアフリートは無意識に腰を振りたくる。

「ふ、ぅう゛、んッ、あ♥♥あ――♥♥♥♥」

結腸を犯され続け、三度目の絶頂を迎えたディアフリートのペニスからは精液が出て来ず、代わりに全身に快感の波が押し寄せた。がくがくとナカイキに体を震わせ、後腔はひくひくと収縮する。それに合わせてシルヴィアもディアフリートの体に自身を押し付けた。

「ふ、んグッ♥♥」

どびゅっ♡♡♡びゅるる♡♡♡びゅぷッ♡♡♡

どろりとした白濁液がディアフリートの中に大量に注がれる。それは勢いは無いがゆっくりとディアフリートの腹の中を満たしていく。脱力してベッドに伏せたディアフリートの体につられてシルヴィアもディアフリートの上に伏せて、シルヴィアの腹側とディアフリートの背中が完全に密着する。

「ぐるる♥クふ、♥はっはっ♥」

「ひッッ♥♥♥はーーっ♥はーーっ♥♥ん♥んぅう♥♥ふ、ぅう゛、んッ、あ♥♥あ――♥♥♥♥」

びゅっ…どぷっ♡びゅびゅー♡♡

「あ――♥♥♥♥……お゛ッ……♥♥」

「は、♥ふ、きゅ…♥」

十分から三十分、亀頭球によって抜くことができないということがディアフリートの頭から消え去っていて、ディアフリートは腰を動かして身を引こうとする。が、抜くことはできない。

「ひ、…ぐ♥あ゛ッ♥あ゛、あ……♥♥」

シルヴィアはディアフリートの体に体重をかけながらぴったりと密着し、出しているものを奥に塗りつけるように再び腰をゆるゆると振る。ディアフリートの腹の中からはぐちゅぐちゅと粘着した音が出る。結腸から胎内全てが満たされる感覚。

「んお゛っ♥ぅ゛……、ッうう゛……♥♥あ…くる…し…♥♥あ゛……♥♥……お゛ッ……♥♥ああっ、あ、あ♥♥」

「フー♥フー♥」

「ぁ゛ふっ、ひ……♥♥あ、はぁ、う、うぅ゛う♥♥」

ぷしゅっ♡♡ぷしゃあああ♡♡

「〜〜〜〜っっっ…♥♥♥あ゛…ぅ♥♥」

胎内の緩い抽挿と中出しの快感に身を震わせ、ディアフリートは腰を浮かせながらがくがくと体を痙攣させた。急に訪れた排泄感に我慢できず、ペニスからは無色透明の液体を吹きこぼしていた。
シルヴィアが射精し始めてから二十分ほどで漸く終わり、ディアフリートの腹は精液で満たされたせいで心無しかぽっこり膨らんでいた。全て出し切ったシルヴィアがずるっ…とペニスを引き抜いた瞬間、ごぼごぼと大量の精子がディアフリートの胎内から溢れ出る。

ごぷっ…♡どぽ…♡

「は、はぁ…♥しる…ゔぃあ…」

「わ、ふ、…♥」

ディアフリートが腹を撫でながら蕩けた顔をフリフリと尻尾を振るシルヴィアに向けたあと、そのまま意識を飛ばした。