「んぅ……?」
アルカディアは違和感で、目を覚ました。
腰に甘い痛みがあるのは、昨夜、恋人であるクラウディオに愛されたからだとして──。
まだ、下半身が繋がっている感覚がする。
アルカディアが身じろぐと、甘い快感が背筋を駆け抜け、アルカディアは微睡みから一気に覚醒した。
「っ!?」
繋がっている感覚がするのは、当たり前だった。
まだ、クラウディオのモノがアルカディアのナカに挿入っている。ぴったりと後ろから抱き込まれ、抜かずにそのまま寝ていたらしい。
しかも、クラウディオのモノはアルカディアのナカで質量を増していた。
「うそ…」
抜かなくては。
そう思ってアルカディアは腰を動かすと、ぐち、と下半身から水音がした。
「ひ、ぁっ」
昨晩、散々致したおかげで、ナカはまだ柔らかく、クラウディオのモノを簡単に受け入れている。
この状況をどうにかしようと、少し動く度に、背筋が震えるような快感が走った。アルカディアのモノもすっかり反応を示している。
「っ、っ……!」
声にならない声を上げ、アルカディアが快感に耐えていると、ごそり、と後ろのクラウディオが身じろいだ。
「アルカディア……」
アルカディアの名前を呟くと、クラウディオは後ろからぎゅうと、アルカディアを抱きしめた。ぴったりと密着されると同時に、クラウディオのモノも奥へと挿入ってくる。
「〜〜〜っ!も……、起きてる、でしょっ」
「ふふ。おはよう、アルカディア」
くつくつと笑っているクラウディオは、この状況をしっかりと把握して、なおかつ面白がっているようだった。
「くら、でぃお…起きたなら、抜いて……」
「抜く?冗談だろう。この状態で抜いたって、お互いに辛いだけだ」
クラウディオはそういうと、後ろからアルカディアを抱き込んだまま、腰を動かした。
「あっ、ぅっ…は、ぁ…ふ…♡」
クラウディオの熱い楔が、容赦なくアルカディアのナカを蹂躙した。後ろから前立腺をゴリゴリと突かれ、アルカディアの頭が、快感に溶けていく。
「あっ、ぁう、…ん、ぅ…♡だ、め、そこ……ぁ、っあ♡」
「ここ?」
「んやっぁっ、そこ、や、ぁっ…やだ…っ…♡」
「や、じゃないだろう。ほら、素直に気持ちいい、って言ってごらん」
クラウディオが腰の動きをゆっくりとしたものに変えた。じっくりとナカを穿たれ、アルカディアの身体はびくびくと震える。
「ひ、あっ、ぁんっ♡くらっ…ぃお…、きもち、い……♡ん…んぅ…、っあ♡」
「──可愛いなアルカディア。もっと鳴いてみろ」
甘く囁くクラウディオの言葉に、アルカディアは素直に従った。
「ひ、あ、ぁっ…♡くら、…でぃお…♡くらぃおっ……」
「っ、は……アルカディア…可愛いな、すごく」
可愛いと言われて、アルカディアのナカがクラウディオのモノを締め付けた。クラウディオが低い声を漏らして、アルカディアの身体を抱きしめる。
「あっ、あ、う…♡ん…んぅぅ……っ♡」
「っ……」
アルカディアとクラウディオは、同時に身体を震わせて達した。
「信じ、られない…朝から……」
「お前が可愛いのが悪い」
「クラウディオが挿れっぱなしなのが悪いの…」
「お前のナカは心地いいから、しょうがないな」
「……」
堂々巡りだ。
アルカディアは痛む腰を押さえながら、ベッドへと沈んだ。
「アルカディア。何か欲しいものは?水でも持ってこようか?」
流石のクラウディオも、少しは反省しているらしい。甲斐甲斐しく世話を焼いてくれようというクラウディオに、アルカディアは手を伸ばした。
「くらでぃお、キスして」
一瞬、きょとんとした顔を見せたクラウディオ。けれど、すぐさまその顔は笑顔に溶けた。
「──喜んで」